「・・・やっぱり追って来てますねこれ。」
「ええ、何故追って来てるのかは不明ですが。」
ルクスの言葉をセリスティアがそう答えると恐らくですがルクスが切り出して
こう言った。
「多分ですけど僕のせいかと」
「いえ、多分私のせいでしょう。何せ今の執政院は色々と裏で謀を
画策している人達がいるようですがら。」
「謀・・・もしかして御父上関係ですか?」
ルクスがそう聞きながら見通しの良い大通りの直線で距離を稼いで
細い裏路地で曲がって追っ手を振り切った。
するとセリスティアがこう続けた。
「利権の奪い合い、それに続く派閥争いと言った方が良いかもしれません。
実は今日貴方にお話ししたいと思って・・・ここら辺で良いでしょうね。」
セリスティアはそう言いながら辺りを確認して・・・追跡者の気配がいないと
感じているとルクスはそうですねと答えた。
「然し作戦は半分失敗です、折角水浴びしたのにまた汗だらけに
なってしまいました。」
そう言いながらセリスティアは胸元を僅かに開いて肌を上気させている
セリスティアは裏路地で周囲が家屋や店に囲まれているせいか
無防備になっているがために制服の上でもその大きさが分かるフィルフィ並の爆乳の谷間にルクスは・・・目を大きくしてボーっとしているとセリスティアは
こう聞いた。
「どうしたのですかルクス?先ほどからぼーっとしているようですが??・・・
まさか具合でも!」
「いいいいいいいえなんでもないですって言うかそれよりも話があるって
聞いたのですけど!?」
そう聞くとセリスティアはこう答えた。
「ルクス、一つ聞きたいのですが・・・貴方は私の事をどう思っていますか?」
そう聞くとルクスはこう答えた。
「そうですね、凄く真面目でちょっとだけ不器用で他人の力を考慮しないで
無茶苦茶な体力強化トレーニングでボロボロにさせて序に料理は下手で
その癖自分に我慢させて追い込んでいてそれに」
「・・・・・」
ルクスの度重なる言葉を聞いてがっくりとしているとルクスは更にこう続けた。
「けど、それは自分の罪と向き合っているからこそであり自分を強くして皆を守って戦って傷つきながらも前を向いて戦う優しくて・・・そして何よりも本当は甘えたがりな信頼できる僕の大切な人(仲間)ですよ。」
「////////ルクス!」
セリスティアはそれを聞いて赤面になっているとセリスティアはこう返した。
「それは私もです、旧帝国の誤った風潮を引きづって間違う事を・・・
ウエイド先生に対して行ってしまった過ちを恐れて男性を遠ざけ続けた私を貴方は助けてくれました。私にとって初めてできた・・・とても頼りがいのある男性で
そして・・・私の心にここ迄踏み込んでくれた私の大切な人。」
「?何言ってんですかセリス先輩?」
「いいいいいいいえ!何もありませんよ!!それと話しについてですが。」
セリスティアがそう言うとこう切り出した。
「ですので話します、私は父から貴方を懐柔するようにと手紙で指示を
受けました。シヴァレスの団長である私の立場を利用して貴方を監視下に置いて
管理しろとの指示で。」
「ディスト卿の指示・・・やり兼ねなさそうだなって思ってたけどやっぱり
四大貴族は甘く見ない方が良いな。」
ルクスはそう呟くとセリスティアはこう続けた。
「父の考えが何であれ、私は今回の指示に従うつもりは全くありません。
もし対立した場合は、直接訴えて取り下げさせます。もし力づくでやると
言うのならば私は最後までルクスの味方でいるつもりです、ですが・・・
私の知らない所でルクスに迷惑かけてしまうかもしれませんがそこはまだ・・・
何も分からないのですが。」
「大丈夫ですよ。」
「え?」
ルクスの即効的な言葉に何でと疑問を想っているとルクスはこう続けた。
「僕を心配してくれるのは嬉しいですけどセリス先輩がラルグリス・・・
実の両親相手と仲たがいするのはいけないんです、そうして家族がバラバラに
なってしまうのは僕からすれば嫌なんです。僕みたいに家族を喪って後悔するのは駄目ですから・・・まあ手紙で嘘の報告を書いておく程度にしておければ良いかもしれませんよ?」
「然しそれでは父が貴方に直接干渉してくれるかもしれませんよ!?」
「まあ大丈夫でしょ、僕は昔からそう言う事には慣れてますしそれに・・・
覚悟は決めています。例え別の形でこの国の中枢相手に関わろうとも
逃げませんから!」
「ルクス、ですが貴方は。」
「心配しないでくださいセリス先輩、僕は大丈夫ですから。」
「・・・変な人ですね、私は貴方に攻められる覚悟を決めていたのにも関わらず私の心を晴らしてくれただけではなく決意を決めさせてくれました感謝します。」
そう言うとセリスティアは周りを見てこう言った。
「・・・戻ってきましたね、ここからどうやって巻きましょうか?」
「そうですね、こうなったら別れて・・・どうしたんですかセリス先輩?」
セリスティアに向けてそう聞くとセリスティアはこう答えた。
「ええとですね・・・あれってもしかしてですけど・・・
九重君とアイリさんとノクトでは?」
それを聞いてみて見るとその視線の先にいたのは・・・お祭りを一緒に
歩き回って楽しんでいる透流とアイリとノクトがそこにいた。
「・・・・・・は?」
ルクスはそれを見て悪意の如き声を上げた。
次はその・・・あれですかね?