種類 特装機竜
見た目は「機動戦士クロスボーンガンダム」に出てくるクロスボーンガンダムと「機動戦士ガンダム00」に出てくるスローネアインを足した感じ。
本機の特徴はオールレンジでの攻撃が主目的となっており主に強硬偵察や暗殺に
秀でた能力を持っている。
神装《リベンジ・アップ》
一度機竜のシステムが停止すると他の機竜のパーツを取り込んで
もう一度戦うことが出来るがそれをするともう一度倒されると使えなくなる。
武装
《ディープファング》
蛇腹剣上の武器
主に近中距離用の武器である。
《コアディグレーション》
肩とブレスガンに装備されている。
着弾した箇所が凝固するため行動停止に追い込むことが出来る
《ブラッドテイル》
肩部に搭載されている有線兵器
ドラグライドの意志によって動くためリーズシャルテの《ティアマト》が持つ《レギオン》よりも行動範囲は狭いがその分相手を締め上げることが出来る。
「おいおい・・・このガキ、未だやる気かよ。」
「・・・当たり・・・・前だ。」
傭兵の男の一人がそういう中透流はボロボロになりながらもそういった。
《ワイアーム》の右腕は既に破壊され、体の幾つもが傷だらけであった。
それでも透流はここを通させないという意地だけで踏みとどまっていた。
「なあよ、もう降伏しな。今なら痛い目合わずに済むぜえ。」
傭兵の男が頭を掻きながら笑ってそう言っていたが透流はそれでもこう言った。
「ふざけろ・・・手前らみてえな奴らに降伏何て・・・死んでも御免だ!!」
そう言うと傭兵の男はブレードを構えてこう言った。
「それじゃあ・・・死にな。」
そう言ってブレードを振り上げながら透流に迫っていった。
それを見ていた透流はまるでスローモーションを見ているような感じで
そう思っていた。
「(御免な、音羽・・・兄ちゃん、・・・お前が守ったもの・・・
守れなかった。)」
そう思いながら目を瞑ると・・・何処からか声が聞こえた。
『かっとビングだ!!俺ーー!!』
「『かっとビング』それは勇気を出して一歩踏み出してどんなピンチでも諦めずにチャレンジすること。」
「!!」
透流は嘗てルクスがそう言ったことを思い出した途端にもう一つの事を
思い出した。
それは彼女たちを助ける前にルクスがクランリーゼと透流に伝えた言葉
『絶対に何があっても生きるんだよ!!』
「そうだ・・・俺は・・・死ぬわけにはいかないんだ!!」
「死ねえ----!!!!」
そう言った瞬間に傭兵の男がブレードを振り下ろしたその時に・・・
それは起こった。
「!」
「なあ!!」
それは透流の目の前でブレードが何かの光の膜に覆われていたのだ。
そしてブレードが弾かれたその時に透流が持っていたブレードが黄色に輝き、
それを振りかざした。
「うわあああああ!!」
「があああああ!!」
透流が振り下ろしたブレードはそのまま傭兵の男に直撃し、機竜が大破した。
「な・・・・なあ!!」
「嘘だろ!?」
「何だよ、あれ!!??」
他の傭兵の男達が何だあれと思っていると一人がこう言った。
「慌てるな!所詮は一人だ。囲い込んで殺すぞ!!」
そう言うと全員が透流を囲い込むように陣を敷いた。
「・・・絶対絶命・・・かな」
そう言いながら透流はブレードを構えてこう言った。
「そら来いよ・・・一人二人ぐらいはぶっ倒してやらあ!!」
「やっちまえ!!」
透流が男たちに向かって自滅覚悟でそう言ったその時に・・・攻撃が来た。
傭兵の男たちに向かって。
「「「「「うわあああああ!!」」」」」
「な・・・何だ」
透流はそれを見て何事だと思って見てみるとそこには・・・。
「間に合ったようだよ。フィルフィ嬢」
「透流君・・・頑張った」
シャリスとフィルフィが機竜に搭乗しながらそう言った。
フィルフィは《テュポーン》を、シャリスは《ドレイク》を纏っていた。
そしてシャリスは透流を見てこう言った。
「後は私達がやろう。フィルフィ嬢も下がると」
「良い。元気になった」
シャリスとフィルフィがそう言うところを見た透流はと言うと・・・。
「・・・・あはははは」
最早笑うことしかできなかった。
然し・・・。
何処からか笛の音が聞こえた瞬間に地鳴りが鳴り響いた。
「な・・・何だあ!!」
透流はまたかよと思っている中フィルフィはこう言った。
「・・・また笛の音」
「・・・その女を黙らせた後、男に犯される所を見ながらゆっくりと。」
そう言いながらサニアは鋸型ブレード《ディープファング》を構えて
セリスティア目掛けて向かった。
「くっ!!」
セリスティアはそれを受け止め、電流を流そうとしたその時、ブレードが
バラバラになって鞭のように《ライトニングランス》を搦めとった。
「!!」
「はあ!!」
サニアは《ライトニングランス》を弾き飛ばすともう片方の手からブレスガンを出した。
「きゃ!」
それが着弾するとそこから粘質性の何かが《リンドヴルム》の右腕の関節部分に纏わりついた。
そして着弾した箇所が動かなくなった。
「これは一体!?」
セリスティアは何だと思っているとサニアはそれを見てこう説明した。
「対象が着弾した箇所から特殊な液体が空気中で凝固して動かなくさせる・・・それがこの《スパイダー・シャーク》の特殊武装《コアグレーションネット》」
「そしてこのブレードは分裂して蛇腹剣として活用できる
《ディープファング》」
お味はいかがですかとサニアはセリスティアを見下げるようにそう言うと
セリスティアはサニアにある事を聞いた。
「一つお聞きしてよろしいでしょうか?」
「何です?」
「貴方は一体・・・・何者なんですか?」
そう聞くとサニアはこう答えた。
「私はあるお方にお世話させてもらった今はヘイブルグ共和国のスパイです。」
「!!・・・やっぱりかよって危な!!」
ルクスはサニアの言葉を聞きながら『ラグナレク』と戦っていた。
どうもこの現状はヘイブルグ共和国からすれば美味しい展開だなと思いながら
聞いていた。
するとセリスティアはこう聞いた。
「貴方は私を『人殺し』と言いました。ウェイド先生の教えを仰いだのでしたら貴方が自分で何やっているのか分かって!」
セリスティアが何か言う前にサニアは肩部に搭載されている有線投擲兵器
《ブラッドテイル》でセリスティアにぶつけて弾き飛ばしたのだ。
「ぐ・・・ぐう」
セリスティアは弾き飛ばされながらもサニアを見てこう言った。
「嘘だったんですね・・・子供の時の・・・男に・・・酷い仕打ちを・・・
受けたことも・・・全て」
そう聞いたサニアはセリスティアを見て・・・憤怒の表情でこう言った。
「酷い仕打ちだ・・・貴様がほざくな偽善者の犯罪者が!!」
「!!」
セリスティアは初めて見たサニアの表情に驚くとサニアはこう言った。
「貴様に教えてやろう。貴様の罪を・・・そして・・・」
そう言いながらサニアは目を閉じてあの時を思い出していた。
磔にされた父を
病に倒れた母を
同じ苦しみを持った仲間を
そして・・・自身が師と煽ったウェイド先生の笑顔を。
「・・・私たちの怒りと絶望をな。」
それは語られない過去
封じられた・・・悪意無き善意が生んだ悲劇