ハイスクール・フリート~海の防人達~   作:特殊作戦群

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あれから数週間、偽装完了報告が上から上がりいよいよ航海準備に乗り出す。


第8話~航海準備~

「朝から上機嫌ですね」

 

いつも通り朝食を準備していると真雪さんがいい

 

「ええ、艦の就役もほぼ間近海上での生活が戻ってくると思うとやはり」

 

そう思ってると

 

「そういえばこの前真霜と部屋で飲んでいたようですけれども何を話して?」

 

聞かれ

 

「あ・・・すいません、互いに責任のある任についている事やプライベートでの趣味やそんな所です」

 

答え

 

「そうですか・・・・」

 

なぜか残念がるような顔をされるが

 

「??」

 

はてなしか浮かばなかった。そしていつも通り5人で朝食をとっているとニュースでブルーマーメイド殉職隊員の葬儀の一部が放送されていた。

 

「・・・・・・・・・」

 

テレビの画面を見てポツリ一言いった。

 

「元いた日本なら今頃全員殉職認定で二階級特進かな・・・一等海佐から海将か・・」

 

苦笑していると

 

「朝から暗い話はなしです」

 

真白さんに言われ

 

「そうだな、すまない」

 

食後に部屋で荷物の出航し任務に伴う荷物の確認をしていると

 

「真霜です、いいですか?」

 

ドアの外から聞こえ

 

「はい、どうぞ」

 

答えると真霜さんが入ってきた。

 

「そろそろ日用品が必要かと思って」

 

彼女は言うが

 

「うーん、日用品というより今回の出航、そのまま任務に付く間の荷物で足りない物が少々」

 

答えると

 

「買い物に行くなら車出しましょうか?」

 

答える真霜さん

 

「ありがたいけれども、まだ給料もらってないからお金もないよ」

 

恥ずかしそうに言うと

 

「全部私が立て替えますよ、今回は」

 

真霜さんが言ってくれたが

 

「いや・・流石にそこまでは・・・」

 

渋っていると

 

「艦長なんですからビシッとしないと」

 

そのまま真霜さんに引き摺られ

 

「かぁさーんちょっと如月さんとドライブ行ってくる」

 

真霜さんがいい

 

「気をつけて行ってくるのよ二人共」

 

真雪さんの声が聞こえ

 

そのまま真霜さんの車に乗り近くのショッピングモールへ

 

「へーこんなにいっぱい・・・」

 

感心していると

 

「航海で男物だと・・・・これと・・・これと・・・これかな・・・後は・・・」

 

真霜さんは必要そうな物を片っ端からカゴに入れていたが

 

「そん何必要ないですよ!!」

 

そう言うと

 

「航海後の生活で着る物も入ってるのよ?」

 

真霜さんは言ってくれ

 

「そこまでは考えてなかった・・・・」

 

俺もいった。そして俺も

 

「今回何から何と世話になりっぱなしで申し訳ないです。給与が入ったらディナーにでもどうです?」

 

買い物終わりに行ってみると

 

「いいですね、楽しみにしています。」

 

真霜さんは言ってくれた。

 

帰った後、自室から消えた海軍の制服を探していると

 

「アイロンがけしときましたよ?」

 

真霜さんが既にやっていた。

 

「すいません・・・・」

 

 

その夜夕食後部屋で荷物を整理していると一枚の写真が出てきた。

 

「・・・・・」

 

眺めていると

 

「今いいかしら、」

 

聞こえ

 

「どうぞ」

 

彼女とこの前同様に話し出す。

 

「家族って良いですね」

 

俺は言い

 

「どうしたの突然?」

 

真霜さんは言い

 

「いえ、この世界で縁あってこの日本でそしてこの家に居候とはいえお世話になっていて毎日、語らい辛いことがあれば慰め、そしてたまに喧嘩がしても仲直りして色々と思う所がありました。本当に・・・やはり護るべき価値のある日常だと。」

 

俺は言い

 

「まぁ・・・私達は少なくとも他人とはおもっていないかな・・」

 

真霜さんはいった。

 

「やっぱり、人は一人では生きていけませんね・・・本当に」

 

答え真霜さんがテーブルに置いていた写真を見つけ

 

「これ、如月さん友人?」

 

聞かれ

 

「高校まで一緒だった幼馴染です。卒業の時「これを私だと思って持ってて欲しい」って写真を寄越したんですよ」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

真霜さんは写真を見て

 

「帰る事のできない平成と言う時代の思い出ですか」

 

そう言うと写真を置く。そして

 

「そうそう忘れるところでした、この間仕事帰りにこれ神社で買ってきたんです。願掛けもしてきたものですけども。どうか無事に今回の航海と任務が終わりますようにと」

 

真霜さんからお守りを貰い

 

「ありがとうございます本当に」

 

俺はありがたく受け取り

 

「さっきも言ったけれども他人とは思っていないよ、私は家族も同然と思ってる。だから無事なる航海を」

 

そう言い残し

 

「また明日。」

 

真霜さんは行ってしまった。その後荷物を準備し就役式に備えた。




次回~出航と対潜戦闘ッ~を予定しています。
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