最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 九十九家でもそうだったけど迎え入れてくれるって嬉しいな。


ルクスの歓迎会

「ババ○がバ○バ○バ○~♪ババ○がバ○バ○~♪」

 ルクスはお風呂でおなじみの曲を歌いながらお風呂の掃除をしていた。

 午後の授業を終えるとティルファーが雑用の仕事を大量に持ってきたのだ。

 女学校に男が転入したのが珍しいのか昨日の決闘と事件で注目を浴びたのか

定かではないがその依頼は学園、生徒問わず数十件を超えた事によりティルファーが

ルクスの為にタイムスケジュールを作っているらしい。

 まあそれでもルクスに苦の色は見えなかった。

 何故なら・・・

 「(ここは勉強できるし、依頼をこなして借金が返せるし、

身の安全も保障できるし、それに機竜の管理・整備費が無料だし訓練も出来るなんて

ここは天国のような場所だなあー。・・・でも・・・)僕なんかがこんな良い事して

良いのかな・・・遊馬。」

 ルクスは内心楽しそうだったが同時に今自分がここにいていいのかどうかをふと考えていると・・・軽くノックする音が聞こえ脱衣所の扉が突如開いた。

 「ちょっと待って!!今お風呂掃除をしているからお湯はないし

もう停止時間って・・・アイリ?」

 入ってきたのは服を着たままのアイリとノクトであった。

 「知ってますよ兄さんそのくらいは、まさか私達が裸である事

期待していたんですか?」

 「NO、仕方ないですよアイリ。ルクスさんは年頃の男の子ですしここはお風呂場ですからそう言う風に思うのも仕方ありませんが肉親に対してそのように欲情するのは

人間としてどうかと思いますが。」

 「ちょっと待って二人とも!!何で僕が裸を期待しているって前提で話してるの!!違うって!!!それに僕は妹をそんな風に思った事ないしアイリがそんな風に

考えていること自体がショックなんだけど!!!!」

 ルクスはアイリとノクトに反論しながらもそう証言した。

 暫くして場が落ち着くとルクスはアイリにこう聞いた。

 「それで僕に何か用があってここに来たんでしょ?もしかして

緊急の仕事とかかな?」

 「ええ、ちょっと緊急なので後で女子寮の大広間にこの仕事が終わったら寄り道せずに来てくださいね。」

 「YES 、楽しみにしてくださいね。」

 「え、楽しみって何のこと?」

 「では。」

 アイリとノクトの言葉にルクスがなんなのかと聞くとノクトはアイリと共に

去って行った。

 「・・・何なんだろうな?」

 と思いながらお風呂掃除を再開した。

 

 その後寮母さんに掃除のチェックをしてもらった後ルクスは大急ぎで

大広間へと向かった。

 正直ルクスは寮内を見てこう思った。

 「(やっぱり僕には場違いだなあ。宮廷にいた時もそう思っていたしね。)

さてと大広間はっと・・・ここだ。」

 ルクスは大広間の前に行くとその前にはアイリがそこにいた。

 「あら一応身だしなみはするんですね兄さんも。」

 「そりゃあ誰だってやるよ。ここだよね確か?」

 「はい、みんな待ってますよ。」

 そして大広間を開けるとそこには・・・

 『『『『『ルクス君。編入おめでとう!!!!!』』』』』

 少女達の声が一斉に響いた。

 「え、え、え、?」

 ルクスは困惑しているとシャリスが前に出てこう言った。

 「おい、おいこれは君の歓迎会なんだからそんなに困らなくていいだろ?」

 「そうだよルクっち。主役が前に出なくてどうすんのさ?ささ早く。」

 「YES 、皆さんお待ちかねですよ。」

 それに続くようにティルファーとノクトがルクスにワインの入ったコップを渡した。

 「ルーちゃん。これから、一緒だね。」

 「あなたには色々と期待しているから頑張ってね。」

 そしてフィルフィとクルルシファーがルクスに声をかけると奥のいすに座っていたリーシャがこう言った。

 「ルクス、お前には色々迷惑かけたし昨日のアビスの時に生徒を助けたことに対してお詫びとお礼と歓迎の三つの意味を込めているが不服だったか?」

 リーシャは少し自虐的な笑顔をするとルクスは笑顔でこう言った。

 「ありがとうございます。リーシャ様。嬉しいですよ。」

 「そっか。・・・ならシャリス、乾杯の音頭を!」

 リーシャがシャリスを指名するとシャリスはグラスを掲げてこう言った。

 「それではルクス君の学園入学と今後の皆の健闘を込めて・・・乾杯!」

 『『『『『乾杯~!!!!!』』』』』

 この時ルクスはこの学校に来てよかったと心から思っていた。




 ルクス「所でシャリス先輩。このワインって何処から・・・。」
 シャリス「ああそれは・・・学園長の部屋からこっそりとうば・・・じゃなくって
失敬した奴だ。」
 ルクス「ちょ、それって!!」
 尚部屋に何本かのお気に入りのワインがなくなったことに部屋の隅っこで泣いているレリィがいたそうな。
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