「№」
それは100枚に散らばったアストラル世界から来た使者、アストラルの記憶と
バリアン世界にてドン・サウザンドが対アストラルとして作り上げた七皇に捩らせた
7枚のオーバーハンドレット№。
その力は絶大でそれを所有し、敵対したサニアがそれを保有しており
『シヴァレス』通常団員全員を倒すほどである。
故にラフィ女王は№を保有し、新王国の戦力にしたいという思いがある。
だが・・・それには一つの間違いがあった。
№は・・・107枚ではなかったのだ。
「№108・・・!!」
ルクスは『魔道蒼炎竜 ダークブレイズ・ドラゴン』を見て顔を苦くしていた。
確認したことすらない№。
それはルクスの警戒を最大限にするに難しくないことであった。
そしてフィルフィは・・・今まで誰にも見せたこともない怒りの表情で
こう言った。
「私は『魔道蒼炎竜 ダークブレイズ・ドラゴン』の効果を発動!!」
「1ターンに一度、ORUを一つ取り除くことで!」
するとダークブレイズ・ドラゴンが持っている西洋剣がORUを斬り捨てた。
「相手モンスター1体を破壊し、その効果を得る!!」
「『ダーク・イート』!!」
するとORUを斬り捨てた西洋剣から黒い光が輝くと雷となって
『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』を貫いた。
「『ダーク・リベリオン』!!」
すると『ダークブレイズ・ドラゴン』の体が1瞬だけであったが
『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』になった。
「そして破壊したモンスターの効果を使う時!コストは不要とする!!」
「何だって!!」
ルクスは驚いていた。
それは嘗てトロンが使っていたあの№に似ていたのだ。
そう・・・怒りを原料にして使った№。
「№69 紋章獣神 コート・オブ・アームズ』に・・・
「これにより『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』の効果を発動!」
「『ドリルガイ』を選択し、その攻撃力の半分を得、
その分相手の攻撃力を下げる!!」
「『トリーズン・ディスチャージ』!!」
すると『ダークブレイズ・ドラゴン』の蒼炎が『ドリルガイ』を包み込み、
攻撃力が下がった。
ATK 1600⇒800
ATK 3000⇒3800
「そんな!!」
「この攻撃が通ったらルクス君は!!」
アイリとクルルシファーは悲鳴の様にそう言うとフィルフィはルクスを見て・・
攻撃宣言した。
「バトル!『ダークブレイズ・ドラゴン』で『ドリルガイ』に攻撃!!」
すると二振りの西洋剣が蒼炎に包まれると一つになって巨大な剣に変わった。
「バースト・フォール・ブレイズ』!!」
『ルクス(さん)(兄さん)!!』
全員が最早ここ迄かと思ったその時、ルクスは起死回生を発動した。
「トラップカードオープン『ガード・ブロック』!」
「このターンのダメージを全て0にしてカードを一枚ドローできる!」
グアアアアアアア!!
『ドリルガイ』の断末魔と同時にルクスの周りで小さな結界が張られ、
攻撃は当たることはなかった。
ルクス
手札1⇒2
「ふうう・・・全く驚かせおって・・・。」
「ですが・・・状況は最悪です」
リーズシャルテが胸をなでおろす中クランリーゼは顔をしかめっ面していた。
ルクスのフィールドは0。
然も伏せカードもなく、万事休すであった。
然しフィルフィは念には念とでも言うように行動を移した。
「私はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
フィルフィ LP 1100
手札4⇒3⇒2⇒1⇒0 墓地 3 除外 0
「僕のターン・・・」
ルクスは震えながらもデッキトップに指を添えた。
これで負けたらもう駄目だと緊張してしまっているからだ。
どうしたら良いと思っていると・・・何処からか・・・声が聞こえた。
かっとビングだ!ルクス兄!!・・・・
「!!・・・遊馬!?」
ルクスは遊馬の声がしたような感じがした。
するとどうだろう。
指の震えが止まっていたのだ。
ルクスはそれを見て・・・ふっと笑ってしまった。
「やれやれ・・・これじゃあ・・・兄として負けるわけにはいかないな!!」
「ドロー!!!」
手札2⇒3(内1枚は『E-HERO エアーマン』) 墓地 5 除外 3
LP 1100
するとルクスはドローしたカードを見て少しにやっと笑った後カードを
発動させた。
「魔法カード『エクシーズ・パートナー・コール』を発動!」
「手札を1枚墓地に送ることで墓地に存在するエクシーズ・モンスターをEXデッキに戻してデッキから同じ種族のモンスターを召喚条件を無視して
特殊召喚出来る!」
「だが、この効果を使った時、特殊召喚したモンスターは
このターン攻撃できず、効果も使えない!!」
「『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』はドラゴン族です」
「そんなカード・・・・まさか!!」
クランリーゼの言葉を聞いてクルルシファーはまさかと思っていた。
するとルクスの手から・・・奇妙な形をした十字架が現れるとルクスは
それを宙に向けて投げると口上を言った。
「闇に輝く銀河よ、希望の光になりて我が友の魂に宿れ!光の化身、
ここに降臨!現れろ、《銀河眼の光子竜》!」
すると十字架が紅く輝くとそこにいたのは・・・・。
青く輝く星々の空のような光を纏った竜であった。
ATK 3000 DEF 2500
手札3⇒1
「何だあのドラゴンは・・・。」
「綺麗・・・。」
「《ギャラクシーアイズ》って・・・それってルクッチの機竜!!」
「それの大本か・・・。」
リーズシャルテ、セリスティア、ティルファー、シャリスがそれぞれ
そう言った。
然しルクスはさらに一手打った。
「そしてさらに魔法カード『ヒーローチャンス』を発動!!」
「墓地に存在する『HERO』モンスターを可能な限り除外することで
除外したカード-1だけドローできる!!」
「けっ、結局は運任せとはとことんまでどっちつかずの王子様だな。」
ヘイズはルクスに対してそう言うがルクスはこう返した。
「運も実力の内!どんな逆境でも思いさえあれば・・・
全て乗り越えられるんだ!!」
そう言ってルクスはカードを引くと・・・。
「・・・全く、兄貴思いな弟だよ。」
「僕は魔法カード『異次元融合』を発動!!」
「除外されているモンスターを任意の数までデッキに戻して、
融合召喚出来る!」
「僕は除外されている『D-HERO ドゥームガイ』と
『D-HERO ドリルガイ』を融合!!」
「現れよ!『D-HERO ディストピアガイ』!!」
ATK 2800 DEF 2400
「まだまだ!僕は『ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴン』と
『D-HERO ディストピアガイ』でオーバーレイ!!」
すると『ギャラクシーアイズ』は竜の姿になって上空にあった渦に入った。
「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!」
「エクシーズ召喚!!」
すると上空から青い剣が出てくるとルクスはそれを受け止めてそのまま地面に
突き刺した。
「現れろ! 銀河究極龍、No.62!」
「 宇宙にさまよう光と闇、その狭間に眠りし哀しきドラゴンたちよ。その力を集わせ、真実の扉を開け!」
「銀河眼の光子竜皇!」
すると『ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴン』は鎧を身に纏い、
更に進化した姿となった。
ATK 4000 DEF 3000
『・・・・・』
全員その姿に心を奪われていた。
まさに皇に相応しい姿だと誰もが分かったからだ。
然しルクスは手札からあるカードを・・・発動させた。
「更にRUM『ドラゴン・フォース』を発動!!」
「このカードは自分フィールド上にいるドラゴン族エクシーズ・モンスターを対象に発動することによりそのモンスターのランクが一つ上の『C(カオス)』と名の付くドラゴン族エクシーズ・モンスターを特殊召喚できる!!」」
「僕は『ギャラクシーアイズ・プライム・フォトンドラゴン』を
オーバーレイ!!」
するとギャラクシーアイズは黄色い球となって空にへと舞い上がっていった。
そしてそのまま黒い渦に飛び込んでいった。
「1体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築!」
「カオス・エクシーズ・チェンジ!!」
すると渦の中から紅い直剣が出てくるとルクスはそれを自分の胸に・・・
突き刺した。
『!!!!』
全員はそれを見て驚くがルクスは口上を言った。
「銀河に渦巻く命よ!散らばれし命を束ね、不条理を払いのけリし
竜を呼べ!!」
すると爆発と同時にある竜が現れた。
紅く、両肩に鮮やかな宝玉を持った・・・ギャラクシーアイズが現れた。
「現れよ!銀河至高C№62超銀河眼の光子竜皇(ネオ・ギャラクシーアイズ・プライム・フォトンドラゴン』!!」
ATK 4500 DEF 3000
『・・・・・・』その光景はまるでルクスの心が乗り移った様な印象であった。
そしてお互いの竜が睨みつけながら構えていた。
今・・・決戦の時が迫った。
『№108魔道蒼炎竜 ダークブレイズ・ドラゴン』
レベル8モンスター*2
炎属性 ドラゴン族
このカードはエクシーズ素材を一つ取り除くことで発動できる。
相手モンスターを1体選んで破壊し、その効果を得る。
この時発動コストは払わなくてよい
魔法カード『エクシーズ・パートナー・コール』
手札を1枚墓地に送ることで墓地に存在するエクシーズ・モンスターをEXデッキに戻してデッキから同じ種族のモンスターを召喚条件を無視して
特殊召喚出来る
魔法カード『ヒーローチャンス』
墓地に存在する『HERO』モンスターを可能な限り除外することで
除外したカード-1だけドローできる
魔法カード『異次元融合』
除外されているモンスターを任意の数までデッキに戻して、
融合召喚出来る