ハイスクール・フリート~海の防人達~   作:特殊作戦群

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海中の漆黒の闇の中潜水艦対潜水艦の戦いが始まろうとしていた。


第45話~日本海軍VSアメリカ海軍3~

米海軍ディーゼル潜「シーフォックス」

 

「艦長、魚雷発射ポイントです、命令願います」

 

水雷長が言い

 

「うむ・・・目標日本海軍ヘリ空母「しょうほう」魚雷はっ・・・」

 

言おうとした時だった。

 

「待って下さい、艦長」

 

ソナー員が言い

 

「・・・・魚雷発射口開口音・・・・敵潜2隻・・・エンジン始動・・」

 

ソナー員が叫び

 

「!!魚雷探知ッ・・8本向かってきます・!!!撃ってきたッ」

 

言い

 

「バカな・・・読まれていたというのか・・・囮を排出して魚雷をかく乱させろ」

 

指示を出すが

 

「近すぎます。今距離では囮の効果は期待できませんッ」

 

急いで回避行動を取ろうとするシーフォックスの鼻先で魚雷が自爆

 

「被害を報告しろッ」

 

ライアン中佐は言い

 

「鼻先で魚雷の爆発を受けました、魚雷発射管室浸水ッ」

 

報告を聞き

 

「発射管室の浸水を止めろッ。魚雷戦用意ッ」

 

 

その頃

 

 

 

最新鋭リチウムイオン蓄電池搭載型潜水艦 SS-511「たつなみ」

 

「魚雷爆発音確認ッ」

 

ソナー員が言い

 

「海江田の野郎もやはりこの距離で撃ったか、予想通りだ」

 

深町中佐は言い

 

「シーフォックスの損害は大丈夫でしょうか・・・・いかな敵とはいえ魚雷8本ですからいくら自爆といえど攻撃能力を殆どそいでしまったかと思われますが」

 

速水少佐は言い

 

「それが目的だ、攻撃能力を削いでしまえば後はヘリの仕事だ、徹底的に追い回して爆雷を落としまくる。嫌がおうでも浮上せざる追えない」

 

深町中佐は言った。

 

 

 

最新鋭リチウムイオン蓄電池搭載型潜水艦 SS-512「やまなみ」

 

「艦長、魚雷8本ともシーフォックスの鼻先で自爆しました、相当な損害を与えたと思われますが」

 

副長の山中少佐は言い

 

「そうだな、しかし流石深町だ私の考えを読んで合わせて撃った。」

 

海江田中佐は頷き

 

「さて、敵はどう出てくる・・・・最も攻撃手段があればの話だが」

 

海江田中佐は考えこむが、海江田・深町の両名はこの時点でまだシーフォックスが完全に戦闘能力を消失していない事に気づいては居ない

 

 

米海軍ディーゼル潜「シーフォックス」

 

酷い浸水が収まり始める中、損害が明らかになってくる

 

「艦長、報告します。敵潜の魚雷攻撃により魚雷発射管が1門を残し使用不能。浸水もおあさまり切らず撃てたとしても「あと一発」が限度だそうです」

 

副長からの報告に

 

「・・・・やってくれるじゃないか・・・日本海軍め・・・だが唯では死なん・・」

 

ライアン中佐は言い

 

「最後の一撃をお見舞してやる、目標敵「空母しょうほう」撃てっッ」

 

命令しシーフォックスは一矢報いる為に最後の一発を発射した。

 

 

 

最新鋭リチウムイオン蓄電池搭載型潜水艦 SS-511「たつなみ」

 

「艦長!!魚雷探知ッ」

 

ソナーの声で全員がソナーに釘付けになり

 

「なに?!」

 

深町は言い

 

「しまった!!完全に無力化できていなかったか!!」

 

そう言っても既に後の祭り

 

「デコイ発射用意ッ」

 

深町中佐は言うが

 

「近すぎます、間に合いません」

 

魚雷は高速で「たつなみ」の脇を通過していった。

 

 

 

最新鋭リチウムイオン蓄電池搭載型潜水艦 SS-512「やまなみ」

 

 

「艦長!!魚雷ですシーフォックスが撃ちました、完全に無力化されていなかった模様です」

 

ソナー員は慌てて報告し

 

「しまった、甘かったか!!」

 

山中少佐は言い

 

「デコイ発射用意急げッ」

 

指示を出そうとするが

 

「無理だ、山中、この距離ではデコイの効果も期待できない、完全に我々の落ち度だ」

 

海江田中佐はモニターを見ながら言った。その頃洋上では

 

 

艦隊防空イージス巡洋艦「はぐろ」

 

CIC

 

「艦長、「たつなみ」「やまなみ」が撃ち漏らしました。敵魚雷1本がまっすぐしょうほうに接近」

 

レーダー要員は報告し俺もモニターを艦の陣形を見て

 

「{まただ・・・・また・・・なのか・・・}」

 

一瞬感じたが

 

「機関後進全速バックだッ」

 

命令を出し直ぐにインカムを取り

 

「左舷要員退避急げっ、鉄鉢を着用せよッ、総員衝撃に備えッ!!!」

 

この世界の三重の防御システムにそして巡洋艦だ簡単には沈むまいそう信じて空母を守る為に盾となる判断を下した。

 

 

旗艦ヘリ空母「しょうほう」

 

「司令、「はぐろ」が我々の盾に!!」

 

魚雷としょうほうの間に割って入るようにイージス巡洋艦「はぐろ」が間に入り我々しょうほうの代わりに魚雷が命中した

 

「ぐぬぬぬぬ」

 

和久井少将は唸り、大石司令は直ぐに指示を出す。

 

 

「「はぐろ」の損害報告を急がせろ、手の空いてる艦艇は対潜警戒を厳とせよ、対潜爆雷を装備した攻撃ヘリをすぐさま発艦させろ頭上から爆雷を徹底的に落としてやれ」

 

大石司令は指示を出す傍ら和久井少将とモニター越しにその映像を見る

 

「「イージス巡洋艦「はぐろ」が・・・燃えてる・・・」」

 

言葉を失っていた。

 

 

イージス駆逐艦「あしたか」

 

「イージス巡洋艦「はぐろ」が被弾した・・・・・・信じられん」

 

山本中佐は呟き

 

「総員はぐろを助けるぞ、急げっ」

 

指示を出す。

 

イージス駆逐艦「いそかぜ」

 

「被弾した・・・・・・」

 

田中中佐は呟き

 

「艦長、早く助けないと」

 

副長の声に我に返り

 

「当然や、手のい当てる者は急ぎ内火艇を下ろす準備や」

 

田中中佐は言った。

 

 

そして

 

艦隊防空イージス巡洋艦「はぐろ」

 

CIC

 

「被害報告急げっ」

 

視界が歪む中、よろけながら立ちがると真霜さんが前に居たが俺を見るなり真っ青をになる。

 

「血が・・・・血が」

 

額を触ると派手に切ったのかべちゃりと暖かい感触がする。

 

「衛生班急いでっ」

 

真霜さんは叫び、俺の所に

 

「艦長、損害報告、艦首左舷付近に魚雷着弾。三重の防御システムが作動し防水隔壁が自動で閉鎖。ただ艦首付近をやられた為、前甲板VLSは使用不能です、最大船速も無理かと、人的損害は重傷6・軽傷15・死亡0」

 

高本中佐が言い

 

「りょう・・・か・・・いだ」

 

額を抑えながら倒れこみ

 

「艦長ッ!!」

 

翼は言い

 

「すまん、高本中佐指揮をいに・・・ん・・・・・す・・・・・・・る」

 

プツっとそこで意識は刈り取られるように途切れて行った。




次回~もたらされる訃報~を予定しています。
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