「兄さんにしては賢明な判断ですね。」
「まあバレるよりかはマシだし。それに僕自身もそう言う理由で
入りたくないしね。」
ルクスは入団を拒否した後リーズシャルテはこう言った。
『まあお前としてはそう思うなら良いがだが未だ調査中だが例のアビスの1件で
戦力増強したいという意味ではお前が必要だったというのを忘れるなよ。』
あの時のリーズシャルテは少し落ち込んでいたがその後切り替えて今後の対策を
考えることにしたそうだ。
因みにルクスはアイリと一緒に喋っている中リーズシャルテが何かこちらに気づいて来たのだ。
又勧誘かとアイリはそう思っていた。
するとリーズシャルテはルクスにこう頼んだ。
「おおルクス。すまないが少し付き合え。」
「・・・は?」
「ほら早くするぞ!」
リーズシャルテの言葉にルクスは疑問を抱くとリーズシャルテはルクスの服を掴んでそのまま何処かへと去った。
「へっ?ちょっと待ってくださいリーシャ様!服が伸びるーー!!」
その後にルクスの言葉が残るように・・・。
それをアイリは見届けた後・・・ルクスに頼まれたマッサージを頼んだ
生徒の元にへと向かった。
そしてルクスとリーズシャルテは市街区へと向かった。
そしてルクスはリーズシャルテにいこう言った。
「・・・あのー、リーシャ様。これは一体?」
するとリーズシャルテはルクスにこう言った。
「ああここ最近機竜の開発とかで缶詰め状態だったから久しぶりに外に散歩しようと思っていたんだ。」
「は、はー・・・。」
その理由にルクスは頷くと更にこう続けた。
「だが私は3か月ぶりだから全然わからんのだ。」
「・・・3ヶ月って・・・。」
ルクスはリーズシャルテの呆れた熱意に何も言えなかった。
「同じ連中だとつまらんが!!お前がいるから何か面白い物でもあると思ってな。
そこでルクス依頼がある。」
「あ、はい!!」
ルクスは姿勢を正すとリーズシャルテはこう言った。
「今夕刻少し前だからその間に何かうまい物教えてくれ!!」
「・・・え~~~。」
何とも阿保らしい依頼であった。
暫く長考するとルクスはある事を思いついた。
「それじゃあ・・・広場のあそこが良いですね。」
「ん?」
数分後ルクスは城塞都市の屋台群に入るや否や多くの店長がルクスの
元にやってきた。
「おおルクスじゃねえか。おまえがいねえから売り上げあんま上がんなくてよ。」
「いや努力してくださいよ。店長。」
「ああそうだルクス!新商品の試食を頼みてええんだ。」
「それだったら・・・彼女にもお願いいたします。」
ルクスがそう言ったのでその目線を見ると・・・リーズシャルテがいた。
「「「「「・・・・お、お、王女様ーーーー!!!」」」」」
全員驚愕だったらしい。
因みに新商品は無料、人気商品は半額で手に入った。
リーズシャルテ「ルクスお前どれくらい知り合いがいるんだ?」
ルクス「ええと・・・ここの屋台全員と都市の職場は中流クラス全部ですかね。」
リーズシャルテ「・・・お前この王都を裏から支配できるんじゃね?」
ルクス「そんなことしませんよ!!」