「成程な、こいつがここにある№か。」
ルーザーがそう言って手にあるカードをルクスは一瞬だが見えてこう呟いた。
「№42・・・見たことない奴だ。」
「手前ですら見たことないってなると対策のしようがないな・・・
役立たずだなお前。」
「ちょっとあんた役立たずって酷くない!?」
ルクスはキョーマに向けて大声でそう言うがハハハハハとルーザーは
笑いながらこう言った。
「仲いいね君たち最高のコンビだ。」
「「仲良くねえよ!」」
キョーマとルクスが互いに大声でそう言うがそれではとルーザーが言うと
こう続けた。
「私はこれで失礼するとしよう、何せまだ№コイルを集めなければ
いけないからね。」
そう言って『キマイラ』で飛翔しようとしているのでキョーマが待てと言って
飛び道具を出そうとしているとオーナーが大声で女性型ロボットに向けて
こう言った。
「おいお前ら何寝ている!立て!!立つんだこの鉄くずが!?」
そう言いながら蹴るのでキョーマはそれを見てやばいと言ってこう続けた。
「おいお前やめろ!今そいつらを無理に使おうとすると」
そう言って止めようとしているとガキがキと音を鳴らし始めて
女性型ロボット2体はオーナーの足を掴むと呟くようにこう言った。
「マスター・・・マスター。」
「そそそそうだお前たち!ルーザーを倒してあのコイルを」
「マスター・・・マスター・・・マスター。」
「何している!速くルーザーを止めろ!!」
オーナーはそう言いながらルーザーを指さすがコイルから
溢れんばかりの光が・・放出し始めたのだ。
「な・・・何だこれは!」
「速く逃げろ!次元崩壊が起きるぞ!!」
「「!!」」
それを聞いてルーザーとルクス(ルクスは知らないが雰囲気でやばいと
感じている)は目を大きく見開いてルーザーはこう言った。
「ならば私は早急に失礼させてもらおう、次元崩壊に巻き込まれれば私も只では済まないからね。」
そう言って今度こそ『キマイラ』で飛翔して消えると近くに行ってたキョーマが大声でルクスに向けてこう言った。
「ルクス逃げろ!巻き込まれりゃあ命はねえぞ!!」
キョーマがそう言って離れようとするとオーナーがキョーマの足を掴んで
キョーマに命乞いしてこう言った。
「頼む助けてくれ!なんでも言うこと聞くし金も払うから!!」
「手前離しやがれ!」
キョーマがそう言って離れようとしたその時に女性型ロボットの胸に
搭載されているコイルから光が溢れ出して巨大になってきた。
「や・・・やめ・・・助けて!」
「糞!こんな所で・・・!!」
「キョーマさん!」
「ルクス来るな!手前迄巻き込まれちまうぞ!!」
キョーマはそう言ってルクスに自分から離れさせようとするとこう続けた。
「良いか!すぐに逃げろ!!巻き込まれる前に!?・・・俺の分まで
回収して来い!」
そう言った瞬間にキョーマは光に巻き込まれていった。
「キョーマさーーーん!」
ーーああ、俺は死んだか。
ーー・・・マちゃん。
ーー全く、手前の記憶も戻ってねえのにここでリタイアとはな。
ーー・・-マちゃん!
ーーここが次元世界か・・・何もねえな。
ーーョーマちゃん!!
ーー然し誰だ一体俺の名前・・・どこかで聞いた・・・懐かしいこの声。
ーーキョーマちゃん!?」
ーーこの声・・・まさか!
そう思った瞬間にキョーマの胸の中から暖かいナニカを感じた。
ーー何だこいつは・・・暖かくて・・・懐かしい。
「キョーちゃん。」
「雅!?」
キョーマがそう言った瞬間に胸からオレンジ色のナイフが鞘事現れたのだ。
「何だ・・・こいつは?」
「それはねキョーちゃん、貴方が手に入れた力だよ。」
「俺が?」
「私キョーちゃんに出会えてよかったよ。」
キョーちゃんと呼ぶその黒い短髪で何処かの学校の制服を身に纏い
マフラーを首に纏った少女が笑顔でこう言った。
「キョーちゃん、何時かまた会おう。」
「待ってくれ・・・待ってくれ!・・・『雅』?!」
そう言った瞬間に背後から・・・声が聞こえた。
ぐぎゃあああああああああああああ!
「何だこの声はよ?!」
キョーマがそう言って振り向いた先にいたのは・・・61の数字が肩に刻まれたオレンジ色の恐竜であった。
まるでマグマが恐竜になったかのような二足歩行の腕が尖ったかぎ爪になった
それはがるがると言いながらキョーマに近寄るとがるがると言ってオレンジ色の
恐竜は別の方向に目を向けるので何だと思っているとそこで目にしたのは・・・
オレンジ色のルクスや夜架達が持っているのとは違う・・・足に車輪がついた
機龍がそこにいた。
「何だこいつは・・・機竜か?」
キョーマがそう言って近寄った瞬間に機体が光り輝いて・・・意識が飛んだ。
「キョーマさん!」
ルクスはそう言ってその光から離れていると・・・光から何かが見えた。
「え・・・一体誰が」
ルクスがそう言いかけていると現れたのは・・・オレンジ色の機龍を身に纏ったキョーマが現れた。
「よう、ルクス。悪いな、心配したか?」
「キョーマさん!よく無事でって・・・その機竜ってそれ№じゃないですか
一体どこで?!」
ルクスはそう言ってその機龍を見てそう聞くと光が収束し始めていた。
「次元崩壊が収まっていくな。」
「次元崩壊・・・一体何ですかそれ?」
「そいつは・・・ミリャア分かるさ。」
キョーマがそう言った瞬間に光から出てきたのはそれは・・・
哀れな末路であった。
「わ・・・私は・・・どうなっているんだ?」
オーナーがそう聞くとああとキョーマはこう答えた。
「次元崩壊の末路は皆同じだな。」
そう言って目の前にあったのは・・・数十ものオーナーの顔と女性型ロボットの体が鏡の様に幾つもありそして・・・まるで現実なのかと言いたいほどの
光景であった。
次回で多分終われる。