宗谷家
「大事なお話とはなんですか?」
家長の真雪さんとそして真冬さんそしてましろちゃんにまずは話さなければ前に進めない。そしてありのまま話し
「真霜さんとの結婚を認めていただけないでしょうか!!」
言うと周りの真冬さんに真白ちゃんからは
「えっと、エイプリルフールにはまだ数ヶ月先だぞ」
真冬さんに言われ
「真霜姉さんで本当に良いんですか?」
真白ちゃんにも言われるだが、黙って頷き
「「!!」」
二人に驚かれ
「そうですが、互いにその気持ちが嘘ではないのなら私が口出しすることではありませんね、如月さんこんな娘ですが大事に育ててきたつもりです、どうぞよろしくお願い致します。」
真雪さんに言われ
「真霜姉さん・・・お嫁に行っちゃうんだね・・・・」
寂しそうに真白ちゃんが言うが
「それについてなんだけどいいかな」
今度は真霜さんが言いだし
「彼と話して決めたのだけれど、彼が是非婿養子に入れて欲しいと」
真霜が言い
「それは本当ですか?!」
真雪さんが俺に言い
「ハイ、皆さんにには大変今まで良くして頂きました、私は天涯孤独の身でしたから是非皆さんと「家族」になりたいんです」
包み隠さず言った。俺は家族の暖かさを余り知らない。この世界でこの宗谷家で始めて知った暖かさだ。婿だの嫁だのそんな事は正直結婚する事に変わりはないわけであり些細な事と個人的には認識していた。
「そうですか」
真雪さんは言い
「私共に異存はありません、むしろありがとうと言わせて欲しいです」
言われ
「いえこちらこそ至らない事があるかもしれませんがどうぞよろしくお願い致します」
頭を下げるが
「貴方で至らない事があるならば真霜・真冬・真白の三人では至らないどころのレベルではないわ」
苦笑しつつ言われ
「いいのか、今ならまだ逃げられるぞ」
真冬さんは言ったが
「覚悟は決めています、もう一人の人生のパートナーに対する責任の重さを背負う事も」
答え
「と言う事は・・・真霜姉と結婚して家に婿養子と言う事は・・・義理の兄になるわけか・・・・義兄か・・・・いや兄貴の方がシックリくるかな」
真冬さんは言い
「真霜姉さんの事よろしくお願いします。この通りの姉ですけども」
真白ちゃんにも言われる。
「お二人共、おめでとうございます。」
同席している栞菜さんもにこにこしながら言っている。
「何はともあれ、おめでたい事だわ。肩の荷がひとつ降りた見たい。優也さんこのままよろしくね、後真雪さんではなくお義母さんと呼んで欲しいわ」
言うと同時に
「{大石司令長官には感謝しないとね、本当にこうも嬉しい結果になってくれるなんて}」
内心喜んでいたのだった。そして上司にも
海軍 第1艦隊司令部 司令官室
「如月准将に宗谷君今日はどうしたんだ?二人共かしこまって」
大石司令長官に言われ
「ハイ、司令長官この度私事ではありますが、「身を固める」事と致しましたので上官である大石司令と原少将にご報告をと思いまして」
話を切り出すと
「おお、それはおめでたい話だな、原少将」
大石司令は言われ
「確かに、めでたいな。おめでとう准将」
原少将わ言い
「それで、お二人さんプロポーズはどちらが?」
原少将は言い、真霜がおずおずと
「えっと・・・私が・・・恥ずかしい話ですが交際を申し込もうとしたのですが羞恥心とパニックで全部飛ばしてしまって・・・」
顔を赤くしながら言い
「何と?!交際もすっとばしてのいきなりプロポーズかね」
原少将は言い
「そのへんで勘弁してやれ少将」
大石司令にも言われ
「そうか、しかしおめでたいな宗谷から如月か」
真霜さんを見て大石司令は言ったが、俺が婿養子に入る事を言い
「そうか。貴官が婿養子にはいって如月から宗谷になるのか」
大石司令は言い
「式はいつにするのかね」
また原少将が言い
「互いに、多忙な身ですからすぐ直ぐに挙式は挙げられるわけではないですし」
真霜は言い
「とりあえず、入籍だけは忙しくなる前に済ませたいと思います。」
真霜が言った。年が明ければ互いにまた忙しくなる。俺の日程もまた変わる。そしてまた真霜もしかりである。
「とりあえず、報告はわかった。おめでとう二人共」
大石司令に言われ
「「ありがとうございます」」
そして二人で司令官室を出た。そしてそれぞれ
「おめでとうございます」
副長の高本翼中佐に言われ
「なんかこう・・・これでこの世界に根付くというかなんというか上手く言えませんが、それでもおめでとうございます」
翼は言ってくれた。そして砲雷長の加藤少佐や航海長の山田少佐が
「おめでとう、式には必ず呼んでくださいよ」
「艦長、おめでとうございます。どうぞお幸せに」
二人共言い
「ありがとうな三人とも」
俺は答えた。この世界に飛ばされた時から皆で助け合ってきた。だから俺にとってはぐろのクルーは皆家族なのだ。もう一つの。
その頃
海上安全整備局
「本当ですか、おめでとうございます」
書類を整理しながら自らの部下である福内と平賀にその事を報告する。
「これで、ホワイトドルフィンの連中如月准将に嫉妬する輩が大勢出ますね」
平賀は言い
「でも、最年少准将で将来有望いずれは原少将や大石司令長官の後釜に座るのは確実視されてますものね」
福内も言う。そして
「待って下さい、と言う事は・・・・寿除隊ですか?!」
一つの仮説に至るが
「ううん、彼と共働きよ。」
私は言った。彼は特に私に家庭に収まってほしいとも言わず互いに仕事に理解があるのだから続けられる限り続ければ良いと言う結論に至った。そして
「とうとう「如月一等保安監督官」とお呼びしないといけませんね」
平賀も書類を整理しつつ言うが
「その事だけどもさ、彼が家に婿に入ってくれるからさ私じゃなくて苗字変わるの彼の方なんだ」
私は良い
「えっ?!・・・・と言う事は「如月准将」から「宗谷准将」とお呼びする事になるんですか」
福内は驚いたように言い
「これは私もびっくりしたな、前に天涯孤独だと聞いていたから提案はするつもりでいたけれどもまさか自分から婿にって言われるとはおもわなかったな」
書類を整えつつ答える。
「「でもなにはともあれ御結婚おめでとうございます」」
二人からのお祝いの言葉に
「ありがとう」
私は返したのだった。
次回~査察~を予定しています。