最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 考えたら・・・ここまで長くしたことないなあ。


デュエル4

 「アイリ、あれがルクスさんの切り札です。」

 「あれが兄さんの・・・。」

 アイリはノクトの説明を聞いてルクスのフィールドに出てきたモンスター。

 『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』を見た。

 その出で立ちと過去の兄、そして今戦っている兄を思い返し、比べていた。

 嘗ての兄は優しさと・・・夢に溢れていた。

 そして今の兄はそこは変わらずあったがそれと同時に厳しさと優しさも

相まっていた。

 相手の本当の気持ちを知り、その上で対話するという思想。

 それら全てがあのドラゴンに集約されているのかと思うと中々夢物語であるなと思っていた。

 そうとも思っておらず、ルクスはフィルフィを見た後に続けた。

 「『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』の効果を発動!」

 「ORUを二つ取り除くことで相手モンスター1体の攻撃力を半分にし、その分を『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』に与える!!」

 「『トリーズン・ディスチャージ』!!」

 ATK 2400⇒1200『サイバー・ダーク・ホーン』

 ATK 2500⇒3700『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』

 「攻撃力が逆転した!!」

 「これならもしかしたら!」

 ティルファーとシャリスがそう言うとルクスはこう言った。 

 「バトル!『D-HERO ドリルガイ』で『サイバー・ダーク・ホーン』に

攻撃!!」

 

 『ドリルガイ』の攻撃が『サイバー・ダーク・ホーン』に当たろうとしたその時、フィルフィは効果を発動させた。

 「『サイバー・ダーク・ホーン』の効果を発動」

 「このカードが破壊されるときに装備カードを破壊することで破壊されない」

 「!!そう来たか」

 ルクスはその効果を聞いてクソっと思っていた。

  フィルフィ

 LP2800⇒2400

 ATK1200⇒400

 「だったら今度こそ!『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』で

『サイバー・ダーク・ホーン』に攻撃!!」

 「今の『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』の攻撃力は3700」

 「これが通ったらルクスさんの勝ちだ!!」

 クランリーゼの言葉を聞いて透流がそう言った。

 すると『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』の顎の角から

紫色の電流が迸ってきた。

 「『反逆のライトニング・ディスオベイ』!!」

 『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』の攻撃が

『サイバー・ダーク・ホーン』に向かったその時に・・・フィルフィはナニカを

発動させた。

 「トラップカードオープン、『ダークサイド・チェンジ』」

 「このカードは自身のフィールドに存在する闇属性モンスターが

攻撃対象になった発動」

 「その攻撃対象を他の自分のモンスターに入れ替える。」

 「私は『サイバー・ダーク・エッジ』に攻撃対象を入れ替える。」

 すると『サイバー・ダーク・ホーン』のいた場所に

『サイバー・ダーク・エッジ』が現れた。

 「!!つまり。」

 そしてそのまま『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』の攻撃が

『サイバー・ダーク・エッジ』に当たった。

 フィルフィ

 LP 2400-(2400-3700)=1100

         1300

 「『サイバー・ダーク・エッジ』も同じように破壊されない」

 ATK 2400⇒800

 「・・・カードを一枚伏せて、ターンエンド」

 ルクス

 LP 1100  墓地 4  除外 3

 手札1(『E-HEROエアーマン』)

 

 

 「ああ、惜しい!!もう少しだったのに」

 リーズシャルテが悔しながらそう言うとクルルシファーはこう続けた。

 「けどこれで二人のライフは互角、後は彼女の次のドロー次第よ。」

 

 

 

 「私のターンドロー」

 フィルフィ

 LP 1100  墓地 2  除外 0

 手札3⇒4

 「私は『サイバー・ダーク・キール』を通常召喚。」

 ATK  800   DEF  800

 「そして魔法カード『融合』を発動」

 「フィールドにいる『サイバー・ダーク・ホーン』、『エッジ』、『キール』を融合」

 すると3体のモンスターの体が・・・一つに合体し始めた。

 「ぬおおおお!!これは!!!」

 「リーシャ様!落ち着いてください!!」

 リーズシャルテが興奮してきたのでセリスティアは落ち着かせようと

体を締めていた。

 「闇に蠢く鋼の竜よ、今溶け合い、混じりあい、全てを破壊する鋼鉄の権化と

成り果てよ!!」

 「現れよ!『鎧黒竜 サイバー・ダーク・ドラゴン』!!」

 ATK 1000  DEF  1000

 ぎゃあアアアアアアアア!!

 『鎧黒竜 サイバー・ダーク・ドラゴン』の雄たけびが周りに響き渡った。

 まるで今のフィルフィの届かない鳴き声のようであった。

 「このカードの攻撃力は墓地に存在するモンスターの数*100UPする」

 ATK 1000⇒1500

 「さらにこのモンスターは墓地に存在するドラゴン族を装備し、その攻撃力分UPする」

 ATK 1500⇒3100

 「ヤバイ!!」

 「攻撃力が『ドリルガイ』を上回っちゃったよ!!」

 透流とティルファーの悲鳴交じりの声が聞こえた。

 これで万事休すかと思ったその時・・・フィルフィが震え始めた。

 「ウウウ・・・ウウウ」

 「フィルフィ!?」

 「フィー!!」

 ルクスとレリィがフィルフィを呼ぶがフィルフィの体から・・・黒い何かが

出てきた。

 そして・・・フィルフィは手札にあるカードを手に取って発動させた。

 「私は・・・永続魔法カード『モンスター・ミラー』を発動!!」

 「このカードはセットされた時、モンスターカードとして扱い、

自分フィールドのモンスターと同じ、攻撃力、守備力、効果、レベルを得る!!」

 『モンスター・ミラー』

 ATK 1500  DEF  1000

 レベル8

 「レベル8のモンスターが!!・・・けどフィルフィにそんなカード・・・

まさか!!」

 ルクスは思い当たったのかヘイズを見るがフィルフィは続けた。

 「私はレベル8の『鎧黒竜 サイバー・ダーク・ドラゴン』と

『モンスター・ミラー』をオーバーレイ!!」

 「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!」

 「エクシーズ召喚!!」

 二体のドラゴンが黒い渦の中に入るとフィルフィの胸から・・・

あるカードが出てきた。

 「現れよ!№108!!」

 それを聞いたルクスは驚いていた。

 「№108!そんなカードがあったなんて今まで見たことない!!」

 すると黒い渦から・・・紅い西洋剣が出てきた。

 そしてそれが・・・少しずつ変形してきた。

 「全ての因果を焼き尽くす暴竜よ!」

 柄の部分が翼の様に広がり

 「今その蒼き焔を持って!」

 刀身が少しずつ膨れ上がり、体が出来上がり

 「全ての命を焼き、清め」

 剣の間から細長い尻尾が出てきて

 「無に帰せ!!」

 翼から蒼い焔が噴出してきた。

 「『№108魔道蒼炎竜 ダークブレイズ・ドラゴン』!!」

 ATK 3000  DEF 2500

 (見た目は『オッドアイズ・レイジング・ドラゴン』のカラーリングが『カードファイト・ヴァンガード』に出てくる

『青き炎の解放者 プロミネンス・コアドラゴン』の色。

 その竜はまるで悪魔

 この世全てを飲み込む暴竜の如き蒼い焔を噴出したその姿に・・・

ルクスは突如頭痛がした。

 「アがあ!!これは・・・!!」

 突然の事に驚いていたルクスであったがその竜はルクスを見て・・・

咆哮した。

 ギシャアアアアアアア!!

 嘗ての力が今・・・ルクスに襲い掛かろうとしていた。

 




 トラップカード『ダークサイド・チェンジ』
 このカードは自分フィールド上に闇属性モンスターが2体以上存在する時
発動出来る。闇属性モンスターが攻撃対象となった時、その攻撃対象を
他の闇属性モンスターに移し替える。
 永続魔法カード『モンスター・ミラー』
 このカードは自分フィールド上にいるモンスターとして扱いモンスターゾーンにセット出来る。
 対象になったモンスターがフィールドから離れた時、このカードは除外される。
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