最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 連投です。


イースター島編ー12

 「な・・・何だここは!?」

 キョーマがそう言ってその目に映っていたのは・・・ぼかしている様な感じの

奇妙な世界であった。

 するとルーザーはキョーマに向けてこう言った。

 「ナンバーズコイルには記憶を遡らせてその世界を具象化できる、君も八十神湖で体験しているはずだ。」

 それを聞いてそう言えばと思って思い出したのだ、確かにナンバーズコイルの

影響下にあった八十神湖一帯ではあの時いた多くの人達の記憶を見せることが

出来ていたことに。

 するとキョーマ達の目の前に・・・ある男が現れたのだ。

 「お父さん!」

 「百合埼博士!!」

 ミラとキョーマはそう言ってまだ若い・・・雑誌とかで見た百合埼博士が

見えたのだ。

 そしてその前には2人の男女、男はルーザー、そしてもう一人の女性はと聞くとルーザーはこう答えた。

 「彼女の名前はソフィ・・・私の妻になる予定だった人だ。」

 『!?』

 それを聞いてキョーマ達は驚いているが更に別の人間が現れるとキョーマは・・・ぎりりと歯軋り鳴らしてこう言った。

 「あいつは!」

 「キョーマさん!彼は一体」

 ルクスがそう聞くと過去のルーザーがこう聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 ーー先生、彼は一体何者なんでしょうか?

 ーーああ、彼は私の教え子の中でも優秀でね。私が助手として連れて来たのだ。

 そう言って前に出たのは白髪でもじもじとして目つきは鋭いがどこか

人のよさそうな青年が現れると百合埼博士は自己紹介した。

 ーーこれから君たちと一緒に働くこととなる・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『ハルカ・シーマイヤ』君だ。

 ーーハルカ・・・シーマイヤです。

 宜しくと手を差しだすとルーザーはこう答えた。

 ーーああ、こちらこそ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして場面はとんで何処かの実験室

 ーーこれより実験を開始します。

 女性がそう言って実験を始めた、映像に映ってあるのは二匹の実験用マウス。

 2匹の内1匹は死んでいてもう一匹は生きていたのだ。

 何をするんだと思っていると実験が始まると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・生きている方のマウスが爆発して血だまりだけが残った。

 『!?』

 それを見てキョーマ達は目を見開いて驚いているとそれを見ていた百合埼博士は3人に向けてこう言った。

 ーーこのように死んでいるマウスと生きているマウス、それぞれによって違いが明らかになった。

 ーーこれは何なのか分かるかね?

 百合埼博士がそう聞くと過去のルーザーはこう答えた。

 ーーコイルに送られる次元wから送られるエネルギーは質量*速さ*可能性と言う図式ですがそこに何かが問題を持っているのではないかと思われます。

 過去のルーザーがそう答えると百合埼博士はそうだと言ってこう続けた。

 ーー死んだマウスには反応せず生きたマウスに対して反応した、

これは生命の可能性が作用しているのではないかと言うのが私の持論だ。

 ーーですけどこれでは件の計画に支障が。

 ーー分かっている、この問題の解決なくして我々の真の目的・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・物質転換システムの完成に支障を来すだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「物質転換システムだと!バカな!?あれは完成されておらず

未だ机上の空論段階の代物のはずだ!!」

 ザルバがそう言うとルーザーはこう答えた。

 「その通りだ、だが私達研究者はこのイースター島でそれを行っていた。我々の宇宙と異なる宇宙との対話には絶対必需なのだからな。」

 「異なる・・・宇宙・・・!」

 ルワイがそう言って驚いていると・・・キョーマがこう言った。

 「思い出したぜ・・・。」

 「キョーマさん!一体何を思い出したんですか!?」

 ミラがそう聞くとキョーマはこう答えた。

 「あの時俺はここに来ていた!そして・・・何か光る・・・そう・・・

巨大なエネルギーを発したナニカを。」

 「そうだ、それこそが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・『ジェネシス』だ。」

 「!」

 それを聞いてザルバはキョーマの方に目を向けるがルーザーは更にこう続けた。

 「ハルカ・シーマイヤはこの時から既に『ジェネシス』の製造を考えていた、

だがその研究は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・ニューテスラエナジーにとっては看過できない物だった。」

 そう言うと更に場面が変わった。

 ーーおい!僕の研究所に・・・研究資料をどうするつもりだ!!

 ハルカ・シーマイヤは怒り心頭な様子で近くにいた保安警備員に向けて

そう詰め寄ると保安警備員は平然とした様子でこう答えた。

 ーー貴官の研究も資料も全てニューテスラエナジーの物だ、貴官の研究テーマは生命に甚大な被害を及ぼすことが分かった為これらは廃棄処分とする事が

決定となった。

 ーーふざけるな!僕の研究はお前たちの金儲けの為にあるんじゃない!!僕達の研究は未来を輝かせるものであってお前たち金の亡者共が

扱っていい物じゃないんだ!!やめろ・・・

やめろーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そしてハルカ・シーマイヤは研究所から出て行った、百合埼博士の

尽力によって追放で済ませてくれたがハルカ・シーマイヤは自分の研究を奪ったニューテスラエナジーに対してあることを行った。」

 「ある事って一体・・・何ですか?」

 ルクスがそう聞くとルーザーはこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・悪魔の実験だ。」




 そして続く。
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