ハイスクール・フリート~海の防人達~   作:特殊作戦群

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艦隊の帰国後、すぐさまアメリカ合衆国大統領ドラルド・F・ドランプ大統領が緊急来日した、言うまでもないだろうが目的は・・・・・・


第49話~アメリカ合衆国大統領来日~

造船所ドック

 

ドランプ大統領やウォルターズ国防省長官など閣僚が大鷹総理や西郷防衛大臣らと共にそこを見る

 

「この艦が貴国の潜水艦に魚雷攻撃を受け修復中のイージス巡洋艦「はぐろ」です。」

 

大鷹総理が言いドックに鎮座し造船所職員らが急ピッチで修復作業を行っているのが分かる。

 

「負傷者15・重傷者7・死亡0・貴国にとって不幸中の幸いは死人が出なかったことですかね、ウォルターズ国防省長官」

 

西郷防衛大臣は言い

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

ドラルド大統領とウォルターズ国防省長官は黙るしかなかった。そして大統領や国防省長官と会談を行うためにセッティングした会場に入り

 

「大鷹総理、この度の海軍の暴走軍の最高責任者として陳謝致します」

 

ドラルド大統領は頭を下げ

 

「起きてしまった事は致し方ありません。」

 

大鷹総理は言い

 

「此度の暴走に関わっていた海軍士官並びに情報将校・連絡官等軍属の人間は一律皆軍法会議に掛け処分を決めている最中です。」

 

ウォルターズ国防省長官は言い

 

「こちらとしては貴国とは同盟関係の長いお付き合いでしたが、此度の件でお付き合いを考え直さなければいけないかと思ってる昨今です」

 

西郷防衛大臣も言い返し

 

「「!!!」」

 

反応する両名

 

「{まずい・・・不味すぎる・・・日本と手を切れば部分的な海軍能力の低下だけではなく海軍全体の能力低下を招く・・・・なんとしても回避せねば、海軍の馬鹿どもめ}」

 

ドラルド大統領は内心毒付き

 

「{日本からの恩恵がなくなれば海軍能力の低下が避けられない、処罰だけではやはり怒りの矛を収めてもらうのは無理か、これはプランBで行くしかない}」

 

ドラルド大統領とウォルターズ国防省長官は互いに頷いた。ちなみにアメリカが国家として日本に対しての対策として立てたプランでは

 

1 イージス巡洋艦「はぐろ」の修繕費用の100%の負担

 

2 以前発注があった「特殊作戦部隊」用の装備品等の購入・納入費用の融通

 

3 負傷したイージス艦乗員全員への一律の賠償金の支払い

 

4 国家として公式に此度の衝突を発表し公式に謝罪する。

 

上記の内容をドラルド大統領は正式に書面にして大鷹総理に渡し

 

「国家として責任のある行動をとらせて頂きたいと思っています。信頼を裏切るような行為をこの度我々は犯してしまった、償いはしっかりとさせて欲しい。」

 

ドラルド大統領は言い、そこで

 

「西郷君外してくれるね」

 

大鷹総理は言い

 

「ハイ、」

 

西郷防衛大臣に一度席を外してもらい

 

「ウォルターズ長官外してくれ」

 

アメリカ側も国防省長官を外した。そして

 

「ドランプ、災難だったな・・・今回は。現場の暴走で」

 

大鷹は打って変わって和やかに言い

 

「全くだ、ヤサブロウ」

 

ドランプ大統領も言った。

 

「例の件に関しては正直な所今回の事故で厳しくはなるが我々も分かってはいる。米軍の協力なくして領海の防衛は難しいと言う所も。例の申し出は有り難く受ける。」

 

大鷹は言い

 

「次世代イージス武器システムの共同開発参加国の権利やヘリ空母のライセンス料の50%での造船許可などは滞りなく行っていく。心配なのはそこだろうドランプ?」

 

 

大鷹は言い

 

「その通りだヤサブロウ、今回の海軍の一部勝手な暴走で海軍内部では日本の同盟が解消される可能性があることや、イージスシステムの更新が不可能になる可能性等広範囲で能力低下が避けられない状況になる。正直に言えば直ぐにこうして来日したのもヤサブロウに直談判する為と言い直したほうがいいかもしれない。」

 

苦しそうにドラルド大統領は言い、さらに

 

「今回の事は決して許される事じゃない、同盟国の艦隊に攻撃を仕掛けるなんて信じられない蛮行だ、本当に自軍の海軍の仕業かと報告を受け取った時は自分の目と耳を疑ったものだ。」

 

ドラルドは言い

 

「日本海軍の人たちの信用を取り戻さねばならない。互いに防衛し合うことで今日まで来た。」

 

ドラルド大統領は言い

 

「その通りだ、ドランプ」

 

大鷹も言った。日本もアメリカと手を切る訳にも行かずそしてアメリカも日本と手を切る訳にはいかない。日本は広い領海に対し海軍の艦艇とブルーマーメイドの艦艇では足りず非常時には米海軍にも協力を要請する。そしてアメリカもまたイージス武器システムの更新は日本頼みであり互いに手を切れば互が倒れるのだ。

 

「面倒をかけて済まない、ヤサブロウ」

 

ドランプは言い

 

「なに、お互い様だ」

 

大鷹も言い

 

「ちなみにうちの西郷防衛大臣もこの内容は知ってる。だから問題はない」

 

答えたのだった。その後、共同記者会見に置いてドラルド大統領は上記の通りに公式に此度の事態を謝罪し艦艇の修理費用の全額の負担・負傷者への賠償金の支払等を公式に宣言したのだった。但し、裏に置いて両国の囁かな密約てきな物が存在する事を知るのはその会談に立ち会った両国の閣僚の一部と言う事だけである。こうしてこの事態も表向きは収束されて行くのだった。いつも苦労するのは現場だけとは言ったものである。




次回~動き出す未来~を予定しています。
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