ごーん・・・ごーん・・・。
翌朝ルクスはエインフォルク家の別荘にて目を覚ました、荘厳な鐘の音がアビス襲来とは違う事を感じて何だろうと思っていると・・・あらとクルルシファーがやってくると
こう続けた。
「起きてたのね?朝食が出来ているから食堂に来なさい、身支度終わらせたら神殿に
出立するわよ。」
「分かりました、それじゃあ・・・着替えたいから出て行ってくれないかな?」
「良いじゃない?どうせ見た所で損しかなさそうだし。」
「あんた本当に性格が歪んでるないやマジで!」
クルルシファーの嘲笑いを含んだ笑みを見るとじゃあねえと言いながら出て行きルクスははあと・・・溜息付きながら着替えてからリビングに向かって行った。
そこにはパンを煮込んだ熱々のスープに燻製ベーコンを卵でとじたオムレツ、砕いた
チーズの掛ったサラダ、蜂蜜入りの紅茶を食した後に身支度を整えたのちに神殿前に
辿り着いた後に暖炉付きの小屋に入ると既にザインを中心とした神殿騎士団が
待機していた中でルクスとクルルシファーは暫く待機しているとクルルシファーは
ザインを見て・・・ルクスに向けてこう言った。
「私外を見てくるわ、何か時間が遅そうだから様子を見て来るわ。」
そう言って出て行くとそれを見たザインはルクスに向けてこう言った。
「・・・九十九・A・ルクス、貴公は何の目的でここに来たのだ?」
「?」
「聞けば貴公は新王国王女殿下の専属騎士でもあるようだが何故この国に来た?
同盟国に対して貸」
「あ、そう言うのはさらさらないって言うか僕の目的は嫁さんの巡礼祭をちゃんと
させてやりたいって言う理由なんで
(本当はこの婚姻問題を何とか解決させたいからねえ)。」
内心そう思いながらもルクスはザインに向けてそう答えるがザインは
納得いってないのであろうこう返した。
「解せぬな、たったそれだけの理由で態々他国に迄来るとは貴公は博愛主義者かそれとも我が家にそれ程の価値があると見越してか?」
「ああ・・・僕そう言うの全然考えてなかったし何よりも・・・
弟がそうだったんです。」
「弟?」
「ええ、何時も無鉄砲で後先考えず誰かが何かあれば直ぐに助けに行くと言う・・・『目の前で助けてと言うなら自分の全てを掛けて助ける』って言う・・・僕にとっては
妹のアイリと同じく守りたかった家族です。」
「守りたかった・・・死んだのか?」
「いえ?とある事情で分かれただけなんですけど・・・会いたいな・・・。」
ルクスは遊馬の事を思い出しているとザインはそうかとルクスを見た後にこう言った。
「一つ言っておくが・・・あの女の事情を知っても貴様はあいつを助けれるか?」
「・・・どういう意味ですか?」
ルクスがそう聞くとザインはそれはなと言おうとすると・・・背後から声が聞こえた。
「あまり他国の事情に迄干渉しないほうが良いわよお兄様。」
「「!」」
ルクスとザインは背後にいる・・・クルルシファーを見るとさてととザインは
ルクスに向けてこう言った。
「何を言っているクルルシファー?妹の婚約者ともなれば交流は大切であろ?」
そう言いながらもではと言って立ち去るザインを見てクルルシファーはルクスに向けてこう聞いた。
「それでだけど・・・ナニカ言ってきたお兄様?」
クルルシファーがそう聞くとルクスはまあ世間話ですよと答えるとそうと言うと
クルルシファーはルクスに向けてこう言った。
「そろそろ出発だそうよ?私達も外で待機していた方が良いだろうけど
これが終わったらあの油缶に向けて正式的にライセンス取りたいって話だから
暫くの間滞在が延びるかもしれないわよ?」
「・・・うええええええ。」
ルクスはそれを聞いて頭を抱えていると後それとねと言ってある服一式を手渡すと
ルクスに向けてこう言った。
「これ、神殿騎士団用の防寒具を持って来たから。この国は寒いからね。」
そう言うとルクスはクルルシファーに向けてありがとうございますと答えてルクスは
着替える事となった。
ルクスとクルルシファーは馬車に搭乗して巡礼祭の警護が始まった。
一日目は聖都周辺の数か所を見てこの日は日帰りとなった。
聖都南東の寂れた森の寺院に入るとそこには炎を模った羽を持った竜の銅像が
置かれた場所で礼拝しているとそう言えばとルクスは
クルルシファーに向けてこう聞いた。
「そう言えばだけどユミル教国の銅像って新王国・・・それと帝国でも
そうだったけれど何であの龍が銅像って何なんだろうって思ってるんだ。」
クルルシファーがそう聞くとあああれねと言ってこう続けた。
「あの龍は大昔の事なんだけどこの国に降り立った龍って話よ?この国は元々氷で
覆われた大地に人が住めるようにしたのはあの龍がここだけに温かい土地を与えて人々が住めるようにしたって話なんだけど・・・本当かどうかは定かじゃないけど
一つ伝承があるわ。」
「?」
ルクスは何だろうと思っていると・・・クルルシファーはこう言った。
『焔は何れ燃え盛りて真実は闇から照らされるであろう、我らから全てを奪いし
天使たちは6竜と2対の王と真なる神によって世界は真の開放を迎え偽りを謡し全てを
滅し去るであろう。』
「何か・・・最後らへんは物騒ですよねえ?」
「まあね、けど・・・これは私にとっては自分のルーツに繋がるんじゃないかって
思っているの。」
「?」
ルクスはクルルシファーの言葉を聞いてそうなんですかと思っているが・・・ある意味これが当たりになるとは誰も想像だにしなかった。
次は会話です。