「ぎゃははは!うめえなこの『ギョウザ』だっけ?もちもちしてるのに
中の肉と野菜が丁度よくかみ合ってて酒が進むぜ!!」
グライファ―はそう言いながらギョウザを食べながらワインを飲んでいると
ルクスは鳥の南蛮揚げを食べながらこう言った。
「グライファ―、食べて飲むだけじゃなくてちょっとは匂いも感じなよ?
そうしながら食べると美味しいんだから。」
そう言いながら食べているのを聞いていると
セリスティアはこう呟いた。
「何でしょう・・・私達よりも仲良くなっていませんか?」
そう呟きながらライスを食べているとフィルフィは頷きながらチョコを
頬張っていた。
どこかしらかやけ食いしている様な感じがするのだが暫くすると・・・
店の中に人が入って来た。
金髪で人懐っこそうな中性的な少年が入ってくるとグライファ―を見て・・・
怒鳴るかのように大声でこう言った。
「グライファ―!何やってんのさ!!って言うか酒飲んでるじゃないか!?
遠征先でお酒を飲むのは禁止されてるんじゃないの?」
「けちけちすんじゃねえよ『コーラル』よ?ほれ、ギョウザやるから
怒るなって。」
「何食べ物で買収しようとしているのかな君はって今度という
今度は教官に伝えておくけどトレーニング程度じゃ済まないよ?」
「うわーひでー!そのせいで全竜戦負けたらどうする気だよ?」
「人の注意を聞かない君が悪いんだから文句言わない!御免けど食事代は
この馬鹿から出して」
「いや待てそれ俺の金って言うかお前は俺のおかんか!」
「保護者面しているのは間違いなよってホラ来てグライファ―!!」
「ちょっと待ってって襟引っ張るなってさっきの飯が酒と一緒に
逆流するぞおいごらってじゃあなルクス!また飲もうぜ~~~。」
『コーラル』と言う少年に引きづラれて行くグライファ―を見てルクスは
こう呟いた。
「後で彼には何か上げようか、さっきの保護者さんに。」
『(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン。』
全員はそれを聞いて頷いた後に再び食事を始めた。
新王国から少し離れた・・・山間部。
岩肌が露出していて尚且つ通常では機竜でさえも登頂が難しい山の中に
幾つもの・・・建築物の様な何かが見えた。
その内部には幾つもの機竜が鎖で吊るされていている中で
3人の人間がそこにいた。
一人はミスシス、そしてもう一人は・・・フギルであった。
そして最後の一人は翡翠色の長髪で妙齢の美女がそこにいたが一つだけ普通とは違う所があるのだ。
その女性の耳が・・・尖っているのだ、普通ではないその女性に対してフギルはこう聞いた。
「それで、ヘイズ殿下は如何お過ごしでしょうか?」
フギルがそう聞くと妙齢の女性はこう答えた。
「ええ、今は回復したんだけど傷が残っちゃったらしくてね。怒り心頭ヨ。」
そう言うとそれでと聞くとエスシスはフギルに向けてこう聞いた。
「今回の計画ですが私は反対です、幾らヘイズ殿下の許可も貰っているとはいえ例のあれの制御には血と膨大な精神を捧げる必要があります。今の状態で
使用するとあのお方の命が」
「其れは聞いたが聞く耳もたずだったからな、以前の戦いで№とイグドラシルを失ってしまったからな。ここで全戦力を使ったとしても代償は変わらないと
言ってな、」
そう言っているととんとんとノックする音が聞こえたのでエスシスは
こう聞いた。
「誰でしょうか?」
そう聞くと扉が開いて出てきたのは兵士と・・・鳥の羽の様な耳を持った
見慣れない衣装をまとった少女・・・いや、ギア・リーダーがそこにいた。
するとギア・リーダーはエスシスに向けてこう言った。
「例のあれと神装機竜の調律が終わりましたのでご報告に来ました。」
「そうですか、フギル様。何時でも宜しいようで。」
「分かった、『エル・ファジュラ』。お前の持つ2つの特殊機能は使えるか?」
「問題ありません。」
『エル・ファジュラ』と呼ばれたギア・リーダーがフギルに向けてそう言うと
こう続けた。
「それじゃあ頼むぞ。」
フギルがそう言うと全員が下がった後に何処からか・・・声が聞こえた。
『フギルよ。』
「何だ***?」
『奴らは使えるのか?あれを使うのに必要な神威を持っているとは
到底思えん?』
「持っていないのならば仕方ないさ、だが必要と言うならば他国から・・・
・・・・・『精霊使い』から奪えばよかろう。」
そう言って自身の胸元で淡く光る・・・魔法陣に触れるとそれはこう言った。
『・・・分かった、それとだが気を付けろ。今年は何故かだがブレイドダンスが執り行われている、奴が動いたともなるとこちらも準備するべきだ。
お前も見たであろう?お前の弟が水の』
「***、今は準備期間だ。それにルクス二は既に彼女を送っている、
精霊の使い方をよく知る彼女に伝えれば後は契約できるはずだ。」
そうだろうと言うとそれはフギルに向けてこう言った。
『そうだな、何せアイツは・・・嘗てのお前に似ているからな。』
そう言って聞こえなくなるとフギルはこう呟いた。
「ああ本当に、似ているよな俺とルクスは。」
そう言うと窓の外から見える空が曇り始めるのを見てこう呟いた。
「雨が降るのか?ルクスの精霊からすればこれは恵であろうな。」
そう言いながら寝ようと思って自身の部屋に向かって行った。
そして場所は戻って。