「私はこれでターンエンド。」
夜架がそう言うがルクスは厄介だと思っていた。
フィールドには攻撃と防御が上がった『ダイヤモンド・クラブ・キング』。
然も№だから破壊するには同じ№でなければならない。
そしてこの状況で最適解ともなると・・・あれしかないと考えた。
「(力を貸してくれ・・・璃緒!)」
「僕のターン・・・ドロー!」
ルクス LP3500
手札 1 デッキ 30 墓地 6 除外 1
「僕は先ずレベル4となった『ティア―スケイル』と『ラギット・グローブ』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築・・・
エクシーズ召喚!」
「今ここに目覚めるは混沌の世界に産まれし神々を奉る令嬢!!」
「現れよ『No103!!・・・神装零嬢ラグナ・ゼロ』!!」
神葬零嬢 ラグナ・ゼロ
ATK 2400 DEF 1200(A表示)
「更に魔法カード『エクシーズ・バック・コール』を発動!」
「このカードは墓地に存在するエクシーズモンスターを特殊召喚し
フィールドに存在するモンスターを任意の枚数オーバーレイユニットにすることが
出来る!僕はこの効果で墓地から『レイダーズ・ナイト』を特殊召喚!」
レイダーズ・ナイト
ATK 2000 DEF 0(A表示)
「だがこの効果で特殊召喚されたモンスターは戦闘を行うことが出来ず攻撃力は
0になる・・・だが『レイダーズ・ナイト』の効果発動!!
オーバーレイユニットを一つ取り除くことでエクシーズチェンジ!」
「一体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築・・・
エクシーズ召喚!」
「獰猛なるハヤブサよ。激戦を切り抜けしその翼翻し 寄せ来る敵を打ち破れ!
エクシーズ召喚!『R・R ブレイズ・ファルコン』!!」
ブレイズ・ファルコン
ATK 1000 DEF 2000(A表示)
「そして『ブレイズ・ファルコン』は直接攻撃ができる!
これで終わりだーー!?」
「『R・R ブレイズ・ファルコン』でダイレクトアタック!!」
ルクスがそう言うと『ブレイズ・ファルコン』からミサイルが出てきて
攻撃するが・・・夜架は墓地からカードを出した。
「私は墓地に存在する『暗殺崩束』の効果を発動します。」
「このタイミングで!?」
「このカードを墓地から除外することで戦闘ダメージを無効にして
その分ライフを回復することが出来ますわ。」
夜架
LP 400(+1000)⇒1400
「くそ・・・ターンエンド・・・そして『レイダーズ・ナイト』の効果で
特殊召喚した『ブレイズ・ファルコン』は破壊される。」
「でしたら・・・ここら辺で私の力を見せてあげますわ、私のターン・・・
ドロー」
夜架 LP 1400
手札 1 墓地 6 除外 4
「私は『ヴォルカニック・リボルバー』を召喚。」
ヴォルカニック・リボルバー
ATK 1200 DEF 600
「私は先ず『ダイヤモンド・クラブ・キング』を攻撃表示に変更。」
ダイヤモンド・クラブ・キング
ATK 1000 DEF 4000(D表示)⇒(A表示)
「そして更に『ダイヤモンド・クラブ・キング』の効果を発動、一ターンに一度オーバーレイユニットを一つ取り除くことで攻撃力を3000にして防御力を0に
致しますが・・・『炎圧鬼バーナー・バイサー』を装備しているのでそれぞれ1000アップいたしておりますわ。」
ダイヤモンド・クラブ・キング
ATK 1000⇒(3000+1000)=4000
DEF 4000⇒(0+1000)=1000(A表示)
「そしてこれで」
「この瞬間に神葬零嬢ラグナ・ゼロの効果発動!相手フィールドに攻撃力が
異なるモンスターがいる時オーバーレイユニットを一つ取り除くことで
そのモンスターを破壊する!・・・『ガイダンス・トゥ・フューネラル』!!」
その言葉と同時にラグナ・ゼロが氷のブレードで
ダイヤモンド・クラブ・キングを・・・両断することに成功した。
「!!」
流石の夜架もそれは驚いたようで少し表情が歪むとルクスは夜架に向けて
こう言った。
「あの後僕は君の事で調べて分かったことがある・・・君の弟さんの
記録が無かった。」
「・・・・・」
「大方あのクソ親父が暗殺してアンタを手に入れたって所だと思うけど遠い国の支配力を高めるためには何かしらの人形が必要だ、
それもそれなりの地位の人間が・・・どうして君は帝国に固執する理由が
あるのかは多分」
「主様、少し昔話を致しましょうか?」
「・・・良いよ。」
「以前申し上げた通り私は欠陥品でしたが弟は違いました、誰も彼もが人を
蹴落とすための策しか考えない中弟だけは立派な君主になろうと努力して
やっとなれましたが・・・弟は殺されましたわ、それも保身の為に重臣達が
弟を殺して其の首を献上して・・・
悔しくて堪りませんでしたわ。」
「夜架。」
「私を人と見てくれたあの子を守れなかった・・・そして私が何故帝国の約定に従っているのは・・・弟を守ろうとしてそういう約定をしたのですわ。」
だからと言って夜架は・・・こう言った。
「その約束だけは果たしますわ・・・・!!」
そう言うと効果を発動した。
「私はフィールドにある『ヴォルカニック・ボム・キャノン』の更なる効果を
発動!このカードとフィールドのカード全てを除外してデッキからレベル7以上の『ヴォルカニック』モンスターを特殊召喚出来る!!」
夜架がそう言うとデッキからあるカードを出した。
「現れなさい!我が心に眠る怒りの焔よ!!その焔を持って地獄から現れなさい『ヴォルカニック・デビル』!!」
そう言って現れたのは・・・まるで溶岩を身に纏ったかのような悪魔の如き
モンスターであった。
グォォォォォオオォォォォォォォォ!!
ヴォルカニック・デビル
ATK 3000 DEF 1800(A表示)
「『ヴォルカニック・デビル』・・・!!」
「さあ主様・・・我が地獄の焔を持って終わらせましょう。」
魔法カード『エクシーズ・バック・コール』
このカードはフィールドの任意のモンスターを対象とし墓地に存在するエクシーズモンスターを特殊召喚し指定したモンスターをエクシーズ素材に出来る。