「お前・・・精霊を使役しているようだな?」
グレイワースの言葉を聞いてルクスはああと呟いて・・・こう返した。
「もしかして・・・これですか?」
ルクスはそう言って右手の手袋を取って見せるとああこれねと言ってこう続けた。
「これルインって言う遺跡の・・・海を自由に航行することが出来る『アーク』って
場所で僕はあの・・・イセリアちゃんって言う精霊を」
「待て・・・イセリアだと・・・!?」
グレイワースのその名前を聞いて目を大きく見開くとグレイワースはルクスに
向けてこう続けた。
「その精霊の名は・・・イセリア・シーウオード・・・ではないのか・・・!」
「ええはい、確かに本人はそう言ってましたしそう言えばヘイブルグ共和国の応援に
来てたドラグニアだったかな?・・・彼女達もそう言ってましたね・・・
精霊王とかって。」
「そうか・・・となれば・・・既にその殆どの精霊王は解放されたという事か。」
それならばと言いながら座るとルクスはどうしたですかと聞くとグレイワースはルクスに向けてこう言った。
「九十九・A・ルクス、これから言う事は我々サイドから見ても間違いなく世界にとって混乱を招くのは確定だ。この話は内密で頼みたい。」
「・・・分かりました、聞きましょう。」
「ありがたい、では・・・話すぞ。」
グレイワースはルクスに向けて精霊サイドにとって劇薬になりかねん真実を語った。
「精霊龍・偽りの精霊王・元々僕達と精霊使いサイドとは繋がっていたけど・・・
誰かがその事を意識存在単位から忘れていたって・・・もしかして・・・!」
ルクスはまさかと思って・・・フギルの存在の事を思い出すがグレイワースはルクスに向けてこう続けた。
「無論まだ理論段階であるが・・・もしそうだとしたら私達は根から間違いを
起こしているという事になる、5大精霊王が全て偽りで元々6大精霊であり
世界の骨子その物が狂っている事、そして解放された恐らくは・・・
偽りの精霊王達の一人を貴様が持っているか・・・全く問題がここ迄立て続けで起きると気持ち悪くなりそうだな。」
グレイワースはルクスに向けてそう言いながら頭を悩ましている様な
感じになっているとさてとと言ってこう続けた。
「そいつは今召喚できるか?話がしたいのだが??」
「ああそれなんですがその・・・無理かもしれませんよ?」
「何だ?もしかして神威でのパスが繋がり切っていないのか??
ならばここに来ているのか???」
グレイワースはルクスに向けてそう聞くとルクスはええとですねと言って・・・
こう答えた。
「今・・・記憶喪失何ですよねえ。」
「・・・・は?」
「成程な、自分の名前と自身が精霊王であることは知っているが何故この世界に
来れたのかは謎と言う訳か。」
「ええ、ですので聞くのは無理があるんだと思います。」
「・・・分かった、貴様の事は・・・カミトに言おう。それとだがロッソベルに
ルギア王国と私の国の連中・・・オルデシア帝国の娘共にも伝えておこう、
それとだがお前の今の説明も奴らに言っておけ。内容次第では恐らく我々は・・・
同じ敵と戦う同士にもなれるかもしれない。」
「同士・・・ですか?」
一体何のとルクスがそう聞くとグレイワースはルクスに向けてこう答えた。
「偽りの精霊王、光の精霊王をもしかしたら討伐するという事になるやもしれん。」
「婆さん入るぞ・・・あれルクスさんじゃねえか?何でここにいるんだ??」
「やあカミト、君今迄何やってたの?」
ルクスがそう聞くとカミトはああなと言ってこう続けた。
「シラヌイの調律だよ、マギアルカからまあ色々と言われてたからな。それに自分でも出来るようにレオノーラともやってたんだが・・・何だよ婆さん、俺達だけじゃなくてロッソベルにルギア王国にも言わなければいけない事があってな。」
グレイワースがカミト達に向けてそう聞くとルクスを見てこう言った。
「それでは・・・始めろ。」
「はい・・・では。」
ルクスがそう言って立ち上がると・・・右手を翳してこう言った。
ーー儚くも慈しみを持ちし水の王!数多なる命の始まりを告げし女王よ!!
今ここに顕りてわが力となれ!?
そう言って現れたのは・・・イセリアであったがそれを見たフィオナが嘘でしょと
言ってこう続けた。
「あの神威・・・嘘でしょ何でここに・・・
・・・・・水の・・・精霊王がいるの・・・!」
『『『!?』』』
それを聞いてカミト達は賺さずに恭しくお辞儀するかのように片膝をつくと
ルクスはええと言ってこう呟いた。
「何・・・これ?」
「マジで偉い人だったんだねえ君?」
「はいそうですマスター、こう見えても私凄いんですよ?」
そう言いながらイセリアはえっへんと胸を張るのを見て微笑ましいなあと思っているがフィオナはびくびくとしながらイセリアに対してお菓子ですと言いながらマジで
接待しているのを見てマジなんだなあと思っているとさてとと言ってカミト達に
イセリアとの契約とかを話すとカミトはルクスに向けてこう言った。
「俺と同じように男の精霊使いがいるって初めて見たぜ。」
「まあ普通はなと思うけどさ・・・フギルも多分持っているよ精霊。」
「・・・となるとだが・・・アーカディアは元々精霊使いとしての素養を男女問わず持っているって事かよ・・・本当に分からねえな本当に。」
カミトはうがあと言いながら頭を掻いていた。
次回も多分同じ。