「けどただ教えるだけじゃあ面白くないわよね~~。」
「はい?」
ルクスはレリィの言葉を聞いた瞬間に嫌な予感を感じた。
こう言う時は大抵良いことなど一つもないのだ。
「それじゃあ、こうしましょ。もしこの合宿中にルクス君から与えられた課題を
達成出来た人間は先着三名までに個人的な依頼を受けられるって言うのは?」
「おい、アンタちょっとマテ。」
「競争意識を高めつつ学園において二人しかいない男の内一人を独占できるなんて羨ましい人が出る事間違いなしね。」
「人の話をキケ----!!!」
ルクスはレリィに抗議するがレリィは聞いてもらえないどころかこうも言った。
「今ならエロイ依頼も先着一名様にさせるわねえ。」
「おいーーー!!」
等々ルクスは頭を抱えるが周りはと言うと・・・。
「え?いいんですか学園長!!??」
「それは楽しそ・・・じゃなくてやる気が出ますね!!」
「エロい事ってそれってあんなことやこんなことも」
等ととてもではないが演習の途中とは思えないほど賑やかになってしまった。
それを見ていた透流はと言うと・・・。
「・・・ノクトさん、レリィさんって何時もあんな感じなんですか?」
「YES、特にルクスさんが来てからはこう言う企画を作る才能は結構あります。」
「・・・それを他の事に使えば良いのに。」
「そう言っていますが何時かは貴方もターゲットにされますよ。」
ノクトと透流の言葉にアイリがそう忠告した。
「・・・もうどうにでもなれだ。」
ルクスは最終的にだが肩を落としながらそう言った。
「じゃあルクス君。一人ずつ模擬戦よろしくね。私はこれから学園のお仕事が
あるから。」
「はあ!!マジで僕一人だけなんですか!?」
「それじゃあ頑張ってねえ。」
そう言ってレリィは足早に立ち去って行った。
「それじゃあ最初は私だがルクス。」
「はい?リーシャ様。」
如何やら始まるらしいのだが最初のリーズシャルテは何やらr聞きたいことがあったそうだ。
「機竜だが《キメラティック・ワイバーン》か《ティアマト》どっちが良い?」
そう聞くがルクスはそう言えばと思っていた。
「(そう言えば《ギャラクシーアイズ》で戦ったことなかったなあ。整備の為に1回動作確認したけど)」
そう思ってこう判断した。
「それじゃあ《ティアマト》をお願いします。」
「分かった。」
そう言ってリーズシャルテは《ティアマト》の方のソードデバイスを抜いた。
「それじゃあ時間が時間何で一人3分」
「クランリーゼ、時間配分頼むぞ。」
「分かりました。」
そう言ってルクスはリーズシャルテの向いた方向を見ると
既にクランリーゼが砂時計を持って準備していた。
「次は私がいきますよ。」
「いや私が」
「いやいや私が」
「・・・これって体保つかなあ・・・」
ルクスはそう思っている中透流が出てきてこう言った。
「はいはい、順番に演習場の外で抽選行いますのでその数字で
並んでくださいねえ。」
そう言いながら透流はいつの間にかあった箱を持ってそう言った。
「いつも間にそれ作ったの!?」
「いやあ、その・・・アイリさんがもしもの為にと言って作っていた
そうなんですよ。」
「レリィさんの性格を考えたらこれくらいは考えが付くものですよ。」
ルクスの問いに透流とアイリがそう答えた。
しかしまあ全員確かに強いがギリギリ何とかなるだろうと思って
シュミレートしていると・・・声が聞こえた。
「こ、個人的な依頼ですか・・・それは是非私も・・・・
本気を出さないと・・・いけません・・・ね」
「・・・ウイェイ!?」
ルクスは驚いた表情で声の主、セリスティアを見た。
「いや、ちょっと待って下さいよ!?まさかセリス先輩までこの模擬戦
やるんですか!?」
「わ、私はやってはダメなんですか!?」
セリスティアはルクスに向かってそう言うとルクスはしどろもどろで
こう言った。
「いやええっと・・・やっちゃいけないんじゃなくてですね・・・以前戦った
僕が言うのもなんですがセリス先輩は戦闘関係で直す部分が無かったので
(アンタと戦ったら体が持たねえよおお!!)」
本音は無論これであるし実際合切、セリスティアは戦闘以外で
直さなければならない点が数多くあるため先ずそこだろと言いたいところで
あった。
だがそれに気づかなかったセリスティアはと言うとふっと得意げに笑って
こう言った。
「そうですか・・・そうですね、『シヴァレス』の団長である私が誰かに
教わるようではいけませんからね。でしたら私は暫く自主練しますので終わったら補佐をします。それでは」とセリスティアはスタスタと列から離れて
壁に辿り着くと頭を壁に当ててこう言った。
「はあ・・・また自主練です。切ないです。私が後輩に教えようとすると、
何故か『恐れ多いです』と言って断られてしまいますし、王都の遠征だって
色々あって軍の男性をやっつけてしまって向こうの教官には終始避けられましたし皆、〉楽しそうで羨ましいです・・・・いいなあ」
『『『『『うわあああ・・・・・・』』』』』
それを聞いて全員苦笑いしている中リーズシャルテが「竜声」でルクスに向けてこう言った。
〈ああルクス。取り合えず今日終わったらセリスティアを接待しておいて
くれるか?〉
「・・・ああ、はい。」
ルクスはそう言ってから演習を始めた。
その後まあ色々とあったが取り合えずセリスティアをどうするべきか考える
ルクスであった。
セリスティア・・・取り合えず心を強く持つ練習を中心にすれば?