「犯されたって・・・。」
ルクスはその言葉を聞いて最早何も言えなかった。
自身が分かる意味で「犯す」でしかも5年前は未だ少女だった
リーズシャルテにとっては言葉では語られない物であった。
「ああ文字通りのな。・・・地下牢に入って恐らくそう時間が経っていない
だろうな。一人の男が私の目の前に来ると私の着ていた服を破り捨てるや否や私の体を弄ってきたんだ。」
「「!!」
ルクスが嫌悪感を露わにするとリーズシャルテはこう続けた。
「どれくらいかしてな、私の心は嫌々だったのに体はそれとは反対に感じていたら
そいつは自分も脱ぐとそのまま私は・・・そいつの慰み者になったんだ。」
「・・・・。」
ルクスは黙ってしまったのだ。
もしアーカディア伯が自分達を信用してリーズシャルテを助けてほしいと言えば
すぐに行けたのにと言う後悔がにじみ出てきたのだ。
「最初は痛くて・・・苦しくて・・・怖かったのに・・・何度も行為を重ねるうちに私の心と体は完全に違う方向になってしまったんだ。」
「・・・・ぐっ。」
ルクスは顔を下に向けて後悔の念を抱いていてもリーズシャルテはさらに
こう続けた。
「奴が満足して去った後も監視していた奴等にも犯されて満足したと思って出ると寝ていた間にもそいつに犯されて正直体は休まらない状態が下手したら丸一日続いていた時もあったほどだ。」
そしてリーズシャルテはある事を口にした。
「そして等々私はそいつにこう言ってしまったんだ。」
「・・・何をです・・・。」
ルクスは絞り出すように声を出すとリーズシャルテはこう言った。
「『・・・もっとシテ。』と言ってしまったんだ。」
「!!!!」
その言葉はあまりにもひどい物だった。
12歳の少女は等々堕ちてしまったんだ。
・・・快楽と言う闇に・・・。
「それからと言う物奴の言う通りにあらゆることをしてしまってな。
そいつらが満足するという意味ではあらゆる事を覚えさせられて体中そいつらので汚されたよ。」
そしてリーズシャルテはこう続けた。
「暫くして革命が成功して解放されて知ったんだが父はクーデターの際に敵の攻撃で討ち死になり、母はその前に病死したが妹がいてな・・・私に良く懐いていたんだ。
クーデターが成功した暁に私ではなくあの子が新王国の王女になるはず
だったんだ。」
リーズシャルテは被っていた布を顔に覆うようにしてこう言った。
「でも・・・その妹もクーデターの時に殺されてな。・・・新王国女王になった叔母には子供がいなかったから私を養子に迎えたんだ。亡き父の忘れ形見にしてこの国の象徴としてな。・・・私のこの烙印の事を伏せてな。」
ルクスは初めてあったことを思い出した。
あの時他の女生徒達の前でもタオルを巻いて肌を隠していたのはその事実を他ならぬ旧帝国の王子である自分が見てしまったからこそあの決闘にまで発展したという事。
「だがそれだけではなく・・・私は新王国からも奪われたものがあったんだ。」
「新王国からモッテ・・・!!」
ルクスはリーズシャルテの更なる闇がある事に心が締め付けられるように
痛かったのだがリーズシャルテは構わずにこう言った。
「実はなルクス。・・・私はその時に・・・
・・・そいつらの子供を孕んでいたんだ。」
これセーフだよね?
続きは更に鬱になるかもよ。