「うおりゃああああああああああ!」
メルの大声が戦場にてハイートを討伐している中何か可笑しいと思っていた。
「(前と同じ角笛を使ってアビスをこっちに向かわせる戦法・・・一体何を
考えてるのかしら今回の敵は?)」
そう言いながらあるハイートは火花を散らして炎で焼き殺し拘束で空を舞うガーゴイルは突風で叩きつけたところを砲撃。
最短最速でそれを成し遂げようとするその行動力は正に演舞の如く鮮やかに、
そして鬼神の如き戦いに多くの神殿騎士団は恐れ戦く中教皇ニアスはオルフェルに
向けてこう言った。
「うむ、流石はわが国の七竜騎聖だな。此度の巡礼の旅は危険をも伴う物であったが
殊勲はメルこそが相応しいであろうな。」
「過分なお褒めの言葉後衛に御座います教皇猊下、彼女もきっと喜ぶでございましょう。メル・ギザルド、降りて来なさい!」
オルフェルが空に向かって声を上げると丁度ワイバーンモードで最後のガーゴイルを
仕留めようとして・・・夜架によってそれが斬り落とされた。
「ちょっとあんた!私の獲物を奪わないでよね!!」
「あらあら、申し訳ありませんがこれも仕事ですので。それにしてもですが
よくもまあここ迄圧倒的に戦いましたわね。」
夜架がそう言って辺りを見回しているとオルフェルはメル・ギザルドに向けて
こう言った。
「アビスは既におられません、ココは平気でしょうがすみませんが貴方と・・・そちらにおられる新王国の人間も共にアル所に向かって貰えないでしょうか?」
「人使い荒いわね本当に。」
「私達迄駆り出させるとは、ですが私達は主様の部下でありますし
ここで教皇ニアスを守れとも命令されておりますからそれ以外のお方に命令される筋合いはございません。」
「我々はルクス様より指示を受けてここにおられます、それに貴方は国が違いますし
命令系統にも組み込まれておりませぬ。私達を動かすともなればそれ相応の理由を
述べて欲しい物です。」
夜架とサニアがオルフェルに向けてそう言うとそうですかと言って・・・オルフェルはある事を3人に向けて告げた。
「でしたら・・・竜匪賊と・・・この国の地下に眠る風の精霊龍の眷属の
ソードデバイスの情報で宜しいでしょうか。」
「「「!」」」
「この国も哀れなもんだねえ、あんな悪女を司教の座に据えてるなんてね。」
ドラッケンはホールの衛兵が既にいない事を確認して内部に入ろうとしていると・・・更に2人の人間が現れると・・・その白いローブを脱ぎ捨てたのだ。
「はあ・・・やっと脱げた~~。」
「ドラッケン、敵が来た時に備えて幾つか罠は仕掛けて置いたわ。毒や下級精霊を
使ってるから暫くは足止めできるはずだよ。」
「上出来さね、さてと・・・宝探しと励もうか。」
ドラッケンはそう言って目の前にいる・・・ミュアとリリィに向けてそう言った。
元々リリィはメルの暗殺を任せようかと思っていたがメルの実力があまりにも
強かったことから精霊込みでも厳しいと考えたドラッケンは作戦を一部変更させて
ホールの探索に加えさせたのだ。
そして其の為に信用を得させようとして一年ほど前からオルフェルと組んだのだ、
大司教を暗殺して教皇ニアスを人質として教国の持つドラグナイトと宝物を
交換として手に入れる事でそこから資金として更に自身の利益とさせる。
角笛と地震が持つ神装機龍『アスプ』が持つ音を自在に作り操る事で角笛の範囲を
広げさせて尚且つその範囲を絞り込ませて範囲を狭む事も可能と言う戦場において
最も強い力だと自負しているのだ。
そしてそれを使ってオルフェル個人に対しての通信も竜声を使わずに行えれるのだ。
「さてと・・・さあルインを荒らして荒らして稼ぎまくるよ!」
「「おおおおおおお!」」
そして動こうとして・・・
・・・・・声が聞こえた。
「成程、オルフェル様はこれを予知したうえで私たちまで寄越したのですね。」
「「「!」」」
それを聞いて三人がその声が聞こえた方向に向かうとそこで目にしたのは・・・
オルフェルとメル、夜架とサニアがそこにいたのだ。
「があああああああ!」
直後1機のワイバーンが堕とされたのを聞いてそれが自分の部下であることを知って
何でとそこでさらに目にしたのは・・・神殿騎士団であった。
「あんた・・・裏切ったのかい?」
「ええ、元々貴方達は信用していませんでしたし何よりも・・・此方にとって
国宝と呼ばれるソードデバイスを何故貴方方が知っているのかです。」
答えてもらいますかと言ってオルフェルが前に出ると・・・へへへとドラッケンは
攻撃しようとして・・・ルクスが蹴ってきたのだ。
「はいはいはいはい失礼~~。」
「ごは!」
手前と言って出てきた瞬間にルクスを見つけるとミュアとリリィも身構えた瞬間に・・リリィから声が聞こえた。
~~うおおおおい・・・手前がいるとはなあ・・・ルクスーー!!
そう言ったと同時にリリィの目の前で魔法陣が現れて其処から出てきた
巨大な樹木がその姿を見せた瞬間に・・・その巨大な口を開かせるとその数字・・・
96を見てルクスはまさかと言うと・・・ルクスはこう答えた。
「まさかお前は・・・№96!」
~~おおよ!手前に会えるとは思わなかったぜ~~
嘗ての持ち主さんよーー!!
次回は戦闘。