ハイスクール・フリート~海の防人達~   作:特殊作戦群

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翌日、天気が残念な事に雨となり外出は断念する事に。それと同時に優也は真霜と共に例のヘリ空母のデーターを見る事に。


第29話~視察&リラックスする二人~

海軍造船所

 

「ここか・・・」

 

休日にもかかわらず俺は海軍の軍服、彼女はブルーマーメイドの制服俺達は事前に連絡をいれ、例の新造艦の艤装状態を確認しに来たという名目上で艦を見に来ていた。

 

「失礼、身分証を」

 

ゲートでは一応制服を着ているとはいえ止められ互いに海軍・ブルーマーメイドの身分証を渡し

 

「失礼しました、准将閣下」

 

ゲートを警備している海軍の警備要員に敬礼され

 

「ご苦労」

 

一言いい

 

真霜さんと共に中に入る。そして中で海軍の案内が付き

 

「如月准将自ら視察に訪れるとは伺っていなかったもので、海軍の士官とブルーマーメイドの幹部が視察に訪れるとしか伺っていなかったものですから」

 

案内に言われる中

 

「この艦の発案は角松中佐が?」

 

伺うと

 

「はい、正確には角松中佐と梅津大佐のお二人ですが」

 

案内はいい

 

「ヘリは大体この大きさだと20から30くらいかい?」

 

尋ねると

 

「はい、准将。大体予備機を入れれば40と言った所でしょうか。その他に航空燃料に各種兵装などですね。」

 

案内は説明し

 

「自艦防衛用火器は定番かい?」

 

聞き

 

「ええCIWS×2にSeaRAM×2それに一応Mk41VLSですかね」

 

書類を持ち説明を受ける

 

「ちなみにVLSは対潜兵装用か?」

 

聞くと

 

「えっと・・・・・そうですね ESSM(短SAM)VLA(SUM)と任務に分けて入れ替えることができますが主にVLAがメインですかね」

 

説明する。

 

「なるほどな、僚艦に対空防御を任せて対潜ならばヘリと連携をとりつつ自艦のVLSを使うわけか」

 

納得していると

 

「ちなみに、随伴する艦は何隻ですか?」

 

真霜さんが言い

 

「はい、現状の計画ですとイージス駆逐艦2隻にイージス巡洋艦2隻この4隻が艦隊の前衛ですねそれに後衛が汎用駆逐艦が4隻内対潜警戒駆逐艦が2隻ですね、潜水艦も3隻付きます」

 

俺も聞いていたが

 

「随分と多いな、前衛4に後衛4洋上だけで8隻それに海中にも3隻か空母一隻の護衛のために駆逐・巡洋合わせて8隻海中の潜水が3隻合計11隻とは」

 

言い

 

「まぁそう思いますがまだ本決まりではありません。」

 

そういう中

 

「・・・・上に一応伝えてみてくれ、まぁ一応現在の海軍の状況を考えてみた上だが」

 

言うと直ぐに案内はメモ用紙を取り出し

 

「はい、准将どうぞ」

 

言い

 

「前衛はイージスを3隻内訳は駆逐2巡洋1、後衛は汎用駆逐艦が3隻内訳は汎用駆逐が2

対潜警戒駆逐が1の合計6隻、海中も潜水艦の数を2隻に変えるのもありだと思う。」

 

意見を上げてみる。

 

「ふむふむ・・・なるほどバランスが取れていますね」

 

メモをとりつつ言われ

 

「艦隊を何個作るかはこっちまで情報が来てないから分からないが一つの空母に護衛用の艦を多くつけすぎると通常時に支障が出かねないだろう」

 

言い

 

「ごもっともで」

 

苦笑しつつ言われる。その後も艦内を案内してもらい

 

「大きいな、格納庫だ」

 

「ええそうね・・・かなりの大きさだわ」

 

真霜さんも言い

 

「一応聞きたいのだけれど三重の安全装置はこの艦にも?」

 

真下さんが言うと

 

「ええ当然です、なんといっても「ヘリ空母」ですからね。どれほどの防御力があるかは機密事項ですので言えませんが、一応「魚雷の2~3発程度」では沈んだりはしませんと言わせて頂きます。」

 

自信満々に言い

 

「ほう・・・かなりの防御力だな」

 

俺も言った。一通り案内を受け

 

「本日は如月准将閣下自ら来て頂けるとは光栄でした、就役も間近ですので楽しみにしていて下さい。」

 

言い

 

「楽しみにしているよ、今日は忙しい中ありがとう」

 

「恐縮です」

 

礼を言い造船所をあとにし真霜さん宅に戻った。

 

 

真霜自室

 

造船所から戻ったあと制服から私服に着替え彼女の部屋でお菓子やお茶を飲みながら

 

「実際に見たけれども大きかったね、私達のインデペンデンス級なんか豆粒に見えてしまうくらいね・・・」

 

真霜さんは言い

 

「まぁ初めてヘリ空母を見たわけですし」

 

言い

 

「でも・・・この世界で「ヘリ空母」の出現は大きなことですよ。他国ではこぞって情報収集していのではないですかね。今までは海上での艦同士の戦闘でしたが日本はその何歩も先を行っている。それも空から航空機による攻撃を可能にした装備の開発に成功した、さらにあれを発展させれば揚陸艦にもなり得る、陸上兵力を第三国に移送する事も可能になる手段の一つになりえます。・・・・あまり手放しで喜べないのが本音ですね。日本は・・・日本海軍は地球の裏まで行って「戦う」道具をもってしまったのですから」

 

皮肉めいて言った。この世界に来る前に既に空母同士の戦闘を経験している俺からすればいい事などないからだ。

 

「やっぱりムズ痒いなぁ・・・准将なんて・・・・」

 

言い

 

「そうかな・・・若くても十分に能力があって実積も十分だと評価されている証拠じゃない」

 

真霜さんは麦茶を飲みながら言い

 

「貴方は十分に能力がある。人としても上に立つ人間としてもできている。でなければまず艦長職は務まらないわ。」

 

真霜さんは言い

 

「まぁでもせっかくの休みだしリラックスしましょ。」

 

そう言うと彼女は大の字になり俺も彼女に習い大の字になり寝転んだ。

 

「ふー・・・・落ち着く~」

 

普段から気を張っているなだけにこう言う周りを気にせずリラックスできるのはありがたい。言っていると

 

「貴方が居るだけで落ち着く・・・うん。」

 

真霜さんに言われドキッとするが自身にも思い当たり

 

「・・・・私もです・・・なんででしょうかね」

 

同じ仕事をし、所属は違えど立場を超えて互を理解できている。むしろ傍に居いるだけで落ち着くこの感覚をなんと言えばいいのだろうか?今まで抱いたことのないような感情があった。その数ヵ月後、「この世界で初」となる「ヘリ空母」が就役し世界が驚愕する事になる。




次回~第一機動艦隊~を予定しています。
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