最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 続きです


2-5

「それじゃあ次だけどミラは何したいの?」

 ルクスがそう聞くとミラはこう答えた。

 「私の体内にあるナノマシンは常に分裂と増殖を繰り返していますが

実を言えば増殖したものの中には廃棄されるものもあります、ですので

体外に出すにはその・・・何と言いますか。」

 そう言いながらもじもじするのでまじかよとルクスは認識していると

夜架がこう言った。

 「つまりよU」

 「言わんでいいわエロ女!大体察しておるから言うな!!」

 リーズシャルテが夜架の口を塞いでそう言うとルクスはこう続けた。

 「それじゃあトイレとかは・・・キョーマさんが寝ている時にやったほうが良いねあの人多分だけど・・・

『ロボット風情がトイレ何て使うのかよ?外でやれ』って・・・言いそうだから

それも造らなきゃね。」

 「となると・・・屑鉄を幾つか使うとするか。」

 リーズシャルテの言葉と同時に再開された、ワイバーンで分解しつつルクスが

溶接機器を使ってつなぎ合わせて急ごしらえのトイレ部屋を造った。

 「まあ汲み取り式だけどナノマシンって・・・匂うの?」

 ルクスがそう聞いて・・・リーズシャルテが飛び蹴りでこう言った。

 「お前も何デリカシーのない事聞いとるんだーー!!!」

 「ゼブラーー!!!」

 ルクスは顔面から食らって吹き飛ぶとそれを夜架が優しく・・・

胸でキャッチするとこう続けた。

 「あらあら主様、このような明るい場所でやりたいとは。でしたら今夜は倉庫でしっぽりと」

 「やらすかお前らッてツッコミ私しかいないって何だこの地獄はーー!!!」

 リーズシャルテはそう言いながらああもうと言っているとキョーマが現れると

全員を見てこう言った。

 「お前ら、マリーから仕事の依頼が来たぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして夜、キョーマはルクス達を連れて人だかりが多い場所に来ていた。

 『ルーザー!ルーザー!ルーザー!』

 「何かのお祭り・・・でしょうか?」

 ミラがそう呟くといやとキョーマがこう答えた。

 「『ルーザー』、敗者と言う名前の怪盗だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてキョーマはこう説明した。

 「これまで奴は多くの美術館に芸術館などと言った場所を狙うと予告しては・・何も奪わなかったって言う曰くがある奴なんだ。」

 「何も?・・・本当なのかなそれ、実は偽物とする変えていたりとか

してない?」

 ルクスがそう聞くとキョーマはこう返した。

 「ああ、無論そういうのも考慮して検査したがどいつもこいつも本物。

つまり奴は本当に何も盗み出してない、だからこそ『ルーザー』、敗者って

呼ばれてるんだがそこまでの工程が神がかっていて何時の間にかファンが増えてファンサイトにクラブまで出来るっていう人気っぷりが出てるんだ。」

 「成程な、パフォーマンスで人々を魅了して警察どもの動きを

止めさせているのか?」

 「まあなって言うかお前らにもいるのか警察?」

 キョーマがそう聞くと夜架がこう答えた。

 「ええ、私は偵察だけでしたが町の監視等に騎士見習いを使っておりましたが

見慣れない服装でしたわね?黒の肩当と胸当てがありましたわ。」

 「あああれね、彼らはそう言うのだからね。」

 ルクスはアハハと言いながらあることを思い出していた。

 ルクスの世界の警察は遊馬達の世界を基本骨子とし騎士見習いや

町の警ら隊等を使って行われており黒の胸当てと肩当が支給され隊長ともなれば

機竜が与えられている。

 ドレイクが殆どであるが通信技術等はリーズシャルテが新たに作った

通信機次第ではドレイクを経由して各警ら隊に支給されるようになるそうだ。

 そしてルクスは現実に戻るとリーズシャルテがキョーマに向けてこう聞いた。

 「それでだが私たちがいる理由は若しやその『ルーザー』を見つけて

捕まえることなのか?」

 賞金でもあるのかと聞くとキョーマは嫌と言ってこう続けた。

 「俺たちの目的は『ルーザー』が使用していると思われるコイルを

見つけることだ、奴が単独犯ってい訳はなさそうだからな。」

 「根拠はあるのですの?」

 夜架がそう聞くとキョーマはああと言ってこう続けた。

 「奴が警備情報を盗み聞くためには何処かに中継点用の機械に装備されている

コイルがあるはずだ、そいつを回収するのが俺たちの仕事。」

 「あのうキョーマさん宜しいでしょうか?」

 「あ?」

 何だとキョーマはミラを睨みつけるとミラはこう続けた。

 「もし『ルーザー』がコイルを使わない、キョーマさんみたいな人でしたら

どうするのですか?」

 見つけられませんよと言うとそれなと言ってこう続けた。

 「そういう時に備えてお前らの機竜持ってきたんだろうが、通信情報があったら知らせてくれ。マリーから携帯貰ってんだろ?」

 そう聞くとルクス達はこくりと頷くと何やら人の動きがさらに活発に

なり始めたので何だと思っているとキョーマがこう言った。

 「お出ましのようだな。」

 そう言った瞬間にラジオでニュースの音声が流れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『まもなく時間です!今回は〈ルーザー〉はどの様に華麗にそして

今度こそ盗むのでしょうか!!』

 ニュースキャスターがそう言うと映像が変わったと同時に・・・煙が辺り一帯を覆い始めた。

 「これは・・・。」

 「来るぞ。」

 キョーマの言葉に狼狽えていたミラと戦闘態勢に入っているルクス達が頷いて

暫くすると地中から・・・柱の様なものが現れたのだ。

 そしてその上に人影が見えてきたのだ。

 そこにいたには・・・仮面の男

 金色の仮面

 特殊タイプの手袋

 全身を黒の服で覆い

 黒に星マークがついたマントを着た男性が姿を見せた瞬間に

ニュースキャスターは大声でこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『現れました!彼こそが今まで盗みを計画し結局は何も盗まなかった

謎の怪盗・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・『ルーザー』が今現れました!!』




 ルーザーが現れました。
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