それは数日前の事であった。
新王国王室、ルクスはラフィ女王からの命令でルクスは王室に入るとそこには既に
ラフィ女王が紅茶を嗜みながらベランダにいるのを見てルクスは何か御命令でしょうかと
聞くとラフィ女王がまあ先ずはと言ってルクスにクッキーを手渡すとではと食事を始めるとではとラフィ女王はある書簡を手渡すとこう言った。
「貴方には何れ御呼ばれがあるかもしれませんがユミル教国に行くことになるでしょう、もうじき巡礼祭がありますので。」
「巡礼祭・・・其れが自分とどういう関係が?」
ルクスがそう聞くとラフィ女王はこう答えた。
「あら?貴方確か留学生のクルルシファー・エインフォルクの許嫁候補では
ありませんか?」
「ぶふぉ!あああああれはですね」
「まあ若いですので幾人か若い燕を愛でる事に異存ありませんが程ほどにね。」
「何言ってるんですかラフィ女王!」
ルクスがそう言うがまあそれはそれと言ってこう続けた。
「その際に貴方は教皇猊下にこの書簡を渡して欲しいのよ、公には
七竜騎聖になった事からのご挨拶ですがその真の理由は・・・
・・・・・ブラックンド王国と共同で執り行われるコイル開発に対する共同開発拠点の提供についてです。」
「!」
それを聞いてルクスはマジかよと思っていた、コイル開発を確かにブラックンド王国と共同開発する事をリーズシャルテとシングレンとの内密的な取引があった事であるが
そこに何故ユミル教国が絡むのかとなるとラフィ女王からこの言葉が出た。
「元々我が国とブラックンド王国の共同開発ですが知っての通り
ユミル教国の環境は雪国である事から寒さが他国と違って強い物ですから其の為
下流市民は飲酒する事で寒さを紛らわしますがそのせいで寿命が他国よりも低いことから問題視されていますがコイル開発に土地提供に協力してくれれば実験施設からの
コイルエネルギーを使った発電をすることで自国民の経済を豊かに
出来るのではないかと言う教皇猊下の考えらしいので其の為に必要な土地の
最低条件場所と捻出させてくれる資金、武装とかをここに書かれております。
それを条件としてユミル教国にもコイルの恩恵に預けられることをお約束すると言う
名分が書かれていますので。」
絶対に差し出してくださいと言うと分かりましたとルクスはそう答えるとではと言って立ち去ろうとするとああそれとと言ってラフィ女王はルクスに向けてこう言った。
「オルデシア帝国にですがマルカファル王国からですが如何やらきな臭いと言う情報があるらしくそれについても頭の隅に入れておいてください。」
それを聞いて今度こそラフィ女王は以上ですと答えてルクスは其の儘
立ち去って行った。
その事を思い出していたルクスははあと溜息付きながら外を眺めていると馬車が
止まったのを確認するとルクスは外を見るとそこで目にしたのは・・・聖都の中でも
一際目立つ荘厳な雰囲気を醸している白亜の城がそこにあった、外観は派手ではないが
歴史を醸し出す意匠が凝らされた建物がそこにあった。
するとアルテリーゼがとある布包みを差し出すとこう言った。
「お嬢様、例の衣装です。神殿での作法を覚えておりますか?」
するとクルルシファーがこう答えた。
「こう見えて私はちゃんとした信徒のつもりよ、仮に実家に追い出されえたとしてもたった1年そこらで忘れてしまうほど私の記憶力は低くないわよ。」
「ちゃんとしたって・・・学校での猫かぶりはここで見についたわけか。」
「何か言ったかしらルクス君?」
「いいえ何もありませんよ~~~~~。」
ぴゅーぴゅーと口笛を吹いているとではとアルテリーゼはクルルシファーと
ルクスと共に神殿に入ると神殿の中には柱や天井に絵文字が彫られた内部は歴史と
ユミル教国の文化を感じていた。
建物を繋ぐ回廊には絨毯がしか細長く敷かれており辺りをランプが淡く照らしていた。
その独特な光景にほああああとルクスはそう呟いているとアルテリーゼは
クルルシファーとルクス似向けてこう言った。
「私が行けるところはここ迄ですのでそれでは皆様。」
それを聞いてクルルシファーはご苦労様とそう答えるとクルルシファーは
ルクスに向けてこう言った。
「ここをまっすぐ行くと待合室の席があるけれど暫くそこで待っててくれないかしら?なるべくそこから動かないで欲しいのよ。」
「まあ僕は構いませんけど何かあるのですか?」
ルクスがそう聞くとああそれねと言ってこう続けた。
「信徒が久しぶりに神殿に入る時には色々と手続きが面倒なのよ、
じゃあそう言う事だから。」
クルルシファーはそう言って微笑みながら立ち去るのを見てさてとと言って
ルクスは待合室に向かって行こうとすると・・・声が聞こえた。
「そこのお兄さん?何か悩み事ですか?」
「?」
何だろうと思ってルクスはぺたぺたと床を歩く音がしたので振り向くと
そこにいたのは・・・幼い小柄な体を覆う純白のローブ。
頭にも同色のヴェールを付けておりその下から見える笑顔が見えて・・・
ああとルクスはその少女に向けてこう言った。
「あれ君はメル・ギザルドかい?」
「あーあ、ばれちゃったか、お兄ちゃん鋭すぎだよ。」
そう言ってヴェールを脱いで見えたのは・・・メル・ギザルドであった。
次回は何故いるのか。