ルクス「何で!!」
「それでは新王国第一王女『リーズシャルテ・アディスマータ』
対旧帝国第七皇子『ルクス・アーカディア』による機竜対抗戦を執り行う!」
この学園にはローマのコロッセオのような演習場があり観客席には物が投げ込まれないように格子が張られており機竜使いの生徒が常時障壁を張って守っているため
流れ弾に当たる心配はないのだ。
さらに言うと・・・
「いらっしゃい、いらっしゃい。ジュースはいかがですか?
ホットドッグもありますよー。」
ルクスが嘗て何度か王都で行われている大会の手伝いの際に売り子として
少し冷ましたホットドッグと温めの絞りジュースを観客に提供したことから始まり大会ではこれを購入してから試合を見るというのが最近の住人の流行である。
如何やらこの学校でも噂を聞いてか真似する人間が結構いるらしい。
然も周りを見ると女生徒が相当数(殆どかもしれない)おり教官たちもが
見物しに来たのだ。
「何でこんなにって・・・教官たち仕事ほっぽり出してるのかな~?」
暇人多くね?と心の中で思っている中目の前にいるリーズシャルテが
不敵に笑いながらこう言った。
「ルクス・アーカディア。何故私がお前に戦いを挑んだかを?」
「そりゃあ僕が旧帝国の王子だからでしょ?」
現在二人は装甲機龍を纏う為の服「装衣」を纏っていた。
「そんな小さなことで決闘しないさ。もっと重要なことだ。」
「重要な事って・・・ああ皆よりも背が低いことかな?」
「・・・はあ・・・。」
一瞬で気温が二度くらい下がったような感じがした。
「あれ違うかな?・・・ああそれじゃなくてもしかして太っていたからとかかな?」
「・・・おい・・・。」
さらに五度下がったような感じがした。
「あれあれ違う?ああでも背丈とかって気にしなくていいよ。それと反比例して胸とか結構あったし、お腹周りだってそんな気にするものじゃなかったからね。」
「・・・ふふふふふ・・・・・。」
周りが絶対零度になりそうな状態であった。
そしてリーズシャルテはルクスに向かって頭に血が上り顔を真っ赤にして
憤怒のオーラを醸しながらこう言った。
「審判今すぐ合図を出せ!!あいつをすぐに殺す!!」
「両者接続の準備を!!」
教官はちょっとビビりながらもそう言った。
そしてお互いソード・デバイスを抜いてこう言った。
「ー暴け、真実をその眼に映す猛禽よ。その鋭き爪で栄光を掴み取れ≪フォース
・トリニクス≫!」
「ー目覚めろ、開闢の祖。一個にて軍を為す神々の王竜よ、≪ティアマト≫。」
お互いの後ろにはある機竜がいた。
ルクスの後ろには大楯を持った≪フォース・トリニクス≫。
そしてリーズシャルテの後ろにいるのは彼女の赤い瞳と同じ色の神装機竜であった。
そしてお互いがその機竜を纏うとリーズシャルテはこう言った。
「さてとルクス・アーカディア・・・ 命乞いはなしだ。」
「模擬戦、開始!(バトル・スタート)」
教官のこの言葉が戦いの始まりだった。
次回はルクス対リーズシャルテ戦(前回の奴は直しました。ごめんなさい。)