それから2日後、学園で模擬試験に受かった60名の生徒及び合同で試験を
受けることになった男性武官数名と共に試験会場となるヴァンハイム公国へと向かった。
4日ほどの旅路の中ルクスは彼らに・・・食事を振舞っていた。
「はああい皆さん食事ですよ~~。」
ルクスがそう言って全員に振舞ったのは・・・カレーであった。
「いやなぜにって言うかどうしてこの世界でカレーライス!?」
何やら透が何か言っている様であるがまあ仕方ないだろ、何でこの世界にカレーライスがあるのかと言うと・・・これが理由だ。
「いやだってポータルあるから色んな国からの輸入物資が入って来てそん中に
カレーライスの材料になるスパイスが入ってたから作れたとしても
不思議じゃないでしょ?」
いやそれ普通じゃないからな、本当にと思っているのは恐らく作者も同じだろうと
思っている。
だがこの世界の殆どの住人からすれば初めて食べるものであることから恐る恐る
食べて・・・評判が良かった。
「うむ程よい辛さだな。」
「ああ!だが辛さだけじゃなく旨味もあるからスプーンが進むな!!」
「それにサラダもだがこのドレッシング・・・ピーナッツが入ってて触感が良いな。」
武官達がそう言うのを聞いてルクスは(* ̄▽ ̄)フフフッ♪と笑みを浮かべながらルーを
混ぜているとサニアが前に出てこう言った。
「ルクス様、交代しますのでお食事を。」
「いやあ良いよ、これ位は雑用の範疇だし。」
「それでしたら私もです、其れにルクス様は食事が未だでございましょう?ここは既に食べ終えた私がやっておきますからはいルクス様はお座りに!」
そう言ってサニアはルクスを座らせてカレーライスを注いではいと言ってルクスに
手渡してお玉を取って其の儘雑用を始めると傍で座っていたティルファーが
ルクスに向けてこう言った。
「ああルクッチ、これ美味しいねえ。私お代わりしちゃったよ。」
「そうなんだ、喜んでくれてよかったよ。明日はこのカレーを使って・・・チーズ入り焼きカレーって言う料理を最終日に作るから楽しみにしててね。」
「ええマジで!楽しみだなあ。」
そう言いながらティルファーはサラダを食べているとあははと言いながら
ルクスはカレーライスを食べながらアイリとノクトと共に食べている透を見ると
何やら透は野菜を見て・・・ほっとしている様子で食べているのでどうしたんですかと
アイリが聞くと透はこう答えた。
「ああ、俺の嫌いな野菜が無かったことにほっとしてしまって。」
「嫌いな野菜って何なんですか?」
「・・・パセリとなすです。」
「パセリと・・・なすは知りませんがパセリは主に添え物扱いですけど
まあ食べる人もいますけど食べない人もいますからあまり気にしないほうが
良いのでは?」
「いや親から食べ物を粗末にするなって教えられてましてそれで。」
「それは良い事です、私も親からそう言われましたから。」
ノクトがそう言いながら野菜を食しているのを見て透はそうですよねええと言いながら食べていた。
尚クランリーゼとラ・クルシュは王都の王城にてラフィ女王の下で待機している。
そして最終日、予定よりも速かったが航行は無事に終わり後は馬車に乗って
ヴァンハイム公国首都に向かっているとリーズシャルテがこう呟いた。
「全く面倒なものだな、毎度のことだが機竜を使えば直ぐなのに。」
「それは駄目よ、直ぐに辿り着くって言っても試験前に体力使い果たしたら本末転倒も良い所なのよ。私達やシヴァレスみたいに何時もって訳じゃないし同じように扱うなんて無理なのよ。」
「むう・・・。」
リーズシャルテはクルルシファーの言葉を聞いてそう呟きながら外を眺めている中
そう言えばとリーズシャルテはもう一台の馬車を見てクルルシファーに向けて
こう言った。
「ルクスの奴は確かあの幼馴染とセリスとサニアと一緒だったな。」
「ええそうよ、それが何か?」
「あいつ・・・あの天然娘とある意味もう一人の天然娘と従者・・・そう言えば夜架も一緒だったな。」
「行者の席だけどね。」
「あいつ・・・ある意味襲われるような場所にいるよな?」
止める奴もいないしと言うとそうねとクルルシファーはリーズシャルテに向けて
こう言った。
「まあその時はその時よ、彼だって男だもの。添え膳を放置するような事は
しないはずよ。」
「お前も薄情だな婚約者(偽)だろあいつ?」
「だからこそよ、これで婚約者問題が解消されるわ(黒い笑み)( ´艸`)。」
「お前もお前だな。」
リーズシャルテはそう呟きながらルクス達が乗っている馬車を見ていた。
「くー・・・くー・・・ルーちゃん。」
「ええと・・・フィーちゃん。」
ルクスは転寝しているフィルフィを見てええとと思っていた。
丁度ルクスの肘辺りにフィルフィの・・・巨乳がむにゅんと当たるのを見て
ルクスはドキマギしているとサニアはルクスを見て・・・こう言った。
「ルクス様、私は丁度これから夜架と行者の方に行きますので後はセリスだけですからしっぽりと跡継ぎ」
「するかこんな所で!」
「あああああ跡継ぎって私がルクスと!でででですが男の人のその・・・
あれを落ち着かせるためにはやはり私がその。」
「あんたはちょっと黙ってろいやマジで場が混乱するから!」
こんなカオスな状況でルクスは頭を悩ませていた。
次回は・・・ヴァンハイム公国に付きます。