ワシントンDC ホワイトハウス
大統領執務室
「何て事を海軍はしてくれたんだッ」
コーヒが入ったマグカップを投げつけ
「日本とは長年友好的に、装備等の供与貸与を互いに行い友好的に過ごしてきたというに」
ドラルド大統領は怒り狂い
「君は何もわかっておらんようだな」
ウォルターズ国防省長官も海軍側の人間に言い
「日本の大鷹総理は我国に次期イージスシステムの共同開発への参加を認め尚且つ優先配備まで確約してくれただけではない、就役したばかりのヘリ搭載型航空機母艦のライセンス料50%カットでの開発認可など大多数の便宜を計ってくれた恩に対しての返事がこれか・・・・・」
ドラルド大統領は頭を抱えた。
「ウォルターズ国防省長官、日本海軍の被害・損害は」
頭を抱えつつドラルド大統領は尋ね
「はっ、傍受した内容によりますとイージス巡洋艦一隻がシーフォックスの発射した魚雷から母艦を守る為に盾になり魚雷が着弾、航行は可能なようですが人的被害は深刻かと思われます」
ウォルターズ長官の報告に
「ぎょ・・・魚雷を発射しただと・・・その上イージス艦に着弾させた上に負傷者まで出してるのか・・・」
完全に絶望的な顔をしていた。
「該当の潜水艦は」
大統領は言い
「日本海軍の反撃に合い魚雷発射不能、今現在ですと対潜ヘリに追われ爆雷攻撃を受けているとの事です」
ウォルターズ長官は言い
「日本と・・・日本海軍と事を構える事はよろしくないと思われます。我国の海軍も同盟国の日本あっての遠洋海軍です。イージスシステムなど高度な火器システムなど全て日本製です。」
深刻な顔で言い
「長官、この勝手に作戦立案と実行に移した者を一人残らず逮捕しろ!!軍法会議だ」
ドラルド大統領は言い
「今、日本政府の代表団がイランで交渉しているさなかにこの事態を起こすとは」
ドラルド大統領は唸るが国務省関係者が
「日本の脅しはそうとう効いているようです、イラン軍は各軍事基地に対空防御網を構築し始めております。日本海軍の艦対地ミサイル群の前には無力とは思われますが」
説明するが
「それよりも、この件についてどう落とし前をつけるのだ。艦を破壊し負傷者を出して何よりもなぜ私に無許可でこんな事をした?私が知っていれば事前に止めたわ」
ドラルド大統領は言い
「どうするのだ、ごめんなさいでは済まんぞこの有様」
言い
「国務省長官、日本からどのような報復が予想される」
聞き
「有り手に言ってしまえば次世代イージスシステム共同開発国から外され、優先供給もご破産、トドメは「ヘリ空母」建造の為の技術供与もご破産になります。これはまだマシで最悪は日米戦争になりかねません。」
ウォルターズ長官も
「大統領閣下、此処は素直に日本に謝罪されるしか道はありません。」
言い
「私もそう思う。やらかした海軍関係者は纏めて軍法会議で処分せねば日本も気がすまんだろう」
ドラルド大統領は言い
「ライベン中将、直ちに「シーフォックス」に降伏・浮上と命令せよ付け加えてこれは「大統領命令」ともだ」
ドラルド大統領は険しい顔で命令し
「了解致しました閣下」
ライベン海軍中将は急いで執務室から退出していった。
次回~決着~を予定しています。