そして2日後、やっとのことで医務室から出ることが出来たルクスは学園の教室に足を踏み入れることが出来たのだがその間に溜った課題とを片付けなければ
ならないがためにライグリィ教官の下で補習授業を受けなければならないため
現在勉強中である。
そしてそんな中でルクスの雑用管理受付窓口となっているティルファーが
現れたのだ。
「ちゃーっす!ルクッチ完治おめでとー!!」
そう言って現れるとルクスはティルファーに向けてこう聞いた。
「久しぶりって言うかよくお見舞いに来てくれたね、ありがとうティルファー。」
「良いよ良いよルクッチ!あの演習で助けてくれた恩があるしって言うか・・・
結局の所さ、その刺青って何なの?」
ティルファーはそう言ってルクスの右腕に目線を向けるとルクスはこう答えた。
「うん、何ともないよ。一体如何やったらこうなったのか全く
理解できないけどね。」
「そうなんだってそれとさ、あの女の子は今何してるの?」
「イセリアって言ってね、今は確かラ・クルシェ達と一緒にアトリエで
書類整理しているよ。」
そう答えたのだ、イセリア・シーウオードと言う名前の少女は
現在ラ・クルシェ達と共にリーズシャルテが考案しているぱそこんの解析で
手に入れた技術の解析資料の整理に追われているのだ。
それとだが彼女はどうも大食いらしく結構食べるらしい。
「そんじゃあルクッチには幾つか報告があるからどこら辺が良い?」
そう聞くとルクスは暫くしてこう答えた。
「じゃあなるべく身近な物からお願い。」
「了解、えっとねえ・・・先ずはハイこれね。」
そう言って出してきたのは・・・どん!と言う程大量にある紙束であった。
「え・・・ナニコレ?」
ルクスがそう聞くとティルファーはこう答えた。
「ああこれ、ルクッチがいない間に溜っていた依頼書。一応怪我と体力を考慮して三分の一まで減らした奴だから宜しくねえ。」
「こんなんんで減らしたの!?」
「そうだよ~~、本当は今は13枚だけど其れまでは大体40枚近くは
あったんだから。」
「40って・・・これよく見たら一枚について10人くらいあるんだけど!?」
「え?もしかしてフルの方が良いの??だったら最初に良いってよルクッチ。
今から持って」
「いや待って!これで充分だから本当に!!(これ以上増えたら間違いなく
過労死間違いなしルートだよ!!)」
最悪なブラック企業じゃねえかと思いながらルクス歯取敢えずの所は
これで充分だと言う事を鬼気迫る表情で言うのを見てティルファーはこう
思っていた。
「(う~~ん、これじゃあちょっとしたジョークで『実は私の胸囲が
最近ちょっと増えたんだよねえ♪』何て言ったら・・・間違いなく
コロコロされそうだからいわないどこ。)」
賢明な判断をしていたティルファーはまあ良いと言ってあと一つ告げた。
「それじゃあもう一つはこれがメインなんだけど・・・ルクッチって
確かここに来る前にはトーナメントで『最弱無敗』って呼ばれてたよね?」
「うんまあそうだけどそう云やあバルゼリットが死んだからランクが
一つ変わったんだったよね。」
「そうそう、その中でもトップランクの10・・・いや9人なんだけどルクッチ知ってるよね?」
「うんまあね・・・バルゼリットととの戦いの後偶に会った時には
模擬戦して欲しいってお願いされまくってたよ。」
まあ良いバイトだったけどねとそれを聞いてへええと・・・ティルファーは
人外見るような目でルクスを見ているとルクスはこうも聞いた。
「何かあったの?どっちかが死んだとかトーナメント相手同士で結婚報告して
寿引退したとか?」
「いや違うからねって最初それ思いつくって怖って言うか
後半ライグリィ教官聞いたら怒るよ本当に!!」
怖いんだからそう言う話するととティルファーが慌てて云うので
ああそうなんだと黙っておこうと決めたルクスであった。
そして一呼吸おいてティルファーはこう答えた。
「一位から新しく10位になったドラグナイト全員がその日のうちに連戦で
全滅したんだよ一人の女の子に。」
「・・・・・ハアアアアアアアアア!?」
嘘だろとルクスはそう思っていたが無理もない、トップランクで然も
全員がエクスクラスと言う精鋭集団がたった一人の女の子にやられたなど
聞いただけでもお伽噺レベルかよと思っているとティルファーはこう続けた。
「私もそれ聞いて最初は信じられなかったけど間違いないらしいよ、特徴も全員言っていることが合ってるからね。黒髪の滅茶苦茶美人な子で
異国風の黒い服着てて左右の眼の色が違うって皆が言っててね、
特に1位から3位なんてプライドズタズタにされたからね。
ドラグナイトとしての資格を自分で放棄したんだって。」
怖いよねえと言っているとルクスはあれと思っていた、何せその特徴が全部・・夢に出ていた女の子と合致しているからだ。
これは怪しいぞと思ってルクスは授業が始まる中でこう思っていた。
「(後でラ・クルシェ達にこの事聞いてもっと詳細な情報を
探させないとな。)」
そう思いながら次の授業の準備を始めた。
次回は・・・多分あの子と会う。