ハイスクール・フリート~海の防人達~   作:特殊作戦群

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その日、俺の姿は洋上にあった。自身が指揮をとるイージス巡洋艦「はぐろ」も第1ヘリ空母機動艦隊の防空艦の一つとして編成されていた。


第30話~第1ヘリ空母機動艦隊~

その日、俺と真霜さんは新造艦ヘリ空母「しょうほう」の海軍引渡し並びに就役式典二参加していた。「しょうほう」は無事就役し配置は第一艦隊に配置され状況により、ヘリ空母機動艦隊を編成する事になる。予定としては二番艦、三番艦と年内に就役する予定との事だ。今日は艦の就役と処女航海のために集まったのだちなみに「しょうほう」艦長は秋津孝大佐、副長兼務航海長は新浪俊也中佐の二名だ。そして艦隊司令は涌井啓吾少将が勤める。

 

「大きいわね」

 

真霜さんは言い

 

「ええ、でもこの兵器が守りに使われるのか、殺戮に使われるのかは俺達次第と思っています」

 

言い

 

「そうね、この艦の就役で世界の海軍の戦力図が一変したといってもいいわ。攻撃型のヘリに対潜哨戒用に輸送用海軍の遠洋能力は飛躍的に向上したと言えるわ」

 

真霜さんは「しょうほう」を見て言い

 

「でもこの艦が日本をひいてはそれぞれの大事な物を守る為の切り札になるなら、」

 

何か言いたげだったが

 

「ううん何でもないです」

 

彼女は言うなか

 

「どうです、真霜さん視察ついでに「しょうほう艦隊」の処女航海に同行しますか?」

 

聞くと

 

「へ・・・・」

 

驚いた顔をし

 

「というか、各艦に一人づつブルーマーメイドの隊員が同行する事になってるんですがうちの「はぐろ」、真霜さんが担当なんですよね」

 

俺は言った。艦隊の防空体制の中に一枠あるイージス巡洋艦の枠が「はぐろ」なのだ。その他のイージス駆逐艦は「あしたか」・「いそかぜ」の2隻が随伴する。

 

「では行きましょうか?」

 

そう言い俺は「はぐろ」に真霜さんを丁重にエスコートする

 

 

イージス巡洋艦「はぐろ」CIC

 

「宗谷一等保安監督官に敬礼っ」

 

号令がかかり、驚く真霜をよそに俺も翼もかかとを鳴らし真霜に向き直り敬礼する

 

「おっと」

 

真霜さんも綺麗な返礼を返し

 

「艦長、総員配置につきました。」

 

副長高本中佐が俺に報告し

 

「本艦はこれより出航し所定の艦隊陣形を組む、僚艦の位置に留意しつつ配置に付く、両舷前進最微速」

 

命令しそれを高本中佐が復唱し航海長に伝わりゆっくりとイージス巡洋艦「はぐろ」は動き出す。そして同じく動き出したヘリ空母「ほうしょう」の前に位置ドリその両舷にイージス駆逐艦「あしたか」・「いそかぜ」が位置に付き

 

「艦長、「あしたか」・「いそかぜ」艦隊配置並びに速度同調完了、艦隊後衛も同様に問題ありません」

 

報告を受け旗艦の「しょうほう」に報告を入れる。

 

「「はぐろ」CICより「しょうほう」CIC、艦隊前衛予定の配置に付きました。問題ありません。」

 

報告し

 

「「しょうほう」CIC了解、このまま所定の航海を続行する。」

 

艦隊の陣形を無事に組むことに成功し

 

「ふぅ、各員一息入れてくれ」

 

無線で言い

 

「宗谷保安監督官にコーヒーでもお持ちしてやってくれ」

 

言い順調に進む航海を楽しむ自分がいた。その後ヘリを飛ばしてみての実際の戦闘訓練や被弾による艦の応急処置訓練{ダメージコントロール}など一通りの訓練を済ませその日は当海域で遊弋する事になった。士官室で夕食を取り

 

女性隊員に

 

「宗谷保安監督官の部屋に案内してやってくれ」

 

言い真霜さんの案内を任せる。これから俺達は夜通しで交代交代で海域で監視を行う。最初に俺は仮眠を取るために副長の高本中佐に任せ、自室の寝具に横になる。

 

「なんだろう・・・このデジャブ・・・嫌な予感が・・・・・」

 

裏腹に緊張の糸が切れ睡魔に襲われ目を閉じて行く。




次回~艦隊を狙う牙~を予定しています。
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