最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 ボケが多すぎれば人類は絶滅。
 ツッコミが多ければ進化しない。
 ・・・加減って重要だよね。


ボケが多いとツッコミは大変だ。

十数分後・・・。

 駆けつけてきたレリィによればフィルフィは軽い貧血と、日射病における一時的な疲労におけるものだと聞いたがその際に隣にいたアイリはと言うと・・・。

 「・・・・・・・」

 相も変わらず黒い微笑みをルクスに向けていた。

 「それではレリィさん、私はこれで失礼します。・・・ああ、後ルクス先輩も」

 「まさかの他人行儀!!Σ(・□・;)」

 これは間違いなく当分はこれだなと思ったのは恐らく自分だけではないだろうと

思う。

 そしてアイリが部屋から出て言った後レリィがルクスに向けて笑顔で

こう言った。

 「フィルフィの事ありがとうね。今度からは女ものの装衣を着けて

女装したほうが今後の事も考えて分かりやすいかもね。」

 「ヤメテクダサイネ。ジョウダンデモソレダケハ。」

 レリィの冗談に対してルクスは真顔で目のハイライトがない状態でそう言った。

 「まあ、冗談はこのくらいにして。」

 「本当に冗談ですよね!?本気じゃないですよね!!??」

 ルクスはレリィにそう問い詰めるもレリィはこう続けた。

 「ねえ、ルクス君。仕事頼んでいいかしら?」

 「ええ・・・良いですけど何でしょう?」

 ルクスがそう聞くとレリィはこう答えた。

 「フィルフィの事なの。」

 「?」

 「さっきもそうなんだけど、ここ最近、フィルフィの体調の変化が激しいん

だけど・・・あの子って感情を表に出さない子でしょ?」

 「まあ・・・ブランクはありますけどフィルフィの事は大概知っていますし。」

 「だから、合宿の間でいいからあの子の付き添い役になってもらいたいん

だけど・・・頼まれてくれないかしら?」

 そう聞いたルクスは確かにと思っていた。

 フィルフィの事を大体ながら分かっているのはルクスぐらいだ。

 そう考えるのなら他の女の子よりも適任であろう。

 そしてルクスが決めたのは・・・これだ。

 「・・・まあ、出来る限りの事はします。」

 「ルクス君。ありがとう」

 レリィがほっと溜息つくのを見てルクスは引き受けてよかったと思っていた。

 ・・・この時までは。

 「ああ、因みに着替え用の下着はそのクローゼットに入ってるから

ルクス君の好みに合わせて着替えさせて良いわよ。」

 「って何で僕に教えるの!って言うかアンタ僕のこと何だと思ってん

ですか!?」

 ルクスがレリィにそう聞くとレリィはにこやかにこう答えた。

 「下着泥と覗きでこの『アカデミー』に入学出来た男の子兼私の遊び道具。」

 「前半未だ覚えてるんかいってアンタの本心後半だろうが!!」

 ルクスは頭を抱えてそう言うがベッドに寝ていたフィルフィが頭を上げて

こう言った。

 「大丈夫だよ、ルーちゃん。」

 「フィーちゃん・・だいじょうb」

 「わたし、寝るとき服着なくてもへいきだよ?」

 「そうっか、なら平気・・・んな訳あるか!何とち狂ったこと言ってんの?一応僕男だけどそこんとこ大丈夫なの!?」

 「うん、ルーちゃんならへいき。」

 「僕が平気じゃねええええええんだよおおおおおお!!!」

 「あ、それとルクス君。フィルフィの下着の色なんだけど、スケスケな方が

好みなのかしら?」

 「アンタちょっと黙れって何だよここ!ボケの巣窟でツッコミ役僕だけって

何じゃこの地獄はあ(*´Д`*)!」

 ボケるフィルフィとレリィに対してツッコミはルクスなのだが天然と

腹黒なボケの前に過労寸前のルクスであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの後だがフィルフィの着替えは他の女生徒を呼ぶことで何となったがレリィはブーブーと文句たらしていた。

 尚、それを聞いていたルクスは拳を握りしめて殴り飛ばしたい衝動を

我慢していた。

 「それじゃあ、フィー。またね~~。」

 「もう二度と来るな。」

 ルクスはレリィの後姿を見てそう思っていた。

 そしてルクスはフィルフィの方を向くとこう言った。

 「はあ・・・疲れた。」

 「だいじょうぶ?ルーちゃん」

 「うん・・・タブンネ(半分はフィーちゃんにもあるんだけどね。)」

 心の中でルクスはそう思いながらこう続けた。

 「何はともあれ、合宿が終わるまで宜しくねフィーちゃん。具合が悪くなったら直ぐに僕に言ってね、ああ後着替えは他の人に頼んどいてね。」

 「うん。ルーちゃんわかった。」

 「・・・本当に?」

 ルクスの言葉に対してフィルフィはそう答えるがルクスは疑いの眼を

向けていた。

 現在寝室にはルクスとフィルフィしかいないので会話をどうしようかと

思っている中ルクスはこう言った。

 「それで、今僕に何かしてほしい事ある?」

 そう言って場を繋ごうとするとフィルフィがやろうとしたことは・・・。

 「よいしょ」

 ゆっくりとベッドから立ち上がって部屋着のシックなブラウスをルクスの

目の前で・・・脱ぎ始めた。

 「チョット----!!!何やってんのフィーちゃーーーん!!!」

 「着替え。・・・だけど?」

 「何で当たり前の様に答えるの!!可笑しいの!?僕がって言うか

前に聞いたけど君羞恥心ってあるの!!??」

 「ルーちゃんだから・・・だいじょうぶ?」

 「数分前の状況思い出してえええ!!」

 ルクスは頭を抱えながらそう言った。

 このマイペース少女をどうやって介護するんだとルクスはこの先の事を

考えながら部屋から脱兎の如く出て行った。




 透流「あれ?アイリさん。ルクスさんは?」
 アイリ「知りません!!」ぷくーー。
 透流「?」首を傾げて。
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