闘技場近くの街にて・・・セリスティアはサニア相手に戦っていた。
「くう!」
「どうしたセリスティア・ラルグリス!その程度か!!」
サニアは屋根や壁を使ってブラッドテイルでそこを突き刺して縦横無尽に
スパイダー・シャークはワイバーンさながらの機動力を発揮していた。
時には消えて時には姿を見せてコアディグレーションでリンドブルムを
押してた。
ライトニングランスを使おうにもその独特の回避行動に対応が四苦八苦し、
スターライト・ゼロは市街地では使用すら憚る。
だがサニアの機竜は威力を犠牲にする代わりに相手の行動封じや追い込みを
得意としておりドレイクの戦闘能力の低さを自身の実力で補完していた。
そしてサニアはディープファングを使って切れ目ない連続攻撃をした。
「然しここ迄の動き・・・まさか貴方!?」
セリスティアはサニアのこの高い実力に+して途切れなく行わられる
連続攻撃に・・・ある事を思い出すとサニアはこう言った。
「成程な・・・既に分かったようだな私のこの攻撃が。」
「ええ、貴方のこの連続攻撃の正体は・・・
・・・『エンド・アクション』ですね。」
そう聞くとサニアはこう答えた。
「ああそうだ、私はこの機竜を手に入れた時から己を鍛え上げ、
ヘイブルグ共和国で死ぬかもしれなかった特訓を潜り抜けて今に至るんだ。・・・やっと報われるんだ、体を売って迄働き自分の体を痛めつけ・・・そして
お前のすぐ近くでその言葉を聞いてどれだけ殺意を抱いたか・・・
それがやっと報われるんだ!お前に私がこれ迄受けた屈辱を数百倍にして貴様に
与えて全てに絶望して『殺してください』と言ってもそれを私は上から
見上げて眺めるのだ!!」
そう言いながらサニアはブラッドテイルで壁を行き来しつつディープファングでセリスティア目掛けて放ったと同時にセリスティアは・・・こう呟いた。
「前の・・・いえ、今でもですが私は貴方の言葉に対して動揺します。
私が仕出かした行動が貴方を傷つけ運命を狂わしたのも私・・・ですが!」
そう言うとリンドブルムの装甲が輝いた瞬間に淡い光の領域が周囲に広がった。
「『ディバイン・ゲート』!その対策位既に出来ている!!」
そう言ってブラッドテイルとディープファングを二重に使用して絶対防壁の如き壁を作るがセリスティアは転送すると同時にダガーを一本放ったのだ。
「たかがダガー如きで!」
サニアはそう言ってディープファングを使ってダガーを弾き飛ばすが
其れと同時にブラッドテイルをすべて使って後方に陣を構えた。
「(奴は『ディバイン・ゲート』で転送する場所は背後か前方・・・間違いなく後方だ!)」
そう思っているとセリスティアが現れたのは・・・後方であった。
「矢張りそっちだな!だがこの防御網を潜り抜けれるか!?」
そう言うとサニアは更に『コアディグレーション』を構えた瞬間に・・・
リンドブルムが軋み上げた。
そしてセリスティアはこう呟いた。
「・・・『リコイル・バースト』。」
そう言った瞬間にリンドブルムの力が・・・さらに上がった。
そしてブラッドテイルが・・・ちぎれ散った。
「・・・そんな・・・バカナ!」
そう言った瞬間にサニアが・・・吹き飛んでいった。
「どうして・・・何で私が?」
サニアはそう言って空を眺めているがセリスティアがこう続けた。
「サニア、貴方は私に恨みを持ち。その意志で実力を上げて神装機竜を
使いこなすまで成長いたしました、それは称えるべき行為ですが・・・ですが私は貴方と敵対してでも止めないといけません。
同じ師に巡り合い教わった者として。」
そしてと言ってサニアに向けてこう言った。
「貴方は私にとって同じクラスメイトであり・・・級友であり何より・・・
・・・・・私は貴方の姉弟子なんですから。」
そう言うがサニアはセリスティアに向けてこう言った。
「ふざけるな・・・」
「サニア。」
「ふざけるなふざけるな!ふざけんな!ふざけんな!!?私達の怒りは
これで収まる訳じゃない!過去を変える事など出来ず!未来に希望も持てず!!
貴様に復讐するためにしか生きる目的が無かった私達に・・・貴様の許しなど誰が聞くものかーー!!」
サニアがそう言った瞬間に半壊したスパイダー・シャークが起動すると
同時に・・・サニアはこう言った。
「『復讐の再起(リベンジ・アップ)』!!」
そう言った瞬間にスパイダー・シャークのボロボロになったブラッドテイルが
スパイダー・シャークの装甲に絡みつくと同時に機体に絡まって行った。
まるで・・・手術で縫合するかのように。
「サニア・・・それが貴方の機竜の神装・・・!!」
「そうだ・・・この力を使えばまた使えるようになるためには時間が
掛かってしまう・・・だがどれだけボロボロになったとしても私はお前を殺すまで諦めないと決めているのだ!だからこそ・・・死ねえセリスティア!!」
サニアはそう言って近くにあったダガーを手に取ってセリスティア目掛けて
向かうとセリスティアはサニアに向けてこう言った。
「例え貴方が私を殺したいと願ったとしても私は生きなければいけません・・・
この身を賭けてでもルクスを守りたいとそう決めているのだから!!」
そう言うと電流が流れた槍を構えて・・・セリスティアはサニアに向けて技を放った。
「重撃」
そう言ったと同時にボロボロだったスパイダー・シャークに命中したと同時に
サニアは壁に激突すると・・・空に向けてこう言った。
「御免なさい・・・パパ・・・ママ・・・
先生。」
そう言って失神するとセリスティアはそれを聞いてこう言った。
「私は背負います・・・貴方の罪と私の罪は同じようで違う・・・
只の自己満足ですから。」
そう言って近くにいる王都の機竜部隊と合流しに行った。
『ち、アイツはやられたか。』
「ここ迄だヘイズ、後はお前を倒すだけで終わりだ。」
リーズシャルテがそう言うとヘイズは懐からあるカードを出した。
「貴様・・・それは!」
『まさかこいつを使う事になるとは思えなかったが・・・手前ら全員
ブッコロシテヤルよ!』
そう言うとヘイズは懐からカードを出してそれを自身の神装機竜
『ニーズヘッグ』に差し込んで・・・闇に近いオーラを放った。
次回は・・・リーズシャルテ対ヘイズ。