夢のあの子。
ーールクス君。
「ううん・・・セリス先輩。何言ってんですかあ」
--ルクス君。
「アイリ・・・違うんだあ」
「ルクス君!!」
「うわあああああ!!」
突如ルクスは大声で誰かに起こされた。
「あいててて・・・ここは?」
ルクスはいきなりだったので後ろ向きに下がって机に頭をぶつけてしまったのだ。
「ようやく起きたのね。ルクス君。」
そう言ってルクスの目の前にいたのは・・・。
「・・・璃緒?」
「そうよルクス君。何寝ぼけてるの?」
璃緒は何言ってんだと思っている中ルクスは璃緒を見てこう聞いた。
「璃緒・・・君は・・・確か死んで」
「何言ってるの?未だ夢を見てるのルクス君。」
璃緒はそう言いながらルクスを見ると璃緒はこう言った。
「もう授業は終わってるから一緒に帰りましょ。」
そう言うとルクスは改めて周りを見渡すとある事に気づいた。
そこは・・・。
「ここって・・・学校」
そう言いながら自分も学生服である事に気づいたときこう思っていた。
「じゃああれは・・・夢か」
そう思いながらルクスは璃緒を見るとこう言った。
「・・・帰ろっか。」
「・・・ええ」
そう言って二人は教室から出ていった。
「ねえ、ルクス君。」
「うん?何、璃緒」
ルクスは帰り道の中璃緒が何かを聞こうとした。
それは・・・。
「もし人生に次があるとしたらどんな人生が良いの?」
そう聞くとルクスは少し考えてこう返した。
「そうだね・・・やっぱり、今のように・・・遊馬がいて・・・
お祖母ちゃんがいて・・・明里さんがいて・・・凌牙がいて・・・
カイトがいて・・・皆がいて・・・そして、璃緒がいる。」
「今のようなほんの少しでも幸せだと感じれる今のような人生が僕にとっては
良いのかもしれないね。」
「・・・そっか。」
璃緒はそう言うと立ち止まって・・・こう言った。
「ルクス君。忘れないで」
「え?」
「たとえ離れてしまっても私達は繋がっていたって事。」
「例え、どんな悲しい時があっても・・・忘れないでね。」
--私たちの事を。
「兄さん!!」
「うわあああああ!!」
するとまたルクスは転げ落ちた。
・・・ベッドから。
「もう、兄さんったら。船酔いになったから寝てるって言うので
そのままでしたけど、もう着きますからね。」
そこにはルクスの妹、アイリがそこにいた。
アイリはルクスに早く起きてくださいよと言って部屋から出ていった。
ルクスはさっきまで事を思い出すとデッキからあるカードを出した。
「『№103神葬令嬢 ラグナ・ゼロ』」
それを見たルクスはこう聞いた。
「君が彼女に会わせてくれたの?」
そう聞くとルクスはこう言った。
「・・・ありがとう」
そう言ってカードをデッキケースに入れた後部屋から出て甲板を出て
ある島を見た。
そこは・・・。
「あそこが・・・『リエス島』か。」
そこは独自の植生である緑に覆われた新王国領の外海にある島・・・
『リエス島』である。
ここでルクス達は1週間過ごすのである。
夢でもいい。・・・君に会いたい。