最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 備えさせます。


敵襲に備えて

「な・・・何でセリス先輩がいるんですかっていや待ってサニアがいるって事は・・・

まさか夜架も?」

 「はい、現在夜架は外にて待機させております。今頃はラーメンを

食しているはずです。」

 それを聞いてマジかよと思いながらあれ今ここでラーメンって駄目じゃねと考えている中それでとルクスはサニアに向けてこう聞いた。

 「それでですけど・・・何でここに?竜声じゃ対応出来なかったの?」

 ルクスがそう聞くと・・・サニアがこう答えた。

 「申し訳ありませんルクス様、この度の急なご訪問についてですが・・・セリス補佐官が知っておられます。」

 ではと言ってセリスがルクスに向けてこう答えた。

 「この度の急な訪問についてなんですが・・・ユミル教国で危機が差し迫っていることを伝えにです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 聖都中心

 深々と振り始めた雪景色の中を一人の女性が立っていた、白のローブ・・・恐らくは

教皇猊下に近い人間であろうその女性の・・・耳元からザザザザと砂嵐の様な音が

聞こえると・・・声が聞こえた。

 『それで・・・大司教様は何て言ってんだい?まさか巡礼の途中でアビスが

襲ってきたからって理由で巡礼祭を取りやめるとか言ってないだろうね?』

 「そっちについては大丈夫です、心労を掛ける様な報告何てしてないわ。

あくまでも想定内での騒動として納めております。」

 『じゃああたしは構わないけどね?あたいもあの場で角笛を使って

最善を尽くしたつもりなんだけどねえ。」

 「負け惜しみですか?伝説の傭兵が情けないですね。」

 『・・・言ってくれるじゃないの?だけどあんたは戦争がどういうもんか知らないからそう言えるんだよ。』

 「まさか次からは本気出すとかそう言う・・・当たり前な事

言うのではないのでしょうね?」

 『バカ言うんじゃないよ、仕込みと情報から基づいた戦術を造る事で勝利を

手繰り寄せれるんだよ?馬鹿正直に攻めるだけが戦争じゃないんだよ。』

 やれやれと言う声の主・・・ドラッケンがそう言うとこう続けた。

 『明日も手はず通りに頼むよ?何やら新王国から人間が来たらしいけど・・・

七竜騎聖級の奴が巡礼祭回るのは勘弁してほしいねえ。』

 「そちらについては私が善処いたしますが・・・届きましたか?前払いの報酬は??」

 『ああ届いたよ、いやあ大金大金何せ大所帯なもんだからねえ。その代わり何だが・・置いておいたぜ例の奴、好きに使いな、』

 「然し宜しかったのですか?例の機竜のソードデバイスだけではなく」

 『なあに、アンタがこの仕事にうまく行けば・・・あんたが大司教の座を

手に入れられるんだ頑張りなよ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・オルフェル。』

 それを言ったのを最後に再びザザザザと音を残して・・・通信が切れると

司教・・・オルフェルは近くにあった包みを開くと目にしたのは・・・七色に光る

液体が入った注射器がそこにあった。

 「まだ気が抜けませんが・・・予定通りです、これで私の願いは確実に

成就されれば・・・我が神よどうかお見守りください。」

 オルフェルはそう言って・・・姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それで・・・何でいるのかしら残姉さん?」

  「かふ!」

 セリスがクルルシファーからの悪意・・・と言うよりも完全に毒舌を言うと

セリスは吐血するのを見るがまあ何時もの事ですからとサニアがそう言う中セリスは

こほんとルクスに向けてこう言った。

 「ではその・・・私達がここに来た理由ですが・・・それはお二人が

ユミル教国に行ってすぐの事です。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数日前

 「・・・まさか貴方が来るなんてね、何か御用かしらロロット君?」

 学園の地下にてレリィは少年アルマ・・・マギアルカの部下であるロロットに向けて

そう聞くとはいとロロットはある資料を見せたのだ。

 「これはユミル教国での資料かしら?」

 「はい、実は裏社会でのルートですがユミル教国にて竜匪賊の動きあると言う

情報が入りましたのでその事をお伝えに。」

 「・・・既にルクス君が向こうに行ってるからユミル教国は大丈夫だと」

 「・・・それが竜匪賊の3頭領にして実質的ボスであるドラッケンで

あったとしてもですか?」

 「竜匪賊の・・・ボス!」

 レリィはロロットからの言葉を聞いて目を大きく驚いていた、実質的なボスであると

するならば確実にユミル教国は危ないんじゃないかと思っている中更にこう続けた。

 「其れとですが向こうには精霊使い・・・それも暗殺に対応できる人間がいるとの

カミトからの報告もあれば・・・間違いなく厄介毎に該当されますね。」

 ロロットの言葉を聞いてこれは危ないなと考えたレリィは誰をユミル教国に

派遣させるべきかと思っていると・・・レリィが選んだのが

サニア・セリス・夜架であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして今に至る。

 「大司教に教皇猊下の誘拐って・・・マジかよと思っているルクスだがそれをサニアがこう続けた。

 「ルクス様、敵は精霊使いを既に潜んでいる可能性があります。そこでですが

ルクス様と夜架がそちらに、私とセリスがドラッケンを相手取り倒せれば御の字ですが

あくまでも計画破綻が目的ですのでそちらに集中させましょう。」

 「となると・・・私が教皇猊下を守る事に全力を持てばいいって事ね・・・竜匪賊には悪いけど私のストレス解消の相手になってもらうわよ~~♪」

 クルルシファーのその・・・嬉しそうな表情にルクスはうわあと思いながら・・・

作戦に備えようと考えていた。




 次回はメルから。
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