最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 やっと遺跡に入れる。


遺跡調査へ。

「これが『アーク』ですか。」

 透流はそう言いながら灯台下にいた。

 この遺跡『アーク』に入る方法は『ガーデン』と同じく一定時間に

所定の場所にいると光と共に引き込まれるのだがそれがたった一つであり出口も同じ場所である。

 現在『アーク』は灯台近くの岩場に乗り上げているため機竜の跳躍力なら

直接甲板に乗り込めるのだ。

 段取りはこうだ。

 先ずセリスティア達3年生の内3名が甲板に入ったと後に乗り込み可能の

合図を送る。

 合図を確認した後に残りが突入するという流れである。

 尚、アビス対策としてでもこれは有効である。

 神装機竜を保有しているセリスティアが指令を出して各員が戦闘配置しやすくするためである。

 そしてメンバーの中にはさらに三人加わっている。

 一人目はレリィ。

 二人目は透流。

 今の二人の内前者は付き添い、後者は今後の遺跡調査の参加した際の勉強として。

 そして三人目は・・・。

 「兄さん。そろそろお願いします。」

 「はいはい。」

 ルクスが召喚した機竜《ライズ・ワイバーン》の肩に乗っているアイリであった。

 遺跡調査における詳しい調査のためらしいのだがルクスは最初反対していた。

 遺跡調査における危険性を理解していたがアイリ曰く・・・。

 「もう私は子供じゃありませんから。」

 その一言であった。

 いや、お前もう少し反撃しろよと思うところである。

 全員が突入するとある人影が確認できた。

 それは・・・。

 「いやはや、偶然同じタイミングで居合わせて丁度宜しいですなあ。」

 ドバル候と『海竜騎士団』であった。

 「それでは共に参りましょうか?レリィ殿?」

 ドバル候はそう言うとレリィはにこやかにこう言った。

 「ええ、こちらこそ。」

 そう言うのを見ていたクルルシファーはこう言った。

 「ここへ侯爵達の部隊が着いたのはついさっきらしいけどどう思う?ルクス君」

 そう聞くとルクスはこう答えた。

 「あいつら待ち伏せしてましたね。」

 「え?」

 ルクスの言葉に透流が反応するとルクスはこう続けた。

 「良い、透流?遺跡の出入り口はたった一つ。然も遺跡には『アビス』って言う化け物が現れる。さあ、どうなると思う?」

 そう聞くと透流は考えてこう言った。

 「そりゃあ・・・入り口がここだけだからそいつらが現れて・・・・

ああ(*´Д`*)!!」

 「そ、いきなり総力戦になれば全滅ないし行軍も出来ないって言う訳さ。」

 「・・・なんつう地味な!!」

 透流は起こりながらドバル候を睨みつけているがルクスが落ち着いてと

言いながらこう言った。

 「まあ逆に言えば連中の実力はたかが知れたって事だし、露払いさせようって

言う魂胆もレリィさんは見破ってると思うよ。」

 「え?」

 そう言うのを聞いて透流はレリィを見るが相変わらずの微笑であった。

 「まあそれに、こいつの運用試験をしたかったから丁度いいしな。透流、

そっちはどうだ?」

 リーズシャルテがそう聞くと透流はこう言った。

 「ええと、《キメラティック・ワイバーン》ですよね。何とかしようと

思ってます。」

 「ま、そいつを使いこなすのは至難だからな。私がこいつを使うのに

遊ばすわけにはいくまい?」

 そう言いながらリーズシャルテは自身が纏っている機竜を見せつけていた。

 《キメラティック・ワイアーム》

 《ワイアーム》と《ドレイク》を混合させた機竜で通路の多い船内を探索し、

調査するには持って来いのようだ。

 「アイリ・・・。気を付けてね。」

 「分かってますよ兄さん。私にはノクトと教導目的でノクトと一緒にいる透流もいますからそっちは自分の事に集中してくださいね。」

 生身での遺跡調査は最初期に帝国軍人がやった時には多くの犠牲を払ったと

聞く。

 そんな状況においてもルクスを心配させんと言うアイリを見てやはり

心配になった。

 するとルクス達が立っているサークルが淡い光を浴びた。

 「それでは皆さん。準備は良いですか?」

 『『『『『はい!!!!!』』』』』

 セリスティアの掛け声にメンバー全員がそう答えると光の柱が天高く

立ち上がり、ルクス達の司会が白に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 一方・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ここなんですか?」

 「ああ、そうだ。ここに来るのは5年ぶりだけど場所は知ってるぜ。」

 そう言いながら水滴滴る場所で声が聞こえた。

 二人の女性がそう言いながらある部屋に入った。

 そこにあったのは・・・・。

 「ああ、こいつだ。」

 「・・・この女が?」

 何かガラス製の棺桶のような物で眠らされている少女がそこにいた。

 「彼女は一体?」

 「・・・お前旧帝国時代に聞いたことあるか?『帝国の凶刃』」

 「!!まさかこいつが!?」

 「ああそうだ。こいつが帝国が保有していた闇の切り札にして・・・

当代きっての精霊使い。」

 「『切姫 夜姫』・・・またの名を『古都国の光神』」

 「契約している精霊は『天照』・・・全ての真実を映し、闇を祓うと言われる

最強クラスの光精霊のようだ。」

 その少女の隣には小さな祠とそれを祀っている鏡があった。

 ・・・今二つの世界を揺るがす戦いに向けて・・・演者が揃いつつあった。

 果たして彼らが向かうのは・・・一体何か。




 少しずつだけど「精霊使いの剣舞」要素が入り始めました。
 ・・・いやああ・・・長かったなあ。
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