さてさて、カミトが言っていた色々とは・・・これである。
「な・・・何でこんな所に・・・ゴーレムがいるんだよおお!」
試験官の一人がそう言うと同時にブレスガンを出そうとすると・・・グライファーに
お姫様抱っこされているミルミエットがこう言った。
「はいは~い、今回の試験内容は一部を変えて同じですよお。内容はシンプルです、
現在の状態・・・つまりは武器無しでアビスと遭遇した際の逃走経路の
最短確保となりますがアビス役には精霊使いの方々のご協力の元行われますので
なるべく怪我の無いように宜しくお願いいたしますねえ。」
『『何だその鬼畜試験内容は!?』』
試験管だけではなくルクス達ですらそう言うとミルミエットは其れとですねと言って
こう続けた。
「行軍が上手くいかなかった際にはその生徒は脱落となります、試験管の場合は
そうですねえ・・・ああこれですね!減俸と降格となりますので真剣みを増して
頑張ってくださいねえ♪」
『『理不尽じゃねえか此畜生ーーーー!!』』
互いに悪魔かこいつはと思う中ルクスもうわあと思う中それとだなとカミトは
ルクスに向けて耳打ちしてこう続けた。
「精霊使いの中にはマジで危険な奴も混じってるし恐らくは地形にも
細工されてるはずだから気を付けろよ。」
「其れ今言うかな君?!」
ルクスは今更じゃねえのと言うとミルミエットはそれではと言って・・・全員に向けてこう言った。
「それでは皆様私はゴールで待っていますから夜まで帰ってきてくださいねえ遅れたらそれでも失格で試験管さんは解雇ですのでえ。」
『『オンぎゃああああああ!!』』
最悪だあと思いながらもミルミエットが立ち去って行くのを見てルクスは仕方ないと
思いながらセリスに向けてこう言った。
「セリス先輩、こうなったらこの変則型試験に合格するという以外に
選択肢はなさそうですね。それにこう言ったら何ですけどその・・・もしかしたら
精霊使いとの戦闘も想定したほうが良いと思いますね。」
「・・・そうですね、でしたらこの試験に合格致しましょう。」
そう言って試験が始まったがまあこれが・・・地獄である。
「きゃああああああ!」
「な、何で植物が俺達にぎゃああああああああああ!」
植物に絡みつかれたり。
「じ・・・地面から腕がうわあああああああああ!」
地面から精霊が現れたり・・・
「何だこの攻撃はってあちちちちちちち!」
「ちょ何なのこの風って雷ーーーー!!」
精霊魔法で色々と酷い目に遭っていた。
「うわあ・・・凄い事になってるよお・・・。」
ルクスはその光景を見て地獄絵図かなと思っていると・・・右手からイセリアが
現れるとイセリアがルクスに向けてこう言った。
「マスター、私が案内いたします。あのくらいの隠蔽魔法でしたら直ぐに
看破できます。」
「ええ・・・それって反則なんじゃあ」
「大丈夫でしょう?精霊を使うなとは言われていませんしそれに貴方は
私のマスター何ですからそう言うのは考えないで下さい。」
ええと・・・ルクスはマジかよと思いながらさてとと思って・・・試験を再開させた。
「マスター、あそこに風の精霊使いと土の精霊使いがいます。それとですがここ一帯は幾つもの神威で操作させてますよ。」
「本当に分かるんだねえ・・・怖いくらいに。」
ルクスはそう言いながら歩行を再開していると背後から声が聞こえた。
「あ、ルーちゃん。」
「ルクス、貴方もここ迄来ていたのですね。」
フィルフィとセリスが目の前に現れるとそれではと言ってこう続けた。
「もうすぐゴールだけど・・・あ、カー君だ。」
「・・・カー君って・・・俺?」
カミトが俺なのかと聞くとルクスはええとと言ってこう続けた。
「フィーちゃんってその・・・自分の関係者で他人となると
渾名を付ける癖があるんだよ。」
「そうなのか?」
「うん、ほらマギアルカさんってフィルフィにとって師匠だからねえ。」
関係者になってるんだよと言うと成程なと思いながら取りあえずこのまま進むかと
思っていると・・・カミトの背後でがさがさと音がしたので何だと思いながら
構えていると出てきたのは・・・レオノーラであった。
「何だお前か・・・敵かと思っちまったぜ。」
「何人を敵判定しているんですかって・・・まあ仕方ありませんね、この状況ですと。ああそれとデスがどうもこの状況はエリスとヴェルサリアさんが空から
監視していますよ?」
レオノーラがそう言って空を見ると他にも空から精霊が監視しているのが分かると
恐らくはフィオナが関係しているなと思っているとセリスが全員に向けてこう言った。
「ゴールはあと少しですね、後は此の儘向かえば」
終了ですとセリスが言いかけた瞬間に何処からか声が聞こえた。
「そうはいかないポン!」
「「「「「!」」」」」
それを聞いて全員が構えていると空から一体の精霊・・・いや・・・あいつが現れた。
「「「「・・・・・鍋?」」」」
セリス達がそう呟くがルクスは頭を?にしながらあれと見覚えあるなと
思っていると・・・黒い鍋から声が聞こえた。
「さあさあさあ遠からざる者は音で聞け!近くでいるなら目にも見よ!!」
そう言うと鍋から手足が現れると鍋が・・・鎧姿になるとあれとルクスはまさかと
思っているとその鍋から・・・狸顔が現れるとこう言った。
「あいや暫く!自分は生まれは日ノ本、使えていたのは喜楽様が家臣にして
今やミラ・バセットの片腕・・・あ・・・
『古狸 三太夫』ここに今参上ーーーー!!」
ポポンと言う音が聞こえると同時にそう名乗るのを見てルクスは・・・指さして
こう言った。
「何でいるのさポンターーーー!!」
「あれま、お久しぶりですなルクス殿。」
次回は・・・あれが出るかも。