主が英雄なら従者はどうなるか?   作:もふもふ犬

5 / 5
続きをどうぞ

感想ください、作者が泣いて喜びます


第4戦:あ■女■■日記■2

○月●日

 

影の国に招待(強制)されて二週間が経過した。

 

正直に言うと今までずっと守護の試練の結界の中で戦っていたからか、身体を動かしていないと落ち着かなくなってしまった。やだ、まさか私って戦闘狂・・・?

 

なので城の中の訓練場の一部を借りてゲートオブバビロン(偽)が出来てからヘパイストスに押し付けられた剣や弓矢、槍やらをちまちまと出して練習していたら、その様子をチラチラ見ていたスカサハの弟子の人達が手合わせをしてほしいと言ってきた。

 

取り敢えず自分は弱いですよーアピールしたのだが、それでもいいからと言われ渋々手合わせしたら意外と弱いなと思ったのだがよくよく考えれば守護の試練でレベルを60ぐらいに設定したバイコーンやFGOの種火周回でお世話になるお手々パイセン、デーモンなどの他に、最終的にレベルを80ぐらいにしたシャドウサーヴァントや自我はないけど本人のように攻撃してくるサーヴァントもどきと戦って勝っているのだから私は弱くはない・・・のか?

 

なんかよくわかんなくなってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○月●日 曇り

 

これから暫くの間お世話になることが決定してから鍛練以外に何もすることがなくなった為に手持ち無沙汰になってしまったから暇で暇でしょうがない。

 

だからお礼の意味も込めてスカサハとお弟子さん達に手料理を振る舞うことにしたのだが、スカサハ曰く「完全に男共の胃袋を掴んだようだな・・・。そういう私も掴まれてしまったがな」とかなんとか言っていた。

 

まあ、美味しかったなら別にいいんだけどお弟子さん達が「・・・お袋の味がする・・・。」「お袋ぉ・・・」「サクヤから溢れるようなお姉ちゃん感・・・いや母性は・・・一体・・・?」「母性×サクヤ、略してサクヤママ・・・?」「・・・何だか母ちゃんに逢いてぇなぁ・・・」といった声がするのだが、誰だよ私のことママ呼びする奴、こんなデカい筋肉ダルマ共を産んだ覚えはねぇーよ馬鹿ぁー!?

 

 

 

 

───────────────

──────────

 

 

一方その頃

 

怯えてカタカタと震える兵士を見かねた一人の男が、周りの兵士達から距離を取られているのにも気付かず何故か殺気を出し続けている一人の男に近寄り声を掛けた。

 

「おい、どうしたアキレウス?そんな殺気立つと周りの兵士が怯えているぞ?」

 

するとその声が聞こえたのか、漏れ出ていた殺気をふと消すとアキレウスと呼ばれた男は声が聞こえた方を向いてバツが悪そうにボリボリと頭を掻きながら言葉を返した。

 

「パトロクロス?ああ、いや・・・、何か()()サクヤが誰かに取られそうな気がした」

 

「(サクヤって・・・確かアキレウスの師匠のケイローン殿の義妹であり、アキレウスがどの女にも手を出さずにただ一途に想っている初恋の相手・・・だったか?それにしても・・・)」

 

トロイア軍を倒す為に入ったアカイア軍で出会い、今では親友とも呼べるこの男に一時期の間サクヤという少女の話を出逢いやら何やらをのろけられながら聞かされていたことがあった為、パトロクロスはある程度サクヤという女の子のことを知っていた。

 

そしてその話はアキレウスがあちこちで兵士に話していたため、アカイア軍は「サクヤ」という単語を聞くと、「アキレウスが一途に想っている初恋の少女」という文章が一緒に出てくるようになった為、アキレウスの言葉を聞いた兵士達は「嗚呼、アキレウスの恋煩いか」と言わんばかりに呆れたような顔をして持ち場に戻っていった。

 

だが、パトロクロスは知っている。アキレウスのサクヤに対する想いは時を重ねるにつれて少しずつ黒く変化していることを───。

 

 

───────────────

──────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○月●日 今日も曇り

 

今日も今日とてお弟子さん達と手合わせをした。

 

 

書く事なんもない・・・。(´・ω・`)

 

 

 

何だか最近無性にアキレウスに会いたくなる。

 

・・・アキレウスのことを思い出すと胸の辺りぽかぽかするのに、会えないことを思い出すともやもやして何か不快な気持ちになる、なんなんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・会いたいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○月●日 曇り

 

今日は不思議な事がおきた。

 

訓練場に行く為に城の廊下を歩いてたら突然白っぽい幽霊もどきに襲われた。二体いたけど弱っていたのか私一人でも倒せた。それでもかなり強かったけれど。

 

片方は短い杖・・・っていうより指揮棒みたいなものを持っていて、氷の魔術・・・魔術って書いていいのかな、よくわからなかったけど氷で攻撃された。ちょっと寒かった。

 

もう片方は逆に熱かった。暑いっていうより熱いの方が文字にすると合っているような気がする。

 

すっごいぱちぱちと燃えている剣を振り回して攻撃してくるスタイルだった。でも燃えてるっていうか・・・焔そのものが剣の形をしている感じだった。

 

 

二体を倒したあと、何だったんだと一人茫然としているとバタバタとスカサハとお弟子さん達がやってきて、何があったか聞かれたからカクカクシカジカと説明するとなんかすっごい微妙な顔をされた。

 

どうやら私に()()()()()()()()()()()が宿っているらしい。

 

 

 

 

・・・・・・ふぁっ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○月●日 曇り

 

幽霊もどきを倒したせいで物騒な力が宿ってから四ヶ月と三週間が経過。

 

神殺しの力と人外殺しの力・・・まあ、ざっくり言って人外特攻の力を扱えるようにスカサハからその力について色々と教わっているうちに此処に来てから五ヶ月が経過していることを思い出した。

 

今日は重要な話があるとスカサハに言われて案内された部屋で大人しく待っているとスカサハが来た。

 

どうやらあとである獣を狩って来いというものと、一ヶ月後の今日の正午頃に元にいた場所に帰れるらしい。

 

するとその話を何処で聞いたのか、お弟子さん達がこぞって手合わせを頼みに来た。

 

爆笑してないで助けてよスカサハァ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○月●日 曇り

 

元の場所に戻るまであと一時間を切った。取り敢えず時間が来るまでその場に立って待っていると、お弟子さん達に「元気でなぁ!」「楽しかったぜぇ!」ともみくちゃにされた。

 

しばらくすると、城の奥からスカサハが現れて、「餞別だ、持っていくがいい」と言いながら私が狩って来た獣・・・クリードの骨で出来た槍をくれた。けれど私の狩ったクリードではあるものの、このクリードは毛色が違うらしく、この槍はクー・フーリンの持つ血のような朱槍ではなく、水晶のような少し青みがかった無色透明な槍だった。

 

し■も色が反対なだ■■■なく、クー・フ■■ンの槍は心臓を穿つ槍■が、この槍は狙■た場所を穿■槍で不幸を与え■■ではな■少し■■幸運■与■てくれ■■しい。

 

そ■でもスカ■ハ■ら貰った■■だ、こ■■器■大■に使■■■もら■とし■■───。

 

 

 

 

───(此処から先は破れていたり赤黒い何かのせいで読めなくなっている)───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────

───────────────

──────────

─────

 

 

 

 

 




ケイローン「さあ、今回の復習ですよ?」

・サクヤは戦闘狂?

・サクヤ、スカサハとお弟子さん達の胃袋を掴む

・お弟子さん達、サクヤに母性を感じる(そのうち幼児退行してサクヤにバブみを感じてオギャる可能性 大)

・アキレウスの恋煩い(ヤンデレ予備軍)

・サクヤ、物騒な力を手に入れる

・スカサハにゲイ・ボルグ(青)を貰う


ケイローン「やはり、こ■から先は・・・。■■ター■頼ん■英霊■喚にて・・・■■や、■んな■とをす■ればあ■子を危険な■に・・・で■■■子が■れば彼を制御■■る・・・。やはり、■って貰■■かないですか・・・」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。