最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 先ずはやることやってからだ。


遊び?・・・その前に特訓だ。

 「・・・えい」

 「うわあ!」

 ルクスがシャリス達に死刑宣告した後後ろから背中から水をかけられた。

 「誰って・・・フィーちゃん?」

 「・・・冷たかった?ルーちゃん。」

 わずかな微笑みながらフィルフィはルクスにそう聞いた。

 花を模した装飾付きの淡いライトグリーンのドレスの水着を着ているのだが

セリスティア同様に破壊力があったためルクスは色々と見てしまった。

 「・・・一緒に海で遊ぶの。初めてだね。」

 「あ・・・うん」

 幼いころ川岸の浅瀬で遊んでいたことはあったがあれよりも色々と

変わってしまったのだ。

 だが昔と同じように接してくれるので懐かしく思えた。

 するとルクスはリーズシャルテがいないことになんでだと思って

探してみると・・・木の後ろに隠れていた。

 「リーズシャルテ様?」

 「・・・・」くいくい

 「?」

 リーズシャルテがルクスを見て手招きしているのを見て向かって見ると

リーズシャルテはこう言った。

 「・・・・うっかりしてしまった。」

 「?」

 パレオ姿のリーズシャルテがお腹ら辺に指さしてこう言った。

 「私が思ってたよりも見えてしまってな・・・ハハハ・・・皆が楽しく

泳いでるのを見てな」

 「・・・あーね。」

 ルクスはリーズシャルテの言葉を聞いて何やってんだと思いながらどうしようかと考えている中リーズシャルテは小声でこう考えていた。

 「・・・いや待てよ?これならセリスティアの特訓に付き合わなくて済むか?」

 「・・・(何言ってんだろう?)」

 ルクスはリーズシャルテの小言が聞こえなかったので何を考えているのか

分からなかった。

 そしてルクスはこう言った。

 「まあ取り合えず方法を考えておきますので。」

 「?・・・ああ。」

 リーズシャルテはルクスの言葉を聞いて取り合えず答えた。

 そしてルクスは砂浜に戻ってみるとそこにいたのは・・・。

 「お待たせしました。兄さん。」

 純白の水着を着たアイリがルクスの目の前に現れた。

 華奢で儚げな雰囲気を持つアイリの雰囲気によく合っていた。

 だが違うところといえば、病弱であった時とは違い、年頃の少女らしい健康体であったことである。

 「アイリも着替えてたんだ。」

 「ええ、透流さんと服を買う時に一緒に買ったんです。感想も

頂かれましたし。」

 「・・・何て?」

 「・・・・『妖精みたいで可愛らしいですよ』・・・って」赤面

 「・・・ほお・・・ほお」

 ルクスはアイリの言葉を聞いて目から光を失いながらこう思っていた。

 「(・・・透流は特訓中しごき倒してやろう。)」

 

 

 

 

 

 

 「ひいいい!!」

 「?どうしました、透流さん」

 「いや、ノクトさん。その・・・何か・・・理不尽な事になりそうだなって」

 「??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・私も団長としてまだまだですね。」

 不意にセリスティアが背後で呟いていた。

 「ルクス。代表メンバーと透流さんを呼んでくれませんか?海沿いを

少し走った後に遠泳してから各自自由行動にするからと」

 「分かりました。」

 ルクスはそう言って全員を集合させて・・・リーズシャルテ以外のメンバーが揃った。

 初参加である人達はこれからの遊びに期待しているがシャリス達はと

言うと・・・。

 「・・・・・」

 暗い顔であった。

 ここで言っておくがセリスティアの特訓は普段から自分を厳しく戒め、

実直な鍛錬(他人からすれば地獄)をしているせいでセリスティアの「少し」と「軽く」は・・・・正直に言えば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はあ・・・はあ・・・はあ。どんだけなんだ?」

 「これって・・・オリンピックの・・・・強化・・・合宿・・・

なんです・・・かね」

 こうなる訳だ。

 「皆さん、次は沖合まで遠泳ですよ。」

 『『『『『『・・・・・・』』』』』』

 ・・・最早死体蹴りと何ら変わらん。

 結局、ルクス達が海で遊ぶことが出来たのはそれから1時間後の事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 「はああ・・・。疲れたアアア・・・ちょっとお昼寝ぇ」

 外で遊んでいたティルファーが天幕に入って倒れこむと既に入っていたノクトがこう言った。

 「No,貴方は少しはしゃぎすぎかと判断しますよティルファー。訓練が

終わってからも全力で遊びすぎです。」

 「この後見回りした後も軽く演習があるにも関わらずな。」

 そう言いながらシャリスはルクスと透流とクランリーゼが作った経口補水液を

飲んでいた。

 「然しこれは中々だな。疲れた体によく効くよ。」

 「YES、あちらの世界では既に存在しているらしいのですがこれは中々です。」

 「それにしても異世界って・・・どんなところだろうね。」

 ノクトとシャリスがそう言っている中ティルファーがそう言っていた。

 ルクスが見た世界と透流の世界は毛色が違うようだ。

 ルクスの方は未来都市であり、石油を使わない車や掃除用ロボット、

特殊なディスプレイシステムなどがあるのに対し透流の方は石油を使った車がありロボットはいないがある学園があった。

 《焔牙(ブレイズ)》と呼ばれる能力者達を育成する学園が。

 そしてそれらを管理する組織がある事も。

 まるでお伽噺の様に聞こえるがルクスと透流はそこにいたのだ。

 そして今その異世界にあった「№」がこの世界に来ている。

 するとティルファーはノクトにある事を聞いた。

 「そう言えばさ、ノクト最近クランリーゼやルクッチとなんか勉強してるけど

何やってんの?」

 それを聞いたノクトはこう答えた。

 「YES、これから先、№を賭けて機竜での戦闘以外にも

『デュエル・モンスターズ』を使った戦闘も想定したほうが良いかと思いまして

ルクスさん達にルールを教わってるのです。」

 デッキも作ってますしと言うとシャリスはこう聞いた。

 「ほう、それは見てみたいな。」

 「No,まだ完成していないのでそれは追々に。」

 「けど羨ましいなあ。ねえ、あたしも教えてよ?それ」

 「YES、皆さんで覚えてみませんか?楽しいですよ。」

 ノクトとティルファー、シャリスの三人はそう言いながら休憩時間を

過ごしていた。




 地獄の後は天国。
 トライアド三人のデッキ・・・どういう組み合わせにしよう。
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