「舞・・・それがこいつを止めるために必要な事なのか?」
リーズシャルテがそう聞くと夜架は恐らくと言うとこう続けた。
「取りあえずは必要なのは神楽舞に必要な衣装と舞具、それとですが
他の精霊使いの手助けも必要ですわね。」
そう言っていると・・・ルクスは夜架に向けてこう言った。
「もしかしてだけど・・・他の精霊使いなら心当たりがあるかも。」
「!?」
それを聞いて夜架は何処でと目を大きく見開いているとリーズシャルテが
こう聞いた。
「何処でだルクス!」
「それがその・・・
・・・・・反乱軍にいるんだよねえ。」
「・・・・はあ?」
それを聞いた後どうすると思っていると・・・ルクスのソードデバイスから
竜声が入った。
『ルクス!ルクス!!大丈夫ですか!?』
「今の・・・セリスティア先輩!やばい・・・怒られる・・・!!」
「まあそうだなあ・・・私だって数日間も王国の伯母上の事もあるし・・・ああ仕方ない事情を説明しないとな。」
リーズシャルテがそう言って頭を掻いているとルクスは仕方ないと言って竜声を起動した。
『ルクス!繋がりましたか!!良かった・・・無事だったのですね!?』
「ええまあ何とかですけど・・・すみません数週間も音信不通で。」
ルクスがそう言って謝っているとセリスティアは・・・竜声でこう答えた。
『何言ってるのですかルクス?今は私達は反乱軍の移送中なのですが?』
「「「・・・・・ハイ?」」」
それを聞いてルクス達はマジかよと思っているとセリスティアは更に
こう続けた。
『それとですが上空にいる戦艦らしき物には女の子達もおられますけど
一体どうするのですか?』
セリスティアがそう聞くのを聞いてルクスがこう聞いた。
「セリスさん、一つ頼みがあるんですけど良いですか?」
『何でございましょうか?』
セリスティアがそう聞くとルクスはこう答えた。
「セリス先輩、彼女たちをギガースの・・・コントロールルームから最地下層に繋がるトンネルがありますから彼女たちを連れて来てください。もしかしたら・・アークで足りなかった状況を補填出来るかもしれません。」
『・・・何ですって?』
セリスはあの後彼女たちを密かに少女たちを連れて内部に入ると
其の儘セリスティアだけではなくフィルフィや透流、アイリやトライアドの
三人娘たちもやってきたが・・・イレギュラーもいた。
「それで・・・何でいるのグライファーさん?」
「良いじゃねえか?何やろうとしているのか分からねえしそれに俺は
そこの女に用があるから手前らを放っておくなんて出来ねえよ。」
そう言ってグライファーは夜架達を見てじろっとしているが当の本人たちは
何やら準備をしていたようであった。
そしてその暫くすると・・・夜架が現れたが服装が・・・変わっていたのだ。
「綺麗・・・。」
コーラルが着飾った夜架を見てそう呟いた。
まるでどこかの王族の様な服装に赤と白の着物、頭部には太陽の様な装飾を持つその風貌と薄化粧はまさに王女であった。
すると夜架は最地下層にあった祭壇に昇ると同時に周りに一緒に来た少女たちが楽器を持って構えていると・・・夜架が少女たちに向けてこう言った。
「それでは皆様・・・神楽舞を執り行います。」
そう言って舞を披露した。
「綺麗だ・・・。」
「これが・・・神楽舞か。」
ルクスとリーズシャルテがそう言って夜架の神楽舞を見惚れていた。
その動きの一つ一つが洗練されていて美しかった、夜架が持っているその鈴はシャランシャランと鳴らしながら舞を踊りその姿は正に東洋の
お姫様みたいな姿であった。
そして暫くすると・・・夜架はこう呟いた。
「これにて閉幕・・・神楽舞『光天剣舞』・・・奉納致しますわ。」
そう言うと同時に予め置いていたイグドラシルのグランフォース・コアが
突如として・・・光り輝いたのだ。
するとギガースそのものまでもが・・・揺れ始めたのだ。
「な・・・何が起きているんだ!」
「おいおいおい何だよこいつはよ!!」
ルクスとコーラルが互いにそう言っているとアイリがきゃっと言ってよろけると透流がそれを抱きしめて阻止したのだ。
暫くすると・・・クランリーゼがこう言った。
「ルインが・・・止まる。」
そう言ったと同時にルインが・・・止まったのだ。
「一体・・・何が起きたんだ?」
リーズシャルテがそう言うと・・・クランリーゼがこう言った。
「リーシャ様、貴方に言いたいことがあります。」
「・・・何だ?」
「・・・ルインのシステムが完全に停止しました、これによりルインの
内部にあったアビスの精製プラントは完全に停止しました。」
「・・・・・はああああああああああ!!」
それを聞いてリーズシャルテは目を大きく見開いて驚いているとコーラルがこう言った。
「ちょちょちょちょっと待ってよ!それってつまり・・・この遺跡は何時でも
調べれるって事・・・だよね?」
「そうなりますね、それもずっと。」
クランリーゼの言葉を聞いてコーラルは・・・大声でこう言った。
「そんなバカなーーー!」
そう言うしかなかったのであった。
そして・・その後へと。