最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 先入観で見た後のこれって・・・インパクトあるなあ。


色々とキャラ崩壊があるなあ。

「それじゃあセリスティア先輩。シャリス先輩に吹き込まれた物は全部忘れて

くださいね。」

 「あ・・・はい・・・」

 「グ・・・・グおおおおおお」

 セリスティアはルクスとアイリによってこの世のものとは思えなくなってしまったシャリスを見て引き攣らせながらそう言った。

 すると近くで見ていたティルファーが複雑そうな顔をしてこう言った。

 「ッテ言うか・・・セリス団長もしかして・・・はしゃいでません?」

 それを聞いたセリスティアは背筋を伸ばしてこう反論した。

 「そ、そんなことはありません!今度こそは皆さんと交流を深めようと思って、

何か遊具を持って言った方が良いとかそんな事考えていませんから!!」

 「セリスティア先輩。地が出てますからそれ以上喋らないほうが良いですよ。」

 「もう遅いですよルクスさん。この人の「残姉さん」レベルが猛烈に

晒されましたよ。」

 ルクスはセリスティアの言動を聞いて直させようとするもクランリーゼから

もう遅いですと諦めさせようとした。

 するとセリスティアは周りを見た後赤面になって呼吸を整えてこう続けた。

 「し、失礼しました!ええとですね・・・何処まで喋りましたっけ?」

 「ルクスさんにエロい事をしていいですよと言った処からです。」

 「ちょっとクランリーゼ!!言い方考えてよ!!」

 クランリーゼはセリスティアのいかがわしい言動らへんですよと言った処に

ルクスが注意した。

 「エロい事ってそんな事、ああでも・・・ルクスからでしたら私は・・・その」

 「おいアンタ!何本気してんだよ!?」

 セリスティアが何やら赤面して体をくねらせ乍らそう言っているところを見て

ルクスが慌ててそう言うとセリスティアは咳き込んでこう言った。

 「んん!!では詳細は後日にお話ししますのででは・・。」

 そう言ってセリスティアは部屋から急ぎ足で出て言った処を見てノクトが

こう言った。

 「何でしょう・・・今まで見ていたセリス団長のイメージがぶっ壊れた

印象ですね。」

 『『『『『(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン』』』』』

 ノクトの言葉にルクスとクランリーゼ以外は頷いて答えた。

 これまでセリスティアは自分で課した規律を頑なに守り、『正しさ』と言う鎖に縛られ、それが砕けた後は自分を追い込ませるかのように特訓の量を増やして

倒れこんでしまい、心が折れかかっていたがあの時、ルクスが夢の中で許しを

与えられ、新たに心に決めた後から割と弱いところを見せるようになっていた。

 「まあさ、とにかく楽しそうだから取り合えず楽しんじゃおっか?」

 「そうですね。私は、こういうのは初めてですので少し高揚しています。」

 「あのう、ノクトさん。正直言うと本当に楽しんでるのか分からないん

ですけど。」

 透流は何時も無表情に近いノクトがそう言っているのを聞くが本当に

そうなのかと疑問形でそう言った。

 尚、この経験により2年後にある少女の表情を誰よりも早く理解したというのがこれもまた因果である。

 一方のルクスはと言うと・・・。

 「(まあ、こういう行事は向こうでもあったから久しぶりだし、

このタイミングで王都から出ていけるっていうのはラッキーだな。)」

 ルクスがそう思った理由は・・・前回の『ラグナレク』にある。

 学園襲撃事件の際にルクスは神装機竜《ラグナ・バハムート》を使って

『ラグナレク』を討伐することに成功した。

 あの時に見たのは実力者でもあったリーズシャルテとクルルシファー、

クランリーゼ、フィルフィ、シャリス、ティルファー、ノクトと救出に向かっていた透流や、クランリーゼと間近で見ていたセリスティアと敵側で見ていた

サニアだけである。

 そのほかの生徒は避難に精一杯であったため気づいていない。

 だがここ暫くはある噂が飛び交っていた。

 それは・・・。

 「あの黒い機竜とドラグナイトは一体誰なのか?」

 この噂が学園中で持ちきりであったため、正直な話ルクスは何度か心臓が

止まりかけそうな事態となっていた。

 「(どうか合宿が終わるまでに噂が消えてくれますように。)」

 『噂も75日』と言う諺があり、そう簡単に消えないと思うのだがそう思いたいと願うルクスであった。

 そんな事を思っている中ルクスは隣にいるフィルフィを見るとフィルフィはルクスの視線に気づくと無表情でこう言った。

 「合宿。楽しそう、だね。」

 「あ・・・うん」

 ルクスはそう答えるが噂を何とかしてほしいと願うと同時にある事を

思い出そうとしていた。

 「(『リエス島』か・・・何だろうな、この喉に骨が刺さった様な感じは)」

 そう思っていた。

 「それでは兄さん。私とノクトは透流の服と合宿に必要な物を揃えていくので」

 「あ、うん。気を付けてね」

 「兄さんこそ、あまり噂に対して過剰に反応しないほうが良いですよ。

勘の良い人は気づいている可能性があるんですから」

 アイリはそう言ってルクスに警告した後ノクトと透流の下にへと向かった。

 そしてそれから5日後の明朝。

 初めに機竜を纏っていたルクス達は新王国海軍が保有する大型軍船に乗るために港町にあるアトリエに配置した後に船に乗った。




 次回は『リエス島』到着後です。
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