最弱無敗の決闘機竜   作:caose

190 / 378
 約3年ぶりの再開です。


第5章来襲!帝国の凶刃と復讐軍師!! 紅蓮に舞う戦場!!!
少女現る。


 嘗て一人の少女が古都国にいた。

 その少女は5歳で・・・人を殺めたのだ。

 相手は側室が雇った暗殺者であったが黒衣の男が保有する刃を交わしたどころかたった1本の竹串を使ってその喉に突き刺して絶命させた。

 それからと言う物幾人もの人間を殺してさらに顕著になったのが・・・

光精霊『天照』と契約を交わした後であった。

 『天照』の能力は幻術その最も驚異的な力・・・対象の写し身であった。

 内容次第では相手の会話や居場所を特定することが出来ると言う優れた力であり

これによって暗殺を見破れるのだ。

 然し彼女の父親・・・国王は恐怖しながらこう言ったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 『お前には・・・人の心などない‼』

 その時の怯え交じりの表情に対して彼女は只・・・くすりと微笑むその存在に

対して父王は彼女に戦闘の特訓をさせたのだが・・・花咲かせてしまって9歳にテ

兵役指南役から免許皆伝を授かった彼女はとある別名を貰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『切姫』と言う忌み名を。

 そしてその二年後古都国が帝国から侵略を受けた際に『切姫』は皇帝と

一つの契約と忠誠の誓いを受けたことから帝国の旗下に加わった・・・

それは例え帝国が崩壊したとしてもだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ん・・・んん・・・。」

 病院の部屋の中でルクスは何かが乗っかっていることに気づいて眠気眼の中目を開けるとそこで目にしたのは・・・上半身裸の少女が目に見えた。

 「(ええと・・・ああこれ夢か。)

 何ていう夢なんだと半分夢の中でその少女を見ていた、

 長い黒髪。

 精巧な銀細工を連想させる均整の取れた肢体に綺麗な形を保ったまま揺れる胸。

 そして何よりも・・・色の異なる瞳が印象的だったことにもう一度寝よと

思いながら・・・・こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「嫌なんでやねん!?」

 ルクスは先ほどの光景に対して大声でそう言って起きる中で・・・

ルクスはこう呟いた。

 「あれって・・・夢なのか・・・最悪だ・・・どんだけ変態だって言うか

出るんなら璃緒出してくれても良いじゃないか本当に。」

 そう呟きながら寝る中でその時いた少女は・・・部屋の外から出てこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 「だいぶお疲れのようですわね、今宵は主様の御身を確認できただけで

満足いたしましたが楽しみですわね・・・必ず私の手でアーカディア帝国を

取り戻して御覧に致しますわ・・・我が主にして魔王様。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして次の日の朝。

 「ルクスさん、お見舞いに来ました。」

 「兄さん、ちゃんとお医者さんの言う事聞いてましたか?」

 「透流お見舞いありがとうって言うかアイリ、君には兄に対する

優しさとかないのかい?」

 泣いちゃいそうだよとそう言いながらベッドの上で大人しくしているとアイリはルクスに向けて幾つか報告をまとめた。

 「其れではまずは兄さんが見つけた第二神装なんですが解除条件が兄さんの

やり方ではまあぶっちゃけた話納得できないので他にも出来る人達が出るまでは

当面は秘匿案件となりました。」

 「何で!?」

 「兄さんのやり方が根性論レベルですので正直な話信用できないので

それにおける弊害です。」

 「最悪じゃん!?」

 僕って何なのさとルクスは抗議するかのようにそう言うがアイリは

こう言い放った。

 「まあ兄さんの根性論何て今更始まった訳ではないですので次の話に

移しましょ。」

 「嫌マテヤ!?」

 ルクスはもう少しないのと言うが何もないと瞬時に応えてこう続けた。

 「現在兄さんが『ラグナ・バハムート』を使って戦うに必要な時間は

ざっと12分が最大の稼動限界時間ですのでそれ以上になる前に棄権するか

『ライズ・ワイバーン』で戦うかのどちらかになります。」

 「ああ・・・もしかして『オーバーリミット』使っちゃったから?」

 ルクスは少し怖れ交じりでそう聞くとアイリはええそうですよと言って

こう続けた。

 「本来でしたら兄さんは全竜戦に参加など出来るはずがないのですが

女王陛下からの命令ですので仕方ありませんので悪しからず。」

 そう言うと今度は心配事の件を話した。

 「今の兄さんには只でさえ問題が山済みなんですよ?」

 「ああ・・・ヘイズと兄さんと・・・あの子?」

 そう言って遺跡で見つけた例の少女の事を言うとアイリはこう続けた。

 「ええ、イセリアちゃんはちゃんと言いつけ守っていますよ。結構大食いな所は見受けられますが今は学園で面倒見ています、今日は確かシャリスさんと一緒に

特訓の見学を見ている頃合いでしょうね。」

 そう言うと立ち上がってこう言った。

 「それでは医者からの話ですと後2日で退院ですからそれまでちゃんと

大人しくしているんですよ!」

 良いですねと言うとアイリは透流の手を掴んで其の儘どっかに行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「全竜戦か・・・勝てばその分遺跡の調査権が手に入るからそれを利用して

今度こそは遺跡のアビスを造る機能を停止させなきゃいけないし・・・

№についてだって只でさえ問題が積み重なっているから・・・勝たないとなあ。」

 ルクスはそう言いながらデッキケースを眺めていた。

 新たに造った『HERO』ともう一つの・・・嘗て自分が使っていた

デッキの再構築で出来上がったデッキを見てルクスはこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「勝つんだ・・・絶対に。」




 次回は退院。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。