宗谷家
「♫~~♫~~~~♫」
時計の音で目が覚め
「ふむ、時間通り近場をランニングでもしてくるか」
俺は着替え外にでる。地理感覚がまだ掴めないため近場をランニングし戻って着てシャワーを借り着替え、朝食の準備を行う
「うーん・・・こんな感じかな」
味噌汁を作りそしてサラダ、ベーコンエッグ、ウィンナーとそれぞれ皿に盛り付けていると
「おはよう」
家長の真雪さんが起きてきた。
「おはようございます。今朝食の準備できますんで」
そう言うと
「全く・・・あの子達は、海軍大佐に朝食作らせるなんて何考えてるのやら・・」
皮肉っぽく言ったが
「いえそれよりも冷蔵庫の中身勝手に使っちゃいましたが大丈夫ですか?」
お伺いを立てると
「いいのよ、真霜が吹っ飛ばすか、時たま真白がなにか簡単に作るくらいだからでもごめんなさいね、」
真雪さんが言ってると
「おはよー母さん」
「うぃー母さん」
「おはよう」
三姉妹が起床し
「ほら三人とも早く顔を洗ってらっしゃい、シャキっとする」
そうしてテーブルに料理を置く。
「「「「頂きます」」」」
皆で言い
朝食を食べ始め
「美味しい!」
真白さんが言ってくれ
「おかわりも十分にあるからね」
そう言い
「如月さん何時に起床したの?」
真霜さんは言い
「朝の四時ですかね、軽く近所をランニングして戻ってきてシャワーをお借りして着替えてすぐに朝食の支度をはじめました。元々ずっとやってきた週間なので体に染み付いて」
俺が答えると
「真霜姉や真冬姉よりも健康的な生活週間ですね、真霜姉は家事は昨日の通りですし真冬姉はお酒飲み始めるとキリがありませんし」
真白さんは言い
「ははははしょうがないよ。人それぞれだからね。でも人の上に立つ人間という自覚は必要かな」
俺は答え
「うぐ・・」
「あははは」
真冬さんと真霜さんは苦笑していた。そして朝食後、軍服に着替えさて行きますかと思っていた時に
「あ・・・・・俺の足がない・・・・」
そう俺はこの世界の日本では車を持っていない、アホな事を思っていると
「ごめんくださいッ」
玄関から声が聞こえ
「何かしら?」
真霜さんと向かうと海軍の軍服を着た若者が三名
「如月優也海軍大佐殿はご在宅でしょうか?」
聞かれ
「如月は俺だけども」
答えると一瞬三人とも驚いた顔をするも
「失礼致しましたッ」
三人とも綺麗な敬礼をし、俺も返礼する。
「大石蔵良司令長官閣下の指示でお迎えにあがりました、今後は大佐殿の送迎と警護を担当致します」
三人は言い、俺も荷物を持って行こうとした時
「待って、貴方方本当に大石司令長官から寄越されたの?海軍の身分証を提示してもらえるかしら」
真霜さんはさっきの顔から一気に仕事の顔つきになり三人の身分証を見る。そして
「ごめんなさいね、疑って」
そう言うと
「いいえ、同情します。上が無能ですと苦労しますから」
三人は言い
「名乗りもせず失礼しました如月大佐。私ドライバーの坂崎良介海軍二等兵曹です。辺は言い同じくドライバー兼護衛の篠田晋也海軍三等兵曹です。最後ですが護衛として派遣されました佐藤陸海軍少尉です。よろしくお願い致します大佐」
三名から自己紹介を受け
「大石閣下から聴いてるとは思うけど改めて如月優也ですよろしく。」
俺は言い
「では行きましょうか、クルーの方や司令長官がお待ちです」
そう言われ
「すみません、真霜さんでは行ってきます」
そう言い
「ええ、いってらっしゃい」
見送られ俺は車に乗り出発した。車内では
「如月大佐、先程は失礼致しました。」
佐藤少尉は言い
「いや気にしてないよ」
答え
「データで拝見はしていたのですが、実際に会うとこれほどお若い大佐はいないもので」
言われ
「ははは、確かに」
俺は言い
「どこまで知ってる?」
聞くと
「全てと申しておきます。司令長官自ら我々を指名しそして大佐殿の全てを我々にお教えくださいました。ですが我々国防海軍の人間は新たな仲間200名と新鋭艦を謹んで迎えます。」
佐藤少尉はいった。その後、海軍の基地に付き車内でもらった身分証を提示し基地内へと入り
「まずは会議室ににと命令を受けています」
仲間に言われ
「ありがとう、兄弟」
そう言い会議室に行くと既に仲間達が集まっていた。
「これで全員揃ったな」
俺が言うと
「ああ、全員びっちりな」
副長高本翼二佐もとい中佐が言い俺も席に付く。そして待っていると大石司令長官始め将官の人間が入ってくる。俺は
「起立ッ、敬礼」
号令をかけ大石司令らも敬礼し
「皆着席ッ」
大石司令は言い皆が座る。そして
「初めまして、第1艦隊司令長官の大石蔵良中将である。まず艦隊を代表し歓迎の挨拶をさせてもらう。諸君らの境遇は聞き及んでいる心配はいらないこの海軍内部において貴官らを後ろ指を指して言う者はいない、そして諸君ら200名の優秀な乗組員と最新鋭の艦迎え入れられた事をを我々は歓迎する。」
そして副司令長官原元辰少将からも挨拶が終わると
「如月大佐、高本中佐ちょっといいかな」
大石司令長官と原副司令長官に呼ばれ
「なんでしょうか?」
俺と翼はお二人の元に向かい
「午後に造船所に行くのだがお二人にも来て欲しい」
言われ互いに顔を見合わせ
「了解しました」
そう言い午前中は各基地内の施設や立ち入り制限のある場所など一通り説明を受けた。そして午後大石閣下や原閣下らと造船所に向かい俺達が見たものは
「こ・・・これは・・・・」
艤装完了間近のイージス艦だった。
「如月大佐、高本中佐これからはこの船がイージス巡洋艦はぐろになる。」
原少将が言い
「どういうことでしょうか?」
俺が言うと
「うむ、この船は元々みらいをベースに拡張型として作られていたがそこに貴官らが現れた、これはいわばはぐろのコピー艦と思って欲しい。」
大石閣下も言い
「はぐろのコピー艦」
俺達が言っていると
「そうだ、装備ははぐろとほぼほぼ同じだが、はぐろになかったECM対電子戦対抗手段装備が入っている。乗組員らも安心して乗艦できるように防御性も底上げされている貴官らの乗ってきた船のような紙装甲でもない。」
原少将は説明し
「海軍問わずブルーマーメイドにも採用されている3重の安全装備が採用されている。簡単には沈没・撃沈されたりはしない。まぁ大和の砲撃でも喰らえばわからんが」
大石司令は言い
「貴官らの最初の任務はこの巡洋艦はぐろの就役式に置いて就役並びに海軍旗を受け取りそして出航だな。そしてまぁ申し訳ないが出航と同時に防衛の空白ポイントにて不審船警戒の任に付いて貰う事になる」
説明を受け
「了解しました、ですが司令質問よろしいでしょうか?」
俺は言い
「なんだ大佐」
大石司令は言い
「これが新造艦として就役し「はぐろ」として任につくのは理解しましたが、我々が乗船してきた「はぐろ」はどうなるのです。」
言うと
「うむ、あの紙装甲で任につかせるのは非常に危険でなあの船はあのまま海軍の練習艦になる。だがはぐろの技術は大いに役に立つ。それは誇ってもいい事だ。」
説明を受け俺達は造船所を後にする。そして一日の業務を終え官舎住まいは官舎にそして俺は居候先に帰宅する。すると
「如月さーん・・助けて下さい・・・」
玄関で真白さんが駆け寄ってきた
「なにかあったのか?!」
俺は聞くと
「姉さんが・・・・・・ぐすん」
それで察した・・・
「はぁ・・・大変だな」
俺はそのまま家に入り夕食等の準備の手伝いを行った。
次回~互が背負う責任の重さ~を予定しています。