最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 『C№62 超銀河眼の光子竜皇(ネオ・ギャラクシーアイズ・プライム・
フォトンドラゴン』
 レベル9モンスター3体以上
 ATK 4500  DEF  3000
 このカードはエクシーズ素材に『銀河眼の光子竜皇
(ギャラクシーアイズ・プライムフォトンドラゴン)』がある時、
相手モンスター全てのモンスター効果を無効にし、相手フィールド上にいる
エクシーズモンスター全てのエクシーズ素材をこのモンスターに与える。
 エクシーズ素材を1つ取り除くことで相手、又は自分の墓地にいるモンスターを装備カード扱いで装備し、攻撃力と効果を得る。


新たなる敵。

 「フィー?!体は大丈夫!?何ともない!!」

 レリィは大慌てでフィルフィにそう聞くとフィルフィは・・・いつも通りの感じでこう答えた。

 「うん、何だか前よりもらく。」

 「フィー!!」

 「?どうしたの・・・・おねえちゃん。」

 フィルフィは抱き着いてきたレリィにそう聞くとルクスはあるカードを見せた。

 それはフィルフィが倒れていた場所にあった№。

 『№34 電算機獣 テラ・バイト』であった。

 「フィルフィ、これに見憶えない?」

 そう聞くとフィルフィはそれを見てこう答えた。

 「ぜんぜん。」

 「・・・そうか」

 フィルフィの言葉を聞いてほっとしている中フィルフィは自身の左腕についているデュエル・ディスクを見るとあれ?と思いながらこう聞いた。

 「ねえ、ルーちゃん。これってルーちゃんが持っているのと同じだけど

なにこれ?」

 「ああそれね・・・後で教えるから今のうちに外しておくね。」

 ルクスはそう言って操作して、デュエル・ディスクを外した。

 するとルクスはデュエル・ディスクを見てこう言った。

 「これ・・・あげる。」

 「・・・良いの?」

 フィルフィはそう聞くとレリィはこう言った。

 「ちょっと待ってルクス君!フィーにそれを渡すのって!!」

 「レリィさん。これは恐らくですけどデッキがフィルフィを求めたんじゃないかと思うんです。」

 「・・・デッキが?」

 レリィはそう聞いた後に周りに散らばっているカードを見た。

 よく見れば『サイバー・ダーク』とは違って白い体の竜がある物も見つけた。

 するとルクスはカードを1枚取り出してこう言った。

 「カードに罪はありません。罪があるとすればそれは・・・多分使う僕ら

なんじゃないかと思うんです。」

 「だから、フィルフィにこれを持たせたいんです。今度は楽しくデュエル出来るように。」

 「・・・ルクス君。」

 レリィはルクスの言葉を聞いた後にフィルフィを見るとフィルフィは

こう答えた。

 「だいじょうぶだよ、おねえちゃん。私今度はまちがえないから。」

 「・・・フィー。」

 レリィはフィルフィの言葉を聞いて・・・こう言った。

 「・・・分かったわ。だったらお願いね、ルクス君。」

 「あ、はい。それにしてもさ、フィルフィ。少し聞いても良い?」

 「?・・・なに、ルーちゃん」

 ルクスはフィルフィにある事を聞いた。

 「頭の髪、白髪になったけど大丈夫なの?」

 「?」

 フィルフィはそれを聞いてデュエル・ディスク越しで見た後に・・・

こう言った。

 「あ、・・・頭白いや。」

 『・・・・だああああああ!!』

 全員がズッコケてしまった。

 「いやいやいやいや待て待て待て!!!」

 「貴方、気づかなかったの!?」

 リーズシャルテとクルルシファーがフィルフィにそう聞くがフィルフィは

こう答えた。

 「うん、だって見えないし、問題ないから。」

 「問題大有りですよ。」

 セリスティアはそれを聞いて呆れながら言った。

 「・・・フィルフィ・・・」

 ルクスは頭を抱えて何やってんだと思うとフィルフィはルクスの方を

ずっと見ていた。

 「・・・ルーちゃん。」

 「?、何フィルフィ。」

 ルクスはそう聞くとフィルフィは・・・頬を膨らませてこう言った。

 「・・・フィーちゃんでしょ。」

 「今更それ言う?!」

 ルクスはフィルフィにツッコミを入れた。

 周りはそれを聞いて呆れながらも笑っているのを見てルクスはこう呟いた。

 「・・やっぱ、フィルフィは・・・フィルフィだな。」

 そう言うが・・・ある人間の声が聞こえた。

 「おいおい、これで終わりだと思ってんのかあ?」

 そう言った人間・・・ヘイズがラ・クルシュと共に立っていた。

 然も・・・角笛を持って。

 「まあ良いや。こいつでもう一度操って・・・お前ら全員皆殺しだ!!」

 「ま・・・待っ」

 イイイイイいいいい!!

 レリィが言い終える前にヘイズはもう一度前と同じ命令をかけた。

 ・・・・・・だが。

 「?」

 「・・・あれ?」

 フィルフィは何も動かなかった。

 「・・・・もう一度だ!!」

 イイイイイ!!

 「・・・・・??」

 「・・・・へ??」

 二度目も全くであった。

 その後も何回か吹いたが・・・・同じであった。

 「な・・・・何で言う事聞かねえんだよ!!」

 ヘイズは怒鳴るようにそう言うと・・・・アイリがこう答えた。

 「恐らくですが・・・あの竜が斬り捨てたのって・・・貴方の角笛に従っていたモノじゃないのでしょうか?」

 「・・・・へ?」

 「そしてそれが消えたからフィルフィさんは言う事を聞かない・・・

じゃないんでしょうか?」

 「・・・・アアアアアアア!!」

 ヘイズはそれを聞いて頭を抱えて大声を上げた。

 『イグドラシル』の種子がなくなった以上もうフィルフィはヘイズの言うことを聞くことはないのだ。

 するとセリスティアはヘイズに向かってこう言った。

 「投降しなさい。さもないと容赦はしません。」

 「出来れば同族殺しはしたくないので。」

 セリスティアに続いてクランリーゼもそう言った。

 「ちぃい!」

 ヘイズは苦々しい顔で舌打ちすると・・・天井から声が聞こえた。

 それも全員が聞こえるように

 『ねえ、聞こえる?準備終わったから私出ていくわねえ。』

 その声が聞こえた。

 「!!一体どこから!?」

 「姿は見えないから・・・《ドレイク》!?」

 ティルファーとシャリスが周りを見渡しながらそう言うとヘイズは・・・。

 「フフフフフフフフフ。」

 ニヤリと笑いながらこう言った。

 「未だ俺は・・・終わってねえぜ!!!」

 ヘイズがそう言った次の瞬間に・・・天井が壊れて何かが落ちてきた。

 『きゃああああ!!』

 全員が悲鳴を上げる中ルクスは何だと思った。

 「一体何が!?」

 すると土煙が晴れて・・・それが明らかになった。

 巨大な木材で出来た様な要塞。

 至る所に髑髏のような紋章が見えた。

 そして何より・・・ある数字が見えた。

 それは・・・。

 「!!『33』・・・まさか1?」

 「ほお、気づいたようだな王子様よ。」

 ヘイズは何処からか声が聞こえる中こう言った。

 「こいつこそ俺の切り札・・・『イグドラシル』だ!!」

 そう言うヘイズの声を聴いたルクスはその数字からあれを思い出した。

 心優しい兄思いの少年。

 遊馬の親友。

 「Ⅲ」と彼が使っていた№。

 『先進遺跡(オーパーツ)ー超兵器マシュ・マック』を・・・。

 ェエエエエエエエエエエエエォォォォオオ!!

 そして『イグドラシル』・・・いや、『イグドラシル・マシュ・マック』の

咆哮が部屋に響いた。

 ・・・第2ラウンドのゴングが鳴った。




 次回は『ラグナレク』編。
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