「こっから先は・・・虚無だな。」
キョーマがそう言って見た視線の先にあるのは・・・真っ暗なトンネルであった。
「虚無・・・どういうところなんですかキョーマさん?」
ルクスがそう聞くとキョーマはこう答えた。
「虚無・・・コイルのエネルギー処か命すら食い散らかす場所だ、前に中に入った連中がそんまま死んじまってそっからは調査されなくなっちまった。」
まさに虚無だよとキョーマがそう言うとそんじゃあと言ってキョーマは
ドラグライダーを纏っているシューマンがリーズシャルテを、ルクスは夜架に
対して・・・ワイヤーと脚部にはローラーが付いてあった。
「こっからはスピードが勝負だ、その為に俺の機体にはブースターを
後付けしてもらったが虚無の中じゃあ何が起こるか分かったもんじゃねえからな!
手前ら誰が堕ちたとしても・・・前だけ見ろ!」
キョーマがそう言うと全機が構えて・・・シューマンがこう言った。
「GO!」
その声と同時にルクス達は機体を起動しキョーマはブースターで飛ばして・・・
虚無にへと向かって行った。
「うぐ・・・体が!」
「これが・・・虚無!」
シューマンとルクスが互いにそう言うとキョーマは肩に乗せてあるミラが
止まっているのを見て畜生と思いながら其の儘意識が遠のいていくのを感じながらキョーマは・・・出口を見つけると2人に向けてこう言った。
「もうすぐ出口だ!手前ら気を確かにしろ!!」
「「「「!!!!」」」」
それを聞いてルクス達は身構えていると・・・トンネルの虚無の出口に出た。
そして全員が辿り着くと暫くして少しだが衰弱していたリーズシャルテと夜架、そして再起動したミラが目を覚ますとこう言った。
「ここが・・・虚無の向こう側か?」
「恐らくでしょうが・・・そうでしょうね。」
「それにしてもここら辺のロボット・・・皆機能が停止していますね。」
そう言って周りにアルロボットを見ているとミラが・・・天井に目を向けて
こう言った。
「キョーマさん上です!」
「「「「「!?」」」」
それを聞いて身構えた瞬間に現れたのは・・・ルーザーであった。
「ルーザー・・・なのか?」
「ああ、私だよマブチ・キョーマ。」
そう・・・仮面が外れていたルーザーであった。
「その顔・・・どうやって・・・!」
キョーマがそう聞くとああと言ってルーザーはこう答えた。
「№を持っている奴と戦っていてそれに勝利したことで治ったものでな。」
そう言ってルーザーは№を見せるとルクスは目を大きくしてこう言った。
「№8!一体どれだけ・・・!!」
持っているんだと思っているとルーザーはキョーマに向けてこう聞いた。
「覚えてないかこの顔を?あの時・・・転送システムの中にいた人間を・・・
・・・・私の妻ソフィの事を・・・!」
ルーザーがそう聞くがキョーマはこう答えた。
「いや、悪いが思い出せねえ。覚えてるのはここに来てそして・・・気づいたら外だったことしか・・・。」
「そうか・・・なら思い出させて・・・!!」
ルーザーがキマイラの腕に装備されているコイルを見せようとして・・・何かが来るのを察して上に目を向けると両者の間に黑い・・・巨大なナニカが
現れたのだ。
「こいつは・・・何だこれは!?」
「虚無から生まれた存在・・・『ゲート』だ。」
ルーザーがそう言うと『ゲート』は其の儘・・・キョーマに
襲いかかってきたのだ。
「キョーマさん!」
「来るなルクス!こいつの狙いは・・・!」
キョーマがそう言ってルクスを止めると同時にキョーマは其の儘・・・
『ゲート』に吸い込まれていった。
「キョーマさん!」
「あれには気を付けることだ、あれは男にしか近づかんからな。」
そう言うと今度はルクス目がけて『ゲート』が襲いかかってくるが何と
『ゲート』に囚われていたはずのキョーマから・・・攻撃が来たのだ。
「キョーマさん!」
「悪いな、如何やらこいつらが守ってくれていたようだ!」
キョーマはそう言って懐にある2枚の№を見せるとキョーマは其の儘
『ヴォルカザウルス』の肩部に搭載されてある大型砲台『マグマカノン』が
『ゲート』に対して攻撃すると・・・消滅したのだ。
「一体何なんだろうねあれ?」
「さあな、だがアン中に一瞬だが入ってた時だが意識が・・・昔んときの記憶が蘇って来て・・・幾つか思い出したんだ。」
「「「「「!?」」」」」
それを聞いてシューマン達が目を大きくしているとキョーマは確かと言って
こう続けた。
「この下には地下通路がある、そっから確か中に入って暫くすると研究所に
繋がる通路がある。それを俺と隊長が入ってそんで見たのは・・・あれは・・。」
「キョーマ、ゆっくり思い出すんだ!何があったんだ!!」
「あの時見えたのは・・・・。」
キョーマはそう言って思い出したのは・・・幾つもの記憶であった。
血だまりのポッド
巨大な機械
そしてそこで何かを操作している女とハルカ=シーマイヤ
そして拳銃を突き立てているコリント・キーズ
最後に何かの機械を持っている・・・自分であった。
そして次回へと続く。