最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 続きです。


イースター島-③

「もう直ぐでイースター島だよ皆、準備しといてよね。ここから先は何が起きるか分からないからね。」

 シューマンは全員に向けてアナウンスするとキョーマ達が準備を始めた。

 それぞれが機体を準備しているとそういやあとキョーマは機体の操縦席にいるシューマンのいる場所に来るとこう聞いた。

 「そういやあだが王子の所は何で来ているんだ?」

 同じ飛行機かと聞くといやとシューマンはこう返した。

 「向こうの方はニューテスラの大型飛行船型飛行機だよ、あれなら大規模な戦力を持っていけるだろうからね。」

 「ならば私達も一緒に行った方が効率が良いんじゃないのか?」

 リーズシャルテがそう聞くとシューマンは嫌と言ってこう返した。

 「あれだと狙われやすいからね、それにイースター島にはコイルのエネルギーを

阻害してしまう場所があるから旧世代のこいつが最も適してるんだ。」

 シューマンがそう言うとそれにと言ってこう続けた。

 「僕自身も決着を付けたいんだ・・・あの場所で。」

 シューマンがそう言うとルクスはキョーマに向けてこう聞いた。

 「キョーマさん、聞きたいことがあるんですけど。」

 「?」

 「・・・グレンデルの獣って・・・どういう組織だったんですか?」

 ルクスがそう聞くとそうだなと言ってキョーマは・・・こう答えた。

 「そうだな・・・先ずは・・・昔話でもするか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昔のキョーマはある意味不良に近かった、喧嘩っ早く強かったキョーマは

色々あったが負けなしで特に投擲関連に関しては敵なしであった。

 そしてそんなキョーマには一人・・・幼馴染がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昔

 「キョーちゃん!また喧嘩したの!!」

 「おお雅か、なあに。何時もの事だ。」

 「本当なの?」

 「ああ、だけどいつも通りの事だよ。」

 そう言ってキョーマは近くにあった缶を近くのごみ箱に・・・見事に

入れることが出来たのだ。

 「凄いよねキョーちゃんの技って、外れた事すらないよ?」

 「前から出来た事だ、それとだが・・・お前体大丈夫なのか?」

 「うん・・・今日は何時もよりも大丈夫ゴホゴホ!」

 それを聞いて雅は咳き込むとおいおいおいとキョーマは体を摩っていた。

 彼女の体は特殊な病に罹っていて今の医療技術では・・・治すことなど

出来ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今

 「それで俺は何とか出来ねえかって思ったんだ、当時から雅の体は少しずつだが筋肉が硬くなって最終的には硬直して・・・死に至るんだ。」

 「それって筋ジストロフィー症じゃあ。」

 「いや、それとは違う全く未知の病なんだ。同じ病かと思って治療も

同じだったけどそれが違う奴ッて分かって・・・治しようがなかったんだ。」

 「そうだったんですかって・・・あれ?どうしてそれでグリンデルの獣に

なったんですか?」

 全く意味が分からないと言うとキョーマはああなと言ってこう続けた。

 「そっから俺は調べに調べていきついたのが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・体をサイボーグの体とそっくり其の儘入れ替える技術と

それをすることが出来る研究者・・・『百合埼 セイラ』博士に辿り着いたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昔

 「百合埼博士!百合埼博士!!」

 若いころのキョーマはそう言ってセイラ博士に近づこうと走っていくと

近くにいたサンドカラーの防弾スーツを身に纏った金髪の初老で左目に

アイパッチが付いた男性に・・・組み伏せられたのだ。

 「ぐお!」

 「中々良い体格しているな、それにそれなりに経験はありそうだが

まだまだだな。」

 男性がそう言っている中キョーマはセイラ博士に向けてこう言った。

 「博士!博士!!頼む博士!?雅を・・・雅を助けてください!!」

 「「!?」」

 それを聞いて2人は何やらただ事ではないのかと思いキョーマの話を聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「成程な、幼馴染・・・いや、好きな女の体を治すためにな。」

 初老の男性『コリント・キーズ』がそう言うがだがと『コリント・キーズ』は

こう続けた。

 「幼馴染の体を治すために来たのは立派だが金を払えるのかい?」

 「!」

 「見た所きみは未だ未成年・・・幾つかね?」

 「・・・17歳。」

 「若いな、セイラ博士の義肢は世界トップレベルで今でも博士の治療を受けたい人たちは大勢いるんだ。そんな中で君の幼馴染を優先するのは色々と問題が

起きるしそれ以前に今の君では博士の義肢における施術費用・リハビリ・

定期点検費用等で莫大な金・・・数百万か数千万か・・・下手すれば億単位を

払わなければいけなくなる。君では払いきれまい。」

 「必ず・・・必ず払います!その気になれば学校辞めてでもバイトしてそんで」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「馬鹿もんが!」

 「「!!」」

 『コリント・キーズ』の怒声にキョーマ処かセイラ博士迄もが驚いていると

『コリント・キーズ』はキョーマに向けてこう言った。

 「君が学校辞めたとして今まで君を育ててくれた家族に何と説明するんだ!

幼馴染の医療費の為に辞めたと言えば傷つくのはその幼馴染なんだぞ!!」

 「・・・・・」

 「それに今君は幸せな身分だ、海外を見れば君くらいの年頃の人間が

働いている。それに此の儘いけば戦争だ、悪いことは言わんからここの事を忘れて家に」

 『コリント・キーズ』はそう言いながら珈琲を飲もうとするとキョーマは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・ズゴン!と頭を机に打ち付けて土下座するようにこう言った。

 「お願いします!あいつは・・・雅は俺にとって大切な存在なんです!!

あいつがいなくなったらと思うと俺・・・お願いします!!あいつを・・・

あいつを助けてください!?」

 お願いしますと言って頭を下げるのを見かねてセイラ博士はため息交じりで

こう言った。

 「ねえ君、一つだけど方法があるって言ったら聞く?」

 「!!なんでも聞きます!!」

 キョーマがそう言うとセイラ博士はキョーマに向けてこう言った。

 「今私はある研究をしているの、その研究に手を貸してくれる・・・つまり

雅ちゃんに対するものだけどこれは賭けよ。下手したら死ぬかもしれないし

何よりも・・・バカでかい金額だけど受ける?」

 「構いません!それであいつが助かるのなら!!」

 キョーマがそう言うとセイラ博士は・・・こう提案した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「貴方の幼馴染の体を頭部以外全部・・・機械にするって案なの。」




 過去語りはまだ続きます。
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