翌日
「さい・・・・・・・きて・・・・・い」
意識が覚醒に向かい目を開ける。
「あ・・・・おはよう」
目をこすりながら起き
「さてと、着替えたいんだがどこで着替えると良い?」
尋ね
「脱衣所使ってください」
栞菜さんに許可をもらい海軍の軍服に着替える。
「様になってます・・・・」
朝食をご馳走になる際に言われ
「ははは」
苦笑し
栞菜さんがテレビをつけると
「日本商船がホルムズ海峡付近で攻撃を受けたと一報が入りました。船の損害や乗組員の安否は等などの情報は入り次第逐一ご報告します」
現地キャスターが言っており
「はぁ・・・・大事になったな。」
俺はため息をつき、そんな事を言っていると
「ホントですね」
彼女もご飯を食べている。
「しかし、美味しいな・・・本当に。」
おかずなどを食べ
「ふぅ・・・さてと出勤しないとな」
そうこう思ってるとチャイムが鳴り
「あ、私でます」
彼女が出ると、予想どうり
「へ・・・は、はいいますお待ち下さい」
そう言い血相変えてくる。
「如月さん・・・・海軍の准将だったんですが!!!」
驚いてるが
「ごめんね、隠すつもりはなかったんだが」
そう言い玄関に向かいその後車内で
「ごめんごめん探すの大変だったでしょう。訳はちゃんと話すから」
佐藤少尉らに事情を説明する。
「・・・・・・准将・・・災難でしたね。で今はこの牧瀬さんにお世話になってると」
聞かれ
「まぁ・・な」
そうこうしているうちに基地につき
「迷惑かけたね、この借りはそのうち」
俺は言い車を降り基地に入り
「如月准将、朝の件見たね?海軍としても至急対策の検討が急がれている。」
原少将に声をかけられ
「ええ、もし相手が国ならばこれは「宣戦布告」と見なさなけれないけない危うい自体です。」
答え
「そうだ、会議室に海軍の幹部と海上安全整備局の面々が着ているこれから対策の検討が始まる。准将も参加してくれ。」
言われ
「了解です」
答え
ロッカーに荷物を起きオフィスに行き高本中佐を伴い会議室に行くそんな中、廊下で真霜さんと真冬さんとすれ違うが
「あ・・えっと」
何か言おうとしている真霜さんに対し俺は無言で会釈し後にする。
会議室
「{なんでこうなる・・・・・}」
予想通りと言うかなんというか紛糾していた。
「艦船の護衛ならば我々海上安全整備局でも行える。海軍の世話にはならん」
「此処でそんな事を言っている場合ではないだろう、事は民間人の命に関わることなんだぞ」
海軍側と海上安全整備局側で揉める。ちなみに不幸が災いしこの中で階級が最先任なのは准将の俺になっている。向こうは言うまでもなく真霜さんだが
「如月准将、此処は一つ貴官の意見を聞きたい。」
海上安全整備局側の高官が言い
「はい、私の考えで一つ今回の攻撃が武装集団による物でしたらそちらでも対処は可能かもしれません。ですが国であった場合そちらの装備では到底太刀打ちはできないでしょう。その際は我々海軍の出番と心得ています。」
すっぱりと言い切った。
その物言いに
「待って下さい」
今度は真霜さんが噛み付く
「准将は今おっしゃいましたが、海軍と我々ブルーマーメイドが束になってかかってもも意味はないと?」
真霜さんは言ったが
「・・・・・貴官は単なる武装集団との戦闘と国同士の戦争がお分かりか?国同士の戦争となれば正直言えば貴官らは我々の足でまといでしかない。適材適所という言葉をご存知か?」
言い座る。真霜さんは驚いたような顔をしつつ椅子に座る。その後一旦休憩に入り
「先輩、先ほどの発言は結構向こう側に効いたんじゃないですか?というより言いすぎなのでは?」
高本中佐は言ったが
「翼、俺達は経験しただろう。国同士の戦闘を。たしかに彼女らもこの国の国防を担う一翼ではあるが。正規の戦闘となれば海軍のイージス駆逐・巡洋艦や汎用駆逐艦・潜水艦装備の開きがある上に大規模な戦闘の経験がない。犬死にして欲しくないからこそキツめにさっきは言った。それに・・・・戦場で死ぬのは男だけでたくさんだ・・・」
俺は窓から外を見て言った。
「・・・・先輩・・・・」
そう言ってると
「結構な言い分だな、准将さんよ」
真冬さんと真霜さんの二人が俺たちに話しかけてくる。
「さっきは痛い所的確についてきてくれたけども、私達では正規の戦闘は足でまといだというのは貴方の本心かしら」
真霜さんは言うが
「同じ事を言わせるな」
一刀両断し
「貴女達がその仕事に誇りを持ってるのは知っているだが、今回の事は既に外交案件レベルに達してる。ヘタをすればそのまま戦争に突入しかねない危険な案件だ。下手をすれば大勢の貴女の部下を死なせる事になる。貴女らも「戦闘」は理解していても「戦争」イマイチピンと来ないだろう。俺達はそれを経験している。経験の裏付けに物事を言っている。消して差別して言っているわけではない。」
俺は言いコーヒーを飲んだ自販機のカップをゴミ箱に入れ
「指揮官は常に冷静に状況を判断を行わなければならない。さもなければ部下を大勢死なせる事になる。それは貴女らも同じだ。「荒波を避けて船を進めよさもなくば破滅の淵に沈む」」
二人に言い残し翼と共に去る。
「はい准将」
「今のなんだ?、真霜ねぇ知ってるか?」
真冬は言い
「ホーマーよ」
真霜は答えた。
「ホーマー?」
なにそれとでも言わんばかりの顔に
「貴女も勉強したらどう?今からでも遅くないわよ」
真霜は言い
「大事にならないように祈るだけね」
制帽を携え会議室に戻るのだった。結局その日は話が纏まらなかったが翌日「同盟国」が横槍を入れに来るとは誰も思わなかった。
次回~情報交換~を予定しています。