私と付き合ってくれないかしら?」
「は?」
思考が停止する。
友希那が俺の事を…好き?
あの友希那が?
紗夜と並ぶポンコツで知られている友希那が?
「ど、どうかしら?別に返事は後ででいいわ。でもこれだけは知っておいて。」
一呼吸置いて紡ぐ
「私は誰よりも貴方を愛してるわ。昔から。この世界の誰よりも。」
途端に顔が真っ赤になる友希那
うん…こんな真っ向に告白したらなぁ
「ごめん。俺は恋愛って言う物がよく分からないんだ。幼馴染なら尚更。
俺はリサも友希那も好きだけど、恋愛的な好きなのかがよく分からないんだ。」
「だからまだ憶測でしかないけど…
俺は友希那の事好きだと思う。1人の女の子として」
「そう…私達両想いなのね…こんな事ならサッサと想いを伝えたらよかったわ。
これで恋人同士ね。」
ふふっ。と小さく微笑む彼女は、とても大人っぽく思わず見とれてしまっていた。
「てか良いのかまだ確証は持ててないぞ」
「別に私は大丈夫よ。これから私を好きになってくれたらいいもの。」
「くっ!いつの間にこんな小悪魔的なセリフを言うようになったんだ!お父さんこんな子に育てた覚えはないぞ!」
「別に貴方に育ててもらってないもの。
あと1つ訂正しておくわ。
お父さんではなくて夫よ。分かった?
ダ ン ナ さ ま?」
「気が早過ぎないか…」
「私をヤルだけヤッておいて飽きたら捨てるのね。酷いわ。」
「誤解をされる言い方をやめろォ!いや。やめてください。お願いします。
あと質問だけど」
「何かしら?」
Qキャラ崩壊してない?
A気の所為よ。
Qいやそんなキャラじゃ無かっただろ
A見せるのは貴方だけよ。
Q飽きたんだけど
Aじゃあ辞めればいいじゃない
Qどうやって辞めればいい?
A今から辞めればいいじゃない。
Q急に戻すのも違和感覚えない?
A面倒臭い生き方してるわね
A'まあな
「私は辞めるわよ。リサに報告しましょ。」
「そうだな。」
あっ。戻ったぁ。
「千尋約束よ。一生私の傍にいてくれる?」
「あぁ。もちろ―」
[約束]という言葉を聞いた時、頭痛がした。耐えられないような激しい痛み。
「将来何でもできるようになったら―してあげるよ。」
「ほんと!?」
目を輝かせ答える少女は誰だろうか。
「やくそくだからね!ぜったい!」
時間的には少しだったのだろうが、それがとても長い時間に感じられる。
…こんな約束をしたか?
忘れていただけか?
「大丈夫?」
友希那が心配をしてくれる
「大丈夫だ。」
リサに報告をした。
一瞬ビックリしたようだが、直ぐに笑顔に戻り俺達を祝福してくれた。
これからは朝私居ない方がいいね。
と寂しそうにリサが言ったが、友希那はこれからも同じようにしてくれと頼んだ。
去る直前にキッと俺を睨んだ様だったが、きっと幸せにしないとダメだよ。のような彼女也のエールだろう。
私はその日枕に顔を埋め泣いた。
本当は祝うべきなんだろうが、素直には祝えない。
私も彼の事が好きだったから。
幼馴染以上に彼の事が好きだったから
友希那は、実は私より千尋といる時間が少ない。
途中で転校してきて彼と友達になったのだ。
だから先にこされてしまった。
自分の中で、彼を奪い取ってしまいたいという気持ちが渦巻く。
ふと窓を見ると彼と2人で仲良く手を繋ぎ歩いてくるのが見える。
憎い。その言葉で心がいっぱいだ。
憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。
もう私は迷わない。その為に行動をする。
あの約束を果たすために…
それから俺と友希那は色々な所へデートに行った。
水族館や猫カフェ、プールなど色々な所へ2人で遊びに行ったし
偶にはリサも誘い遊びに行った
そんなある日
リサは用事があると言って先に帰ってしまった。ここの所忙しいみたいだ。
なので2人で帰っている。
「今日も、学校面倒臭かったなぁ。テスト近いからってなぁ…」
「ええ。ほんとね。テスト何て無くなって欲しいものだわ…」
「けどしなかったり、赤点だったら紗夜に怒られるぞー」
「そ、それだけは勘弁ね…」
氷川紗夜は怒ると怖い。Roselia共通の認識
その時、彼女―今井リサが走ってくるのが見えた。
「おー。リサどうしたんだ?用事あったんじゃなかったか?」
「ねぇ。千尋。私を裏切らないよね…」
「は?」
「いきなりそんな事を言われても…」
「ねぇ…千尋。あの約束を覚えてる?」
「あら?何かリサと約束をしてたのかしら?」
もし貴方がこの立場だったら小さい時。自分のした約束をおぼえているだろうか?自分の幼馴染との約束を…
ここはその分岐点である。
選択肢
▷覚えている
▷覚えていない
★10 咲菜さん
★8 せっけんさん
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