虚無少年りょうま☆ドワオ   作:ぬらくも

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相変わらず短いし、駄文…
もう開き直って書いてます。
ゲッター線よ、私に文才を!(切実

感想を書いて下さった方々、ありがとうございます。


3話

〈side流りょうま〉

 

 

「あなた達、キュウべぇを助けてくれたのね。ありがとう、その子は私の大切な友達なの」

 

きゅうべぇ?…この白いやつのことか?

 

 

「私、呼ばれたんです。頭のなかに直接この子の声が…」

 

「ふーん、なるほどねぇ…その制服、あなたたちも見滝原の生徒みたいね?」

 

彼女が俺たちを見渡すと、その視線が俺の右腕に向けられた。

 

「ひどい怪我…御免なさい、遅くなってしまったようね」

 

俺の右腕を見て、彼女は心配そうに言った。

 

「ちょっと待ってね、自己紹介の前に一仕事片づけるわ。早く君の怪我を治さないと」

 

彼女はそう言うと、手に持っていた宝石のようなものから光が溢れ、彼女を包んだ。

 

光が止むと先程まで、学校の制服だった彼女の格好が変わっていた。

 

 

彼女は上空に高くジャンプすると、空中にいる彼女の周囲に巨大なマケット銃が大量に現れ、奴らに向けて一斉に火を吹いた。

 

流星の如きその光景に、俺たちはただ唖然とする。

 

 

これって、何てファンタジーだ?

物理法則もあったもんじゃねぇな……

 

 

奴らが全て片付いたからか、周りの景色が建物内に戻っていく。

しかし、一安心と思ったのも束の間…暁美がこの場に現れ再び緊張が走る。

まどかと美樹は警戒の素振りをみせ、俺も右腕を怪我しる状態だが二人の前に出て、暁美の様子に気を付ける。

 

 

「魔女は逃げたわ…仕留めるなら早く追いかけなさい。今回はあなたに譲ってあげる」

 

俺たちを助けてくれた彼女が、暁美に話しかけていた。

魔女って何だ?

 

 

「…私が用があるのは」

 

「呑み込みが悪いわね。見逃してあげるって言ってるの」

 

一触即発な空気が、互いの間に流れる。

 

「お互い、余計なトラブルは無縁でいたいでしょう?」

 

暁美は何も言わずに引き下がっていった。

去っていく暁美の背中は、何故か悲しげに感じられた…

 

 

 

暁美がいなくなった後…俺たちを助けてくれた彼女と自己紹介をした。

 

 

「私は巴マミ、あなた達と同じ見滝原中学の3年生よ」

 

 

巴マミ……彼女の名前に、俺の心のなかで何か…言い表せない何かを感じた……

 

 

 

そして俺は、巴先輩に怪我した右腕を魔法で治療してもらっている。

つーか、魔法なんてものが本当にあったことに驚いた。

 

 

しかし……

 

 

「あれ?…おかしいわね。傷口の治りが悪い?」

 

巴先輩が魔法の光を、腕の傷口にあてながら呟いた。

普通ならこの程度の怪我はすぐ魔法で治せるそうなのだが、俺の傷口はなかなか塞がらないでいた。

 

「あの…りょうま君の怪我、ちゃんと治るんですよね?」

 

まどかが心配して声をかけてくる。

 

「大丈夫よ。少しずつだけど傷口は小さくなっているから、このまま続ければ治るわ。でも…」

 

巴先輩が、まどかの抱えているきゅうべぇ?だったかに目を向ける。

そういや、こいつも怪我してたな…

 

「あっちの方の治療やっちゃってください。俺のはもう充分です。」

 

傷口もだいぶ良くなったようだし、もう大丈夫だろう。

巴先輩はごめんなさいと一言言って、きゅうべぇ?の治療に移った。

 

「りょうま君、大丈夫?」

 

巴先輩にきゅうべぇ?を渡したまどかが、こちらに近づいてきた。

美樹は、巴先輩の魔法を興味津々に見ている。

 

「心配すんな、こんくらいの傷どおってことねぇよ」

 

まどかは少し安心したのか笑みを浮かべてくれた。そして、ハンカチを取り出し俺の傷口に巻き付けた。

 

「けど、嬉しかったよ。りょうま君が私たちを守ってくれて…」

 

まどかが両手で、俺の右手を握り締める。

 

「まどか…」

 

「りょうま君…」

 

俺とまどかの視線が絡み合う……

 

 

 

「うおっほん!!」

 

室内に響いた美樹の声に、まどかは驚いて少し距離を離れる。

手は繋いだままだが…

 

「アンタたち!イチャイチャするのはいいけど、わたしたちのこと忘れてんじゃないの!?」

 

「い、イチャイチャなんてしてないよ!」

 

美樹は愚痴を叫び、巴先輩は苦笑いをし、まどかは顔を赤くして恥ずかしがっている。

 

 

 

「そろそろ、いいかい君たち?」

 

唐突に声が発せられた方を見ると、そこにはあの白いやつの赤い瞳がこちらを見ていた。

 

「さっきは助けてくれてありがとう、鹿目まどか、それと美樹さやか」

 

「えっ!?なんで、わたしたちの名前を?それに、こいつ喋ってる!?」

 

この白いのが喋るのを見るのは、美樹は初めてだったな。

 

「僕の名前はキュウべぇ、僕は君たちにお願いがあって来たんだ」

 

「お願い?」

 

 

 

「僕と契約して、魔法少女になって欲しいんだ」

 

 

 

 

何故だか…こいつの笑顔はいけ好かねぇ……

 

 

〈sideout〉

 

 

〈side暁美ほむら〉

 

 

インキュベーターとまどかの接触を阻止することは失敗し取り逃がしてしまったが、あの場で巴マミと争うことは得策では無かった。

それに巴マミなら、まどかを無理矢理に魔法少女にさせるようなことはしないだろう………たぶん

 

 

それよりも、今問題なのは……

 

 

「流…りょうま……」

 

あの男のギラついた目が脳裏に浮かび、不意にあの男の名前を口にする。

 

流りょうま…今の懸念はこの男……

まどかの彼氏などという、とんでもないイレギュラーだ。

彼については、早急に情報を集めなければ…彼が何者なのか……

 

 

……あの男は、おかしい

 

 

あり得ないことだが……

 

 

あの男は、私の魔法のなかで動いていた。

 

 

インキュベーターを追ってまどかに近づこうとしたあの時、あの男は私が魔法を解く前に動いていたように見えた。

一度しか見てないから、もしかしたら私の見間違いかもしれないが…あの瞬間の光景が気になってしかたない。

 

 

「流りょうま…あなたは、いったい……」

 

もし、私の邪魔になるなら……

 

その時はっ!

 

 

〈sideout〉




ゲッターはまだ出番なし(悲報
日常パートにゲッター関連は出しづらいし、ゲッターが本格的に出るのはちょっと先かもしれません(震え声

感想、アドバイス、誤字脱字報告などありましたら、よろしくお願いします。
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