最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 やっと・・・終わった。


遺跡調査・・・終了

フギルとルクス。

 二人の再会はまるで必然の如く訪れている。

 それが何を意味するのかは・・・誰も分からない。

 「さてと・・・俺はそいつを引き取りに来たって言っても・・・

信じないようだな」

 「当たり前だろ。お前はしでかすか分かったものじゃないからな。」

 ルクスはそう言いながら武器を構えると・・・《ギャラクシーアイズ》から

通達が来た。

 『危険!これ以上の本機の搭乗は生命の危険アリ!!至急停止せよ!!!』

 「!!クソ、こんな時にかよ!?」

 ルクスは通達を見て毒づくとフギルはルクスに向けてこう言った。

 「如何やら限界のようだな?まあ、俺としてはこいつでやりあっても良いんだぞ

ルクス?」

 そう言いながらフギルはソードデバイスを抜きつつもこう言った。

 「今ここでな」

 そう言いきってソードデバイスを抜き放つと・・・ルクスは諦めるかのように

こう言った。

 「・・・クソが。」

 ルクスはそう言って《ギャラクシーアイズ》を解除した。

 「ほお、前までならどんな状況にでも戦うと思っていたのだがな?」

 フギルは感心するようにそう言うとルクスは苦々しくこう言った。

 「勘違いするな。僕は未だ死ぬわけにはいかないから解除しただけだ」

 「それまでその首は繋いだままにしておくよ。」

 ルクスはそう言って・・・膝から倒れ始めた。

 『ルクス(さん)!』

 全員がルクスに駆け寄るとルクスは全員に向けてこう言った。

 「・・・やっぱ・・・未調整のシステムはきついわあ。」

 そう言ってルクスはへたり込むように座った。

 それを見ていたフギルは・・・。

 「全く・・・色々と苦労が絶えん奴だ。」

 少しほっとした表情で笑っていた。

 すると後ろから声が聞こえた。

 「フギル様。皇女殿下の怪我を考え、ワタシハ失礼します。」

 「ああ、分かったよ。エスシス」

 エスシスの言葉を聞いてからフギルと別れた。

 するとフギルはルクスに向けてこう言った。

 「さてと・・・行くか、最深層に。」

 そう言うと残った全員が・・・ソードデバイスを抜いた。

 「その前に投降してもらうと助かる」

 「・・・やめとけ。」

 セリスティアが言い終える前にルクスは全員に向けてこう言った。

 「そいつの強さは・・・戦った・・・から分かる・・・けど・・・僕以上だ。」

 「だから・・・やめとけ。」

 『!!!』

 ルクスの言葉を聞いて全員が恐怖した。

 あのルクスがそのような事を言うとなると疲弊した自分たちが勝てるのかと

思ってしまったからだ。

 するとフギルは全員に向けてこう言った。

 「大丈夫だ。俺は今回君たちと戦わないことは約束しようと言っても・・・

信用されていないから情報を与えようか?」

 「・・・情報?」

 クルルシファーは不安ありありでこう言うとフギルは・・・こう答えた。

 「遺跡を完全機能停止するための方法。」

 『!!』

 「それを最深層にて教える。それでどうだ?」

 フギルは簡単にそう言うとアイリがこう答えた。

 「何故貴方がそれを・・・・!!」

 そう聞くとフギルはこう答えた。

 「俺は知っているのでな。それでどうする?」

 フギルの言葉を聞いて全員が疑心暗鬼になっている中・・・

リーズシャルテはこう言った。

 「分かった。そうしよう。」

 『リーシャ様!』

 全員がどうしてかと聞くとリーズシャルテはこう答えた。

 「責任は全て私が取る!!良いな!?」

 そう言うと全員は少し間をおいて・・・了解した。

 「さてと・・・向かうか」

 フギルはそう言うと全員を案内させた。

 するとフギルはこう言った。

 「ああ、そうそう。操られている《ギア・マスター》を戻さないとな。」

 そう言うとフギルはラ・クルシュに向けてそう言っていると・・・。

 「あれ?私何していたのです?」

 普通に戻っていた。

 すると隣にいたクランリーゼがこう言った。

 「私が元に戻しました。」

 Vサインしてそう答えた。

 恐らく戦いが終わった後にラ・クルシュを捕まえて、データを元に

戻したんだろう。

 その証拠に『パソコン』が側にあった。

 「ほお?如何やって戻したのか聞きたいところだが・・・まあ、良い。」

 そう言ってフギルは地下に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「御免ね。透流」

 「いえ、これくらい大丈夫ですよ。」

 ルクスは透流の肩を借りながら歩いていた。

 他のメンツもそんな状況であるため、歩みは遅かったが・・・直ぐについた。

 「ここだ。」

 フギルはそう言って巨大な扉を見た。

 するとラ・クルシュに向かってこう言った。

 「さてと・・・そろそろ始めてもらおうか?」

 「ハイなのです。」

 そう言ってラ・クルシュと・・・クルルシファーが一緒になって

扉に手を当てると・・・扉が開いた。

 全員が固唾を飲んで見守って出てきたのは・・・・。

 『・・・また?』

 何もなかった。

 いや・・・あるにはあるのだが何やら祭壇のような造りの建物しかなかった。

 「これが・・・最深層?」

 「何か拍子抜けだなあ。」

 ノクトとティルファーがお互いそう言うとルクスは透流に向けてこう言った。

 「透流、今大丈夫?」

 「あ、はい。」

 「だったら僕のデュエル・ディスクでここら辺の全部写真に収めといてくれる?何かあるかもしれないから」

 「分かりました!!」

 そう言って透流はルクスからデュエル・ディスクの説明を聞いた後に撮影を

開始した。

 そんな中でフギルはあるところに向かって行った。

 するとフギルはルクスに対してこう言った。 

 「こっちだ。ルクス」

 すると今度はクランリーゼが肩を貸させてフギルの方にへと向かった。

 そこの祭壇のような建物の中にある何やら・・・石が並べてあった

何かであった。

 「何だこれは?」

 ルクスはなんだと思っているとフギルがルクスに向けてこう言った。

 「ルクス、『グランフォース・コア』は持ってるか?」

 そう聞くとルクスはこう答えた。

 「ああそれなら・・・レリィさん!持ってますか?『グランフォース・コア』」

 そう聞くとレリィは持ってると答えた。

 そしてレリィが『グランフォース・コア』が入った箱を持ってくると

フギルはこう言った。

 「それじゃあそいつをこの石の中央に置いてくれ」

 そう言うとルクスは『グランフォース・コア』を中央に置いた。

 「後は・・・そろそろだな。」

 『?』全員が何かと思っていると・・・石が輝き始めた。

 「!なんだ!?」

 ルクスは何事だと思いながらも『グランフォース・コア』に手を触れると・・・

 「がアアアアアアアア!!」

 ルクスは『グランフォース・コア』から出てきたナニカに悲鳴を上げた。

 「ルクス!」

 「ルーちゃん!!」

 セリスティアとフィルフィはルクスを呼ぶと・・・天井から何かが

映し出された。

 「何だ・・・あれは?」

 リーズシャルテはその映し出されたものに驚いていた。

 捩じった木。

 紫色の空。

 同じ色の霧

 それらが映った次の瞬間に・・・何かの影が映ると更に光が強くなった。

 そして光が収まると・・・ルクスが倒れていた。

 「ルクスさん!大丈夫・・・何だこれ!?」

 透流はルクスの右手を見て驚いていた。

 その右手に描かれていたのは・・・魔法陣のような円の中に水しずくのような

紋章が象られており、ルクスのすぐ近くには・・・一人の女の子が倒れていた。

 見慣れない恰好をした水鏡色の髪をした・・・10歳前後の女の子が。

 「え?誰この子?!」

 ティルファーが驚いているとクルルシファーはその子に駆け寄って口元に

耳を澄ました。

 「・・・・未だ息をしているわ!急いでルクス君とこの子を合宿所に!!」

 そう言うと全員がルクスと女の子を抱えようとする中フギルはソードデバイスを抜き・・・こう言った。

 「まさかルクスの下に現れるとはこれも奇縁なのかもしれんな。」

 そう言って突然に・・・消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あらあら・・・彼は***なのかしら?」

 「・・・・・・」

 「ええそうね。どうするのか見届けましょ。」

 「・・・・・・・」

 「ではまたお会いしましょう。主様。」

 そう言って何処かにへと・・・消えていった。




 次回で終わり。
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