特に難攻不落な要塞は特にね。
リーズシャルテによれば1,2年生の説得により3年生側の大多数はルクスの編入自体に意見はないがもしセリスティアが何かを言えば能動的に彼女に賛同するのが
現状である。
「詰る所3年生はまあ私やシヴァレスの団員を除けば大多数がセリスティアに
従うと思った方が良いな。」
「・・・それって最早カリスマじゃなくて洗脳に近くないですか?」
シャリスの説明を聞いてルクスはそのセリスティア・ラルグリスは
最早神がかっているんじゃないかと言っていた。
「今まで彼女は常に強い信念を持ってこの学園を纏め上げただけに生徒の大半は
彼女のシンパって言っても良いくらいだわ。そんな中でどうやってルクス君を
この学園にいさせるようにするかね。」
「それと透流君もだよ~。住むところがないんじゃこれからどうしたら
良いのさ?」
クルルシファーとティルファーが二人を見てそう言った。
「ですがルクスさんの功績を考えれば残留は可能なのでは?」
「いや・・・それは無理だな。」
ノクトの提案にリーズシャルテが浮かない顔でこう言った。
「?どういう意味ですか、リーズシャルテ様?」
ルクスがどうしたのかと聞くとリーズシャルテはルクスに対してこう答えた。
「実は未だお前が来る前にあいつにこう言ってしまったんだ。」
「何てです?」
アイリは何だと聞くとリーズシャルテはこう言った。
「・・・『今後7年間アカデミーは女性限定の学び舎とする』と
言ってしまったんだ。」
「・・・・何言ってんですか?あんたは」
ルクスはリーズシャルテの言葉を聞いて頭を悩ませていた。
自分が入る前とはいえそう公言してしまった以上取り返しが
つかないんじゃないかと思っていたのだ。
「・・・奴がそれを覚えているか否かによるがお前の功績と・・・
あれの内容次第では奴も口を閉ざさざるをえまい。」
「お姫様、何?その内容って?」
クルルシファーがリーズシャルテに何のことかと話すとリーズシャルテは
クルルシファーを睨みつけてこう忠告した。
「それは聞かないほうが良いぞクルルシファー、詮索も過ぎれば身の危険に
陥るぞ。」
リーズシャルテはそう真剣なまなざしでクルルシファーを睨みつけた。
「・・・となればここはやはり兄さんが頑張るしかないようですね。」
「ア、アイリ?」
ルクス突如アイリがそう言ったことに対してなんでだと思っていると
こう続けた。
「ようは兄さんと序に透流さんが例外だと思ってくれたらそれでよいのですよ。まあこういったらなんですが兄さんが彼女に気に入れてくれさえすれば
良いのですから。」
「成程、それならもしかしたら」
シャリスはアイリの言葉を聞いて確かにと思っていた。
「ですけどそのセリスティア・ラルグリスさんて凄い男嫌いって言ってますけどそんな人どうやってするんです?」
これまで聞いていた透流も自分事でもあるしと思い全員に聞くと
また頭を悩ました。
するとクルルシファーが思いついたようにこう聞いた。
「ねえ、ルクス君」
「あ、はい?」
「これまでの雑用仕事で貴方確かアクセサリー関係の仕事とかしたかしら?」
「ああはい、しましたよ。家具とか彫金とかそう言うのなら。」
「そういえばルクッチって家の工場の支部で働いていた時に作った
アクセサリーとかが飛ぶように売れたからうれしかったって言ってたよ。」
ティルファーがそう言えばと思い出してそう言った。
「贈り物も一つの手だがそれは甘いぞティルファー。」
するとシャリスがそう言うと拳を握りしめてこう言った。
「それは危機的状態に陥った時に助けることだ!幸いにも私は彼女と同室だから彼女のジュースの中に酒を混ぜて飲ませるだろ?」
「「「「「「「(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン」」」」」」」
「それをルクス君が介護するというのだ。」
「「「「「「「「ォォォォおおォ!!!!!!!」」」」」」」」
「そして彼女に貸しを作ってそれを餌にイクところまでイってしまえば」
「んなことして退学になったらあんたも道連れにするぞごら」
後半グヘへへへと悪い顔と声でそう言うシャリスに対してこいつは使えんなと
ルクスは悟ってそう言った。
「No,そもそも、そう言う甲斐性もないルクスさんに求めるのは
無理というものですよ。」
「確かに、私の恋人役の際に思ったけど彼って奥手なところがあったから
無理でしょうね。」
「あんたら本当に地味に僕の心抉るのが好きだよな!」
ルクスはそう言って二人にツッコミを入れた。
「・・・普通にしてれば、良いんじゃないかな?」
「「「「「「「「へ?」」」」」」」」
突如フィルフィが言った言葉に全員が目を点にするが当のフィルフィは
気にせずにこう続けた。
「多分お姉ちゃんが、そんなことさせないと思うよ。
だから私達は問題が起きた時にルーちゃんを退学させないでほしいって
頼めばいいと思うよ。」
それを聞いた全員が目を合わせてこう結論付けた。
「・・・そうですね。いま私たちが反応して騒ぎ立てればかえって対立を強めてしまいます。」
「それに三年生はサニアだけが悪い噂をたてさせてるが今のところは
1,2年生共々意見を統一させるってことで。」
アイリとクルルシファーがそう言って話を纏めた後ルクスが全員に向けてこう言った。
「それと・・・透流の妹さんだけれどお墓についてご相談が・・・。」
「それなら父に朝早く手紙を出してやったよ。授業終わりに来てね、
墓所の一つを使っていいそうだ。」
「あ・・・ありがとうございます!ルクスさん!シャリスさん!!」
透流は二人にお礼を言った。
「それじゃあこれでひと段落と」
コンコン
リーズシャルテはそう言って解散させようとすると扉からノックの音がした。
「何の用だ。」
「すみません。こちらにルクス君はいらっしゃいますか?」
「寮長さんがお呼びなんですけれど?」
扉の向こうで生徒らしき人間の声が聞こえるとリーズシャルテはこう返した。
「あいつはいまこっちで忙しいから終わったらそっちに来させると寮長に
伝えてくれ。」
「わかりましたー。それじゃあ、失礼します。」
そう言って少女の足音が聞こえなくなるのを持った。
「それじゃあ妹さんのお墓は今夜にするってことでお開きにしようか。」
そう言ってリーズシャルテが締めた。
さてさて・・・ここからルクス達はどうするのか?