最弱無敗の決闘機竜   作:caose

207 / 378
 始まりです。


全竜戦

 「ふぇくしょい!」

 突然ルクスが大きくくしゃみをすると全員に前に立っていたセリスティアが

ルクスのくしゃみを聞いて慌ててこう言った。

 「どどどどどうしましたルクス!もしかして風邪ですか?!大変です

直ぐにベッドと消化によいものとええとええと」

 「ああ、大丈夫ですよセリス先輩。ちょっとね・・・誰かが

僕の噂しているのかな?」

 最後ら辺は小さな声でそう呟くとそうですかセリスティアがそう呟くと

こう続けた。

 「ですが余談は禁物です、今日は速めに寝て備えるべきです。何時呼ばれるか

分かりませんから。」

 「ご厚意感謝しますセリス先輩。(囮役やらないといけないからねえ。)」

 内心そう思いながらルクスは・・・闘技場内部で割り振られている控室にいた。

 するとセリスティアは全員に向けてこう言った。

 「今日の対戦はユミル教国、トルキメス連邦、ブラックンド王国。

初戦はユミル教国ですが我々は汎用機竜で戦うこととなり専用機持ちは

出場しませんので悪しからず。」

 「あ、確かそれって負け試合」

 「ティルファー、たとえそうであっても負けていいわけではないので・・・

勝つ勢いで事に当たって下さい。勝てればそれで良いので。」

 それを聞いてティルファーはニヤリと笑って了解と答えた。

 当の本人は個人戦出場である為既に装衣を纏っている。

 そしてセリスティアは全員に向けてこう言った。

 「それでは各自今回のトーナメントに参加しない者は観戦、休息と自由ですが

スケジュールを把握したうえでここに戻ってきてくださいね。」

 そう言うと全員が散らばって・・・全竜戦が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ォォォォォオオォォォォォォォォ!!

 「うお凄い熱気ですね!ワールドカップ見てる気分だぜ。」

 「ワールドカップとは何ですか透流?」

 「ああ、簡単に言えば世界中の人間が集まって戦うスポーツの祭典ですね。」

 「・・・今現在がこれですから同じっぽそうですね。」

 「まあ遺跡の調査権が無いからあと腐れなく戦えるって点は違いますけどね。」

 そう言っている中で少し離れた場所でルクスはクルルシファーと共に座って

こう呟いた。

 「はは、まるでワールド・デュエル・カーニバルに戻った気分だよ。」

 「其れって確か世界中の人達が集う大会よね?ある意味近そうね。」

 そう言うとルクスはクルルシファーに向けてこう聞いた。

 「相手はユミル教国となると戦いにくいですか?」

 「そうかしら?私ってそういうのには割かし線を引いてるから

ちゃんと戦えるわよ?」

 「でしたら大丈夫ですね。」

 「其れと、厄介な子がいるわね。あれを出すとなるとユミルは本気で

相手を捻じ伏せて倒す気よ。」

 「厄介な子って誰ですかそれ?」

 ルクスがそう聞くとクルルシファーはプラチナ色の髪を持つ小柄で

小学生くらいの身長の少女を見るとクルルシファーはこう答えた。

 「『メル・ギザルド』、教導士官学校の主席にして『征伐』の二つ名を持つ

ドラグナイト。使ってるのはエクス・ワイバーンだけど確か神装機竜持ちよ。

彼女の家と私のエインフォルク家はルインを巡る問題で

ちょっとした揉め事があるけどまあ私には関係ないわね。」

 「嫌あるだろアンタって言うか僕との偽装婚約とかはどう決着付けたの?」

 そう聞くとクルルシファーは・・・ルクスから視線を逸らしてこう答えた。

 「ダイジョウブヨ、ナントカスルカラ。」

 「片言の時点で信頼零だぞと言うかモシカシテ未だ誤解してるって事!?」

 「・・・御免なさい本当に。」

 「イヤ本当にね!」

 クルルシファーの言葉を聞いてふざけんなと思っているとクルルシファーが・・ルクスに向けてこう言った。

 「ええとだけど・・・明日空いてるかしら?」

 「・・・時間によるけど何で聞くん?」

 ルクスがそう聞くとクルルシファーは・・・言いにくそうにこう答えた。

 「いやね、アルテリーゼが私達との進展について報告するからって来るって

報告があったからその・・・ね・・・」

 「もしかして偽装カップルしてくれって内容じゃないよね?」

 「・・・依頼料倍払うわ。」

 「謹んで受けましょう!」

 「がめついわね貴方!!」

 ルクスの問いを聞いてうわ金に煩いわねと思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『三勝一敗でAブロック一回戦目はユミル教国の勝利!』

 ドレイクの拡声機能で報告を聞くと透流がこう言った。

 「凄い試合でしたね!」

 「ええ、ですが最後のあの少女と戦うとなると・・・兄さんしか相手が

いなさそうですね。」

 「確かに、強いのは間違いありませんでしたね。」

 クランリーゼがアイリの言葉を聞いてそう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後だが二回戦目のトルキメス連邦との戦いはセリスティアと

フィルフィによって勝利を納めたが三回戦目のブラックンド王国との試合で

リーズシャルテとノクトとのタッグで事件が起きた。

 レギオンの一機が狙いを外れて観客席に向かって飛んで行ってたのだ。

 それにより警告を受けるもその後は問題なく勝てたがルクスはそれを見てこう思っていた。

 「(恐らく今の攻撃、僅かだけど炎が見えたって事は・・・くそ!夜架の神装は永続効果かよ厄介だな本当に!!)」

 ルクスはそう思いながら今の攻撃について報告しようと思って控室に

向かって行った。




 そして控室に戻ります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。