「『焔蜘蛛の爆糸』。」
夜架は焔夜刀の鬼神に装備されている特殊兵装で雁字搦めにするとユーリーを
相手取りそして・・・頭部にアルコイルを抜いたキョーマ達に向けて夜架は
こう聞いた。
「こう聞いては何ですが・・・宜しいでしょうか彼を?」
そう言って何時でも殺せる体勢となっているのを見てキョーマ達は
ダグの方を見て・・・キョーマはこう言った。
「頼む・・・これ以上こいつが誰かに利用されるのをもう見たくねえ。」
「僕からもだ・・・仲間がこれ以上辛い事をされるのは見たくないんだ。」
「では・・・さよならですわ。」
夜架がそう言ったと同時に『焔蜘蛛の爆糸』が爆発すると縛られたダグは
爆炎と共に持っていたハンマーが水の中に落ちたのを見てキョーマとシューマンは
互いに黙とうを捧げた。
「「(ダグ・・・安らかに。)」」
2人はそう思いながら黙とうした後にリーズシャルテがこう言った。
「そう言えばだがルクスはどうしたのだ?」
それを聞いてそう言えばと思っているとミラとルワイが互いにこう言った。
「ルクスさんでしたら先ほど彼の所に!」
「K・Kは・・・もう終わってた。」
それを聞いてキョーマとシューマンはまさかと思って見て見ると・・・
リーズシャルテと夜架が互いにこう言った。
「ルワイの言うとおりだ、奴はルクスが殺した。」
「ええ、然も遺体は氷漬けにしたのちに破壊されておりましたわ。」
「そうか・・・あいつやる時にはやるんだな。」
「見た目に反して中々やるね彼、前に見た時から思ってたけどもし君たち3人があの戦争の時に一緒にいれば隊長は君たちをスカウトしていただろうね。
特に夜架君は確実にね。」
キョーマとシューマンは互いにそう言っている中さてととキョーマは
全員に向けてこう言った。
「そんじゃあ・・・行くか。」
「璃緒・・・。」
ルクスは機龍から降りてK・Kの鞄に入ってあった№94を見てそう呟いたのだ。
嘗て璃緒の記憶の・・・真実の部分を模った
『№94 極氷姫 クリスタル・ゼロ』を持って暫く立ったままであるが・・・
リーズシャルテが竜声で通信してきたのだ。
『ルクス、私達はこれから地上に出る。お前も合流して来い。』
それを聞くとルクスは其の儘カードを懐に入れると
『ラグナ・バハムート』に搭乗して同じように地上に向かって行った。
そして地上に戻るとキョーマ達は今後について話し合っていた。
「さてと、俺達の目的は今迄とも変わらねえ。コイルの確保だが
まさかK・Kが犯人だったから俺達は撤収・・・って訳にはいかねえな。」
「確かにね、如何にコイル回収が目的とは言えザルバ皇子の目的の物があれとは考えられないからね。ルワイ皇子、ザルバ皇子の目的は一体何なんですか?」
シューマンがルワイ皇子に向けてそう聞くとルワイは暫く黙って・・・
こう答えた。
「ザルバの目的は・・・嘗てこのイースター島で行われていた
実験施設があったんだ、それはこれ迄のコイルやナンバーズコイルとも
全く違う異なるコイルがあったって言う話が合ってザルバはそれが欲しいんだ。」
「何でだ、アフリカ連合はコイルを造るときに使われる鉄で景気が
良いんだろ?」
キョーマがそう聞くとルワイ皇子はこう返した。
「確かにそうだけどザルバは何れは取れなくなってまた内紛が起きることを
想定してザルバはそのコイルを欲しているんだ、手に入れれば
アフリカ連合だけじゃない。多くの人達を救うことが出来るって言っててだから
ザルバは手に入れようとしているんだけど今のザルバはあの黒いゲートに
飲み込まれて何時目が覚めるんだろうって話だよ。」
それを聞いてキョーマ達はそうかと思っているとそれじゃあと言って
シューマンは全員に向けてこう言った。
「僕たちの目的はそのコイルの中で最も強いそれを手に入れる事こそが
ニューテスラひいては・・・僕達グレンデルの獣にとって最も重要な事だよね。」
5年前も含めてねと言うとキョーマはそうだなと思っていた。
そしてその儘中央にアル嘗て研究所があった場所まで向かって行く中ある
人影が見えた。
その人影は6人・・・その内4人は分かった。
その4人は2人一組が2組であり大柄の男性と頭部にネコ科の耳を持つ
金髪の女性、そしてもう一組は恰幅が良いと言うよりも肥満体系な男女2人組で
巨大な手袋を付けていて腕にコイルが内蔵してあったのだ。
そして最後にこちらも2人一組であった男女で両名とも褐色肌の男女、女の方は赤いぴちぴちな服を着て首には幾つものリングが付けられており両手には
巨大なリング状の刃で出来たブーメランの如き武器を持っておりもう一人の男性は高そうな白いスーツを身に纏ったウルフヘアーの男性がそこにいたのだ。
それを見てルワイはパーっと笑みを浮かべてこう言った。
「ザルバ!」
「ルワイ!?お前大丈夫だったのか!」
そう言って近寄って行く男性こそがルワイにとって大切な存在にして
異母兄弟・・・ザルバであったのだ。
「やっとここまで来れた、あと少しだよ・・・
・・・・・『エリー』。」
そして場所は移る。