「主様・・・お勝になったようですわね。」
「ああ・・・ルクス様よくやりました・・・!」
夜架とサニアが互いにルクスを褒めていると・・・へえとドラッケンはその戦いを見て
こう言った。
「へえこいつは全くどうして・・・面白い事になったじゃないさね。」
そう言いながらドラッケンが身構えていると・・・ミュアはリリィに近づくと
こう言った。
「リリィ・・・大丈夫なの?」
「ああ・・・神威を通じてこいつのダメージが来たが・・・おい
ブラック・ティターニア、お前は大丈夫か?」
『・・・ああ・・・糞が前の事思い出しちまったぜ。』
ブラック・ミストがそう言ってリリィの中に戻ろうとする中でルクスに向けて
こう言った。
『ルクス!手前は必ず俺がぶっ飛ばす!!良いか手前は俺が必ずだ?!
覚えとけーー!!』
そう言って其の儘リリィの中に戻って行った。
「それじゃあ・・・竜匪賊のドラッケン、お前を拘束させて貰うよ。」
ルクスがそう言ってドラッケンに近づこうとすると・・・ドラッケンはニヤリと笑ってこう言った。
「それじゃあ・・・あたしらはこれで失敬させて貰うぜ!」
ドラッケンがそう言ったと同時に・・・竜声から音声が流れた。
『こち・・・ザイ・・・応答・・・ルく・・・!』
「その声・・・まさかザインさん!?」
『ルクス・アーカディアか!?こちら神殿だが謎の敵によって部隊が壊滅的打撃!奴はアルファス教国だと言って!!・・・裏切り者が続出してこちらは同士討ちだ!
奴は教皇猊下を人質にして最下層に向かっている?!』
「最下層・・・貴方まさかあれを目覚めさせるために!」
オルフェルがそう言ったと同時に懐から・・・短刀型のソードデバイスを
抜こうとするとドラッケンはへへへと笑って・・・こう続けた。
「あたしらの間での取引何てどうせ騙すか騙されるかの問題だろ?あたしが欲しいのはあんたらユミル教国が保有するソードデバイス・・・
・・・・・嘗て聖女を愛した魔王の側近の6人の騎士が保有した
ソードデバイスをね。」
「!・・・貴方・・・何処でそれを・・・!」
「あたしらはアルファスから来てるからねえ・・・魔王が残した書物を
あの女王様は集め抜いてたんだからね。」
まあそれでも僅かなんだけどねと言う中でオルフェルは貴方はと言う中で・・・メルはオルフェルに向けてこう聞いた。
「ねえオルフェル・・・今のって何・・・取引って・・・どうして・・・竜匪賊と・・
・・・・・ねえ教えてよ・・・教えなさいよオルフェル!」
メルがオルフェルに向けてそう言うと・・・ドラッケンがこう答えた。
「ああそうだねえ、そいつはあたしらと取引したんだよ、そいつの持っている
ソードデバイスと『エリクシル』が付いた短剣と引き換えにこのホールの情報と
アンタらが後生大事に持っていた・・・・『試作型精霊機竜ソードデバイス』をね。」
「『精霊機竜ソードデバイス』・・・何だそれは?」
ルクスがそう聞くとふふふとドラッケンはルクス達二向けて・・・こう言った。
「そう言うのは自分で探すもんさね・・・そんじゃあ・・・失敬させて貰うよ
ミュア!」
「はいは~~い。」
ミュアがそう言ったと同時に獏の様な精霊が現れると同時にその鼻から・・・
ぬるっとした鼻水が大量に出てきてルクス達目がけて襲いかかってきたのだ。
「「ぎゃああああああああああああ!」」
「「きゃあああああああああああああ!」」
「あらあら、これは嫌ですわねえ。」
ルクスとサニア、メルとオルフェル、そして夜架が・・・と言うか夜架以外の全員が
悲鳴を上げる中全員がドラッケンから離れるとドラッケンはハハハハハと高笑いして
メルに向けてこう言った。
「ああそうだメルの嬢ちゃんこれだけは覚えておきな!」
「!」
「オルフェルがアンタに気に掛けるのはね・・・
・・・・・そいつがアンタの本当の『母親』だからさね!」
「・・・・え?」
オルフェルが・・・自分の母親だととメルは何をと言っている中オルフェルは
ドラッケンに向けてこう言った。
「貴方・・・一体何処でそれを!?」
「当たり前だろうが?あたしは取引相手についてはちゃんと調べる質でね、まさか
ギザルドの当主がアンタみたいな教会の人間と恋して出来たんだからねえ。」
「・・・・」
「だが世間体もあるしギザルドの家事情もあってあんたは未だ物心がつかないうちに
ギザルド家に引き取られた、そんであの厄災の日・・・
あたしらが起こした騒ぎであんたの家族が死んじまったんだもんねえ。」
「今アンタ・・・何て・・・・」
「聞こえてなかったかい?あの厄災はあたしらが人為的に引き起こしたのさね、
ホールの遺跡調査にはあいつらアビスが邪魔だったからねえ。只あの時は
あたしの機竜の力で何とかなったが一年前のあの事件は角笛の性能実験で
あたしらがやったんだけどまあどっちもうまく行ったから良かったもんさね。」
「ドラッケン・・・お前は今迄何人そうやって人を殺めたんだ!」
ルクスがそう言ってエヴォリューション・ワイバーンを抜いて纏うとドラッケンは
さあねと言ってこう続けた。
「あたし等もおまんまの為にやっていた事だし殺した奴の数何て覚えてないさね、まあ分かる事って言うんなら・・・其れで死んだのがそいつらの運命だって事で
諦める事さね。」
「貴様ーー!!」
オルフェルが大声でそう言うと共にソードデバイスを抜いてパスコードを唱えた。
「『悪夢に魘されし絶望よ!今起き上がりて全てを喰らいつくせ
『ナイトメア・シャーク』!』」
オルフェルがそう言ったと同時にその背後から出てきたのは1機の・・・
青と白の機竜であった。
「コネクト・オン。」
そう言ってオルフェルの周りに集まりそして・・・その姿が露となった。
両腕に付けられた一対のブレード
機体の形状からワイアーム系統で脚部にホイールが付いていた。
そして何よりも背面部にあるのは翼のように見えるがよく見ればジャイロの様な物体が見えた。
するとオルフェルはドラッケンに向けてこう言った。
「・・・殺す・・・・!」
オルフェルはそう言った瞬間にホイールを最大にしてドラッケン目がけてブレードを
振り下ろそうとすると獏から出てきた鼻水がオルフェル目掛けて襲いかかると
其処から・・・メルがそれを守るようにして鼻水を蒸発させたのだ。
「メル!」
「話はあとでゆっくりと聞くわ、だから・・・先ずそいつらを叩きのめしなさい!」
「・・・・ええ、その通りヨ!」
オルフェルはそう言ってブレードをドラッケン目がけて振り下ろすがそれに対して
ドラッケンは・・・避ける迄もないねと言ってブレードを出して受け止めた。
機竜の部分展開は難しく扱いにも厳しい特訓を擁する事からこの時点でドラッケンが
どれほど優秀なのかが見てとれる中ドラッケンははんと鼻息荒してこう言った。
「おいおい酷いじゃないさね?折角家族との感動の再開って展開にさせたってのに。」
「貴方が・・・貴方がギザルド家を・・・あの人を・・・・メルの幸せをーー!!」
「はん!其の為に子供を離すったあ最低な親だねえ、まあ教会と騎士との間の
子供だなんてスキャンダルだから仕方ないだろうねどねえ!」
ドラッケンはそう言いながら攻勢に転じてオルフェルは糞と思いながら戦っていると
ルクスも向かおうとした瞬間に目の前に巨大な木が出てきたのだ。
『おっと!手前はここで行き止まりだぜ!!」
ブラック・ミストがそう言うのを聞いてルクスはいい加減にしやがれと言って
木を壊そうとした瞬間に・・・ブラック・ミストの背後から巨大な光が木を
焼き消したのだ。
『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおお!』
「お生憎ですが貴方の相手は私でしてよ?」
夜架がそう言うのを聞いてリリィは貴様と言って夜架目がけて戦闘を始めるとサニアがルクスの前に現れてこう言った。
「ルクス様!彼女をどう致しますか?」
サニアがルクスに向けてオルフェルに対してどうするかと聞くとルクスは
決まっていると言ってこう続けた。
「彼女を助ける、そしてメルとの間の互いの因縁をここで終わらせる。」
次回は参戦。